パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社
パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(社長:脇 治)は、株式会社NTTドコモやKDDI株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社などの国内通信事業者向け自動車・携帯電話端末の納入累計1億台という記録を3月末に達成しました。これは国内市場における自動車・携帯電話端末メーカーとしては初めてのことです。1979年9月に松下通信工業(株)(当時)として、日本電信電話公社(当時)へ800MHz帯自動車電話「TZ-801」の納入を開始して以来、約29年間での達成となります。過去、1997年6月に1,000万台を、2001年3月に5,000万台の納入を実現しています。
1号機の「TZ-801」は、容積約6,600cc、質量約7kgで、1979年12月の自動車電話サービス開始に先駆けて100台を納入した実績があります。その後、1985年には自動車内でワンタッチに着脱でき、肩に下げて携行できるショルダーホン1号機「TZ-802A」を納入しました。
1987年には初の携帯電話端末「TZ-802B」を、さらに1991年には世界最小・最軽量(当時)の携帯電話「ムーバ®P」を納入し、携帯電話サービスの拡大に貢献しました。また、1996年に納入したデジタル携帯電話「ムーバP201 HYPER」は、世界で初めて100gを切った携帯電話で、超小型・軽量と操作性の良さが相まって、大ヒットとなりました。
1999年にはiモード®、2004年にはおサイフケータイ®サービス、そして2006年にはワンセグ放送対応の端末を、各サービスの開始と共に納入し、常にお客様からご支持いただける話題性のある商品の開発・提供に努めてきました。
今回の記念すべき1億台目の機種は、VIERAケータイTM1号機のNTTドコモ向け「FOMA® P905i」で、パナソニックの薄型大画面テレビ「VIERA」で培った高画質技術と、縦にも横にも開くWオープンスタイルTMに高い評価をいただいています。
<ご参考>
国内携帯電話市場の変遷と当社代表機種
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業界の動き |
当社の代表的商品 |
1979 |
自動車電話サービス開始 |
日本電信電話公社向け
自動車電話
「TZ-801」 |
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1985 |
NTT発足・通信自由化 |
ショルダーホン
「TZ-802A」 |
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1987 |
携帯電話サービス開始 |
NTT向け携帯電話1号機
「TZ-802B」 |
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1991 |
ムーバサービス開始 |
当時世界最小・最軽量の携帯電話
(220g、142cc)
「ムーバP」 |
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1994 |
端末販売自由化
(=端末売り切り制) |
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1996 |
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世界初100gを切った携帯電話
(93g)
「デジタル・ムーバ P201 HYPER」
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1999 |
iモードサービス開始 |
iモード対応
「デジタル・ムーバ P501 HYPER」
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2001 |
第3世代携帯電話サービス
FOMA開始 |
第3世代携帯電話
「FOMA P2101V」 |
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2002 |
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世界最薄※
ワンプッシュオープンTM 初搭載
「ムーバ P504i」 |
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※折りたたみタイプとして |
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2004 |
おサイフケータイ
サービス開始 |
おサイフケータイ対応
「ムーバ P506iC」 |
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2006 |
ワンセグ放送開始 |
ワンセグ対応
「FOMA P901iTV」 |
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2007 |
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VIERAケータイ
「FOMA P905i」 |
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「ムーバ」「FOMA」「iモード」「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。 |
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「VIERA」「VIERAケータイ」「Wオープンスタイル」「ワンプッシュオープン」は、松下電器産業株式会社の商標または登録商標です。 |
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その他、本文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
以上