2024年11月19日
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パナソニック株式会社は、世界で初めて※16K24p(縦横比3:2)、5.9K30p(同16:9)、10 bit Cinema4K※2/4K 60p動画記録に対応したフルサイズイメージセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ「LUMIX S1H」を開発しました。シネマクオリティの動画性能とミラーレス一眼カメラならではの優れた機動性を有する本開発品を、今秋を目処に製品化し、グローバル市場に導入予定です。
当社は、1990年代からデジタルシネマの映像記録技術の開発に取り組み、24pや可変フレームレートによるスローモーション記録、広ダイナミックレンジで広色域のV―Log/V―Gamutなど映画独特の映像表現を可能とする革新的な技術を生み出してきました。四半世紀にわたり、構想段階から映像制作者と連携しながら業務用のシネマカメラを開発することで、プロフェッショナルな動画性能に磨きをかけています。さらに、デジタルカメラブランド「LUMIX」では、2009年に世界初※3のフルハイビジョンAVCHD動画記録対応ミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH1」を発売し、2014年には世界初※4の4K動画記録対応ミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH4」を商品化。2017年に発売したミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH5」では、シネマカメラの開発で蓄積した技術やノウハウを投入することで、世界初※5の4K60pや4:2:2 10 bit 4K30p動画記録に対応し、卓越した動画性能とミラーレス一眼カメラならではの優れた機動性が映像制作のプロフェッショナルから高い支持を得て、シネマ作品制作にも活用されています。
「LUMIX S1H」は、業務用シネマカメラの開発で培った知見と技術を、今年3月から展開を開始したフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S」シリーズに応用して開発したもので、当社が強みとする信号処理技術と熱処理技術により、圧倒的な機動性を誇るミラーレス一眼カメラにプロフェッショナル動画性能を凝縮。映画制作のニーズに応える画質や性能を実現するとともに、撮影機材の重さや大きさによる制約を軽減し、新たなアングルやスタイルで撮影できるなど、映像表現の可能性を広げます。
開発品「LUMIX S1H」の主な特長は以下の通りです。
フルサイズイメージセンサーの有効画素を最大限に活用することで、デジタルカメラとして世界で初めて※16K24p(縦横比3:2)や5.9K30p(同16:9)動画記録を実現。また、フルサイズのレンズ交換式デジタルカメラとして世界で初めて※110 bit Cinema4K※2/4K 60pに対応するとともに、縦横比4:3のアナモフィック撮影も含めて、1台で多様なフォーマットでの撮影が可能です。豊富な映像情報を基に、より高画質な4K動画の制作や、4K動画の切り出し編集など、プロが求めるハイクオリティな映像制作を実現します。
当社のデジタルシネマ用4Kカメラ/レコーダー「VARICAM」と同水準の広ダイナミックレンジで広色域の14+ストップV―Log/V―Gamutに対応。暗部からハイライト部分まできめ細かに描写し、制作者の意図に忠実な色再現や豊かな肌の質感を表現します。さらに、V―Logを搭載する「VARICAM」シリーズやV―Log Lに対応したミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH5/GH5S」などで記録した映像と組み合わせて、一貫した絵作りでの映像編集を容易に行うことができます。
搭載する全ての動画記録モードで、動作保証温度において時間無制限※6の撮影が可能で、途中で中断することなく撮影に集中できます。
フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S」シリーズでは、今年3月に発売した高解像写真の撮影に適した「LUMIX S1R」と高品位画質の静止画・動画が撮影可能なハイブリッドモデル「LUMIX S1」に、今回開発の本格的な映画撮影に使用可能な「LUMIX S1H」を加えてラインアップを拡充し、世界中のプロフェッショナルの感性に応え、デジタル時代の新たな写真・映像文化の創造に挑戦していきます。
なお、本リリース記載の開発品は、「Cine Gear EXPO 2019」※7に参考出展します。
パナソニック株式会社 ブランドコミュニケーション本部 広報部
TEL:06-6908-0447(大阪)/ 03-3574-5661(東京)
以上
記事の内容は発表時のものです。
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