2024年11月21日
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パナソニック株式会社エレクトリックワークス社は、マンション管理会社向けに業務の効率化・省人化を目的とした管理IoT化サービス「モバカン」を2022年10月より首都圏エリアを対象に提供開始、来年度以降、順次サービスエリアを拡大します。物件別ダッシュボード(管理画面)と、各住戸に設置されているインターホンや管理会社のモバイル端末、スマートキーボックスを連携させることで、管理業務を効率化します。
昨今のマンション管理業界では、業務負担の重さや人件費の上昇により、管理員や物件を担当する管理会社のフロントマンの不足が常態化し、適切なマンション管理を長期に渡り維持していくことが難しくなっています。
管理員や管理会社のフロントマンは、住民向けの連絡やメンテナンス業者への鍵の受け渡しなど、現場対応が必要な業務が多数あり、今後は生産性を高め、少ない労働力でサービスの質を維持・向上させることが、管理業界共通の課題となっています。
今回提供を開始するマンション管理IoT化サービス「モバカン」 は、各住戸に設置されているインターホンや管理会社のモバイル端末を連携。住民へのお知らせ配信や共用施設の利用申請受付、メンテナンス業者への鍵受け渡しなどの業務を遠隔対応できるなど効率化をサポート、現場対応の負荷を軽減します。また住民はいつでも配信情報を閲覧したり利用申請などができるので、利便性が向上します。
当社は「モバカン」のサービス提供を通じて、管理業務を効率化、管理コストを削減、利便性の高い暮らしを実現し、マンションの資産価値向上に貢献します。
なお、本サービスはマンションEXPO(6月16~17日・東京ビッグサイト 東7ホール 小間番号2-11)に出展します。
エレクトリックワークス社 エナジーシステム事業部 くらし空間イノベーションセンター
電話:06-6908-1131(代表 受付 9:00~17:30)
現在、管理会社のフロントマンと、住民やメンテナンス業者などとのコミュニケーションは「電話・FAX・郵送」などアナログな手法がメインですが、モバカンではダッシュボード(管理画面)を使って遠隔管理が可能。フロントマンも在宅勤務などフレキシブルな働き方が選択できます。
メンテナンス業者がマンションを訪問する際は、管理員や管理会社のフロントマンが管理する鍵を現場で受け渡ししています。モバカンでは、共用部にスマートキーボックス(クマヒラ社製)を設置し、鍵の管理を無人化。メンテナンス業者だけが知ることのできる暗証番号により鍵の貸し出し・返却ができるようになります。また、エントランスも専用の暗証番号を入力することで解錠することができます。
住民は各住戸に設置されたインターホンを使って、いつでも管理組合の議事録や掲示物を確認できます。また、ゲストルームなどの共用施設をインターホンから予約可能。鍵が必要な共用施設でも、スマートキーボックスから住民自身で鍵の持ち出しや返却ができるので、管理員がいない時間帯にも施設の利用が可能です。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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