松下電器産業株式会社
松下電工株式会社
松下電器産業株式会社と松下電工株式会社は、2005年6月から2007年1月に製造した松下電工製マッサージ椅子の一部機種に対しまして、事故防止のための市場対応を行います。
当該機種において、機器内部のモーター電源線がまれに断線し、そのままお使いいただくと、発煙・発火に至る可能性があることがわかりました。
事故防止のために社告を行い、無料で点検・処置を実施させていただきます。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、点検・処置終了まで、ご使用を中止していただきたく、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
1.対象機種および台数
品番 | 対象製造期間 | 対象台数 |
---|---|---|
EP3510 | 2005年6月〜2006年12月 | 48,805 |
EP3515 | 2005年6月〜2006年12月 | 9,946 |
EP3010※ | 2006年6月〜2007年1月 | 5,744 |
EP30101 | 2006年7月〜2007年1月 | 76 |
EP30002 | 2006年11月〜2007年1月 | 3,449 |
EP30001 | 2006年12月〜2007年1月 | 742 |
合計 | 68,762 |
※EP3010は、オットマン(脚用マッサージ器)とのセット品番のため、本体品番はEP30101と表記されています。
2.社告に至る経緯
(1) | 2006年12月22日に宮城県でお客様体験用のマッサージ椅子EP3510の一部が焼損、その原因は不明との情報が同日あり、2007年1月15日に所轄消防署立会いのもと、現品確認を行なった結果、マッサージ椅子背部の焼損が大きく、特にタタキモーターの電源線に溶融痕が認められました。 |
(2) | 1月14日に神奈川県で、同一機種のマッサージ椅子が一部焼損したとの報告を1月15日に受け、現品確認を行なった結果、12月22日の焼損と同様の現象を確認しました。 |
3.原因の推定
(1) | これら2件の事故を詳細に解析したところ、タタキモーターの電源線に繰り返し屈曲による応力が加わることにより、まれに断線が発生、断線後の繰り返し使用により火花が発生し、事故に至ることが判明しました。 |
4.対象機種の特定
(1) | 今回事故に至ったEP3510の問題箇所と同一構造を有し、タタキモーターの電源線に繰り返し屈曲による応力が加わり、断線にいたる可能性のある機種を対象としました。 |
5.お客様への対応
(1) | 対象製品をお使いのお客様には、弊社サービス部門が無料で点検・処置をいたします。 |
(2) | 1月31日(水)夕刊および2月1日(木)朝刊の新聞紙上で、『謹告』を行います。 |
(3) | 以下のホームページでもお知らせいたします。(1月31日午前11時) http://panasonic.co.jp/info/(松下電器産業株式会社) http://www.mew.co.jp/info/(松下電工株式会社) |
(4) | 1月31日から、フリーダイヤルにてお問い合わせをお受けいたします。 フリーダイヤル0120−274−081(受付:土、日、祝日を含む24時間) |
以上