屋内施設向けスピーカー WS-LA200シリーズを発売

(WS-LA200 データ容量：75KB)

松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社（代表者　遠山敬史）は、音響システム「RAMSA（ラムサ）シリーズ^※1」から、屋内施設向けスピーカーWS-LA200シリーズを2008年3月18日に発売します。

体育館、講堂、会議室、宴会場などの大・中規模施設では、反響を抑制しながら必要エリアを的確にカバーする明瞭で均一な拡声が求められます。WS-LA200シリーズは、垂直方向の音の拡がりがほとんどなく、音の距離減衰が少ない「アレイ方式」を採用しました。
さらに、オリンピックや国際博覧会でも実績がある大型アレイスピーカーのノウハウを継承し、「弓形エンクロージャー」を新開発。難しいと言われてきたアレイスピーカーの設置や角度調整の簡易化を実現しています。
またアレイ方式の特長として、拡声エリアが定まるので、不快なハウリングの抑制も行いやすくなります。

【主な特長】

1. アレイ方式採用で拡声明瞭度が向上
2. 新開発ユニットを用いた2Way方式で、スピーチから音楽再生まで対応
3. 優れた施工性を実現した、高耐久性の防球タイプ

【お問合せ先】

松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社
＜報道関係者様＞
  セキュリティ本部 広報宣伝チーム 蒔田  電話045-540-5677
＜お客様＞
  お客様ご相談センター                  電話0120-878-410
                                        （受付：9時〜18時＜土・日・祝日除く＞）
 [RAMSAホームページURL] http://panasonic.biz/it/ramsa/

※1	シリーズ：RAMSA（ラムサ）シリーズは、松下電器グループの音響設備機器ラインナップの呼称です。

【特長の解説】

1. アレイ方式採用で拡声明瞭度が向上

WS-LA200シリーズは、複数個のスピーカーを縦方向に近接配置し、線状音源として動作させる「アレイ方式」を採用しています。線状音源は音が垂直方向にほとんど拡散しないため、天井方向からの反射が少なく明瞭な拡声を実現。また距離による音の減衰が少ないので、会場の前方と後方の音量差が少なく、均一な拡声が可能です。
さらにWS-LA200シリーズは、難しいとされるアレイスピーカーの配置や角度調整を解決するため、オリンピックや国際博覧会などで実績のある大型アレイスピーカーのノウハウを継承した「弓形エンクロージャー」を採用。設置場所が高くても床側の聴衆方向に拡声エリアが向くように設置できます。

■ 音圧分布図（1 kHz）

アレイ方式（線状音源） 垂直方向の音の反射が少なく、明瞭度が向上。

従来方式（点音源） 垂直方向の音の反射があり、残響が多いため明瞭度が低い。

2. 新開発ユニットを用いた2Way方式で、スピーチから音楽再生まで対応

WS-LA200シリーズは、新開発の低音用スピーカー（12 cmウーハー）と高音用スピーカー（3.1 cmツィーター）を採用した2Way方式（WS-LA232：低音用スピーカー×8、高音用スピーカー×32／WS-LA208：低音用スピーカー×2、高音用スピーカー×8）。
アレイ方式による明瞭なスピーチ拡声に加え、音楽再生にも対応。様々な施設で使用できます。

3. 優れた施工性を実現した、高耐久性の防球タイプ

WS-LA232は壁面設置がしやすい取付金具を同梱。壁面に取り付けた金具に前面からスピーカーを掛ける構造なので、取り付けが容易です。
またWS-LA208は同梱金具による壁面取付に加えて、別売の天井取付金具WS-Q138-B、WS-Q139-Bによる取り付け、別売のスタンドW2-SS150、W2-SS200による取り付けなど多彩な設置が可能。会議室や宴会場などに導入しやすくなっています。
さらにWS-LA200シリーズは両機種とも、ボールなどの衝撃からスピーカーを保護する高耐久性設計になっており、体育館などの施設にも安心して導入できます。
施工性の向上により、安全で確実な取り付けを実現します。

■定格