【特長】
1. 明部の表現力が進化した「ヘキサクロマドライブ プラス」
(1)シーンの明るさに応じて動的に補正量を変化させる「ダイナミック 3D-LUT(ルックアップテーブル)」搭載
●明るいシーンでの色/階調表現が大幅に進化
ヘキサクロマドライブの心臓部である3次元カラーマネジメント回路は「ダイナミック 3D-LUT(ルックアップテーブル)」へ進化を遂げました。有機ELが得意とする暗部の表現力だけでなく、シーンの明るさに応じて動的に補正量を変化させることにより、明るい映像でも階調や色を忠実に再現できます。
●黒の中の黒を描き切る。暗部の表現力も更に進化
「ダイナミック 3D-LUT」は補正ポイントを従来モデル(EZシリーズ)比約1.6倍に。暗部の補正ポイント数を重点的に増やすことで、暗部の階調や色の再現性を更に高めています。
(2)当社独自の有機ELパネル制御の進化により、画面の明るさアップ
映像エンジンで美しく映像処理した映像をそのまま美しくテレビの画面に描き切るには、画素単位で自発光する有機ELパネルを最適に制御する必要があります。当社はプラズマテレビで培った自発光パネルの制御技術を有機ELパネルの制御にも注ぎ込み、当社ならではの高画質な有機ELテレビを実現しました。
本シリーズでは独自のパネル制御に更に磨きをかけ、従来有機ELが得意とする暗いシーンでの光の輝きに加えて、明るいシーンでの明るさ感を大幅に向上させています。
(3)周囲の光の反射の影響を抑え、黒の締まりを良くするブラックフィルターを採用

黒再現と暗部階調表現に優れた有機ELパネルならではの映像を引き出すために、ブラックフィルターを採用しました。これにより、普段の明るい部屋でも有機ELならではの黒表現をお楽しみいただけます。
ブラックフィルターは従来モデルではEZ1000にのみ搭載しておりましたが、本シリーズではFZ1000/FZ950ともにブラックフィルターを搭載しています。
(4)映像のプロも認める高画質

Ultra HDブルーレイの標準規格「HDR10」、新4K8K衛星放送(※1)での採用が予定されている「HLG」に対応しました。さらに、ハリウッドの映画会社を中心に設立された「UHDアライアンス」が規格化した「Ultra HD Premium」認証を取得しました。対応のプレーヤーやレコーダーと接続すれば解像度、光の強さや色の量が従来とは格段に違う、4K/HDR(ハイダイナミックレンジ)の「Ultra HD ブルーレイ」映像をクリエイターの意図した通りに楽しめます。当社有機ELテレビは映画の制作現場でも高く評価され、編集スタジオでも数多く使用されております。
有機ELテレビで制作された映像を、ご家庭の当社有機ELテレビで楽しむことにより、編集スタジオクオリティの映像をご家庭のリビングでお楽しみいただけます。
- ※1:本年12月1日から開始される「新4K8K衛星放送」を楽しむには、今後発売予定の別売チューナーが必要です。
2. 大画面&高画質に相応しいハイクオリティサウンド
(1)新設計スピーカーによる、臨場感あふれるサウンド「Tuned by Technics」(FZ1000のみ)
テクニクス技術者とともに作り上げた低音を強化した最大出力80Wの新設計のスピーカーは、ツイーター/スコーカー/ウーハーをすべて前向きに配置した3ウェイユニットを採用。こだわりの音声回路と組み合わせることにより、音のクリア感や立体感を向上。ライブ映像では背景の楽器の音に合わせて目の前でボーカルが歌い上げるかのような臨場感を実現、映画コンテンツでは自分が映画の世界の中にいるような音体験が可能となりました。
●低音の音圧感を大幅にアップした、新設計スピーカー

迫力の大画面に相応しい低音を実現するため、ウーハー容量を約1.4倍(※2)に増加。あわせて、ユニット直径約70mmの大型ウーハーユニットや、低音を増強するパッシブラジエーターを大型化することで、豊かな低音を実現しました。
●テクニクスの高音質思想を織り込んだ新設計の音声回路

当社のハイファイオーディオ開発部門であるテクニクス開発陣と連携し生まれるサウンド「Tuned by Technics」。テクニクス技術者と共に選び抜いた電解コンデンサをはじめとするオーディオ専用の高音質部品を採用することで、歪みやノイズのない音質改善を徹底し、中高音域でも高品位なサウンドを実現しています。
(2)最大出力40W。シンプルなデザインと透明感のある音を両立する「ダイナミックサウンドシステム」(FZ950)

最大出力40Wの高出力アンプとシンプルなデザインの中で大容量を実現した「ダイナミックサウンドシステム」を搭載しました。スピーカーユニットは左右から低音を奏でるダブルウーハーに加えて、低音を増強するパッシブラジエーターを合計4個配置した「クアッドパッシブラジエーター」を搭載。あわせて、スコーカーはネオジウム磁石を採用することで、シンプルなデザインと迫力の音を両立しています。また、オーディオ専用のICを搭載することで、こもり感のない透明で聞き取りやすい音質を実現しています。
また、FZ950シリーズはスピーカーが正面からみえないシンプルなデザインとすることで、お手持ちのこだわりのオーディオシステムやサウンドバーとの相性も抜群です。
3. 映像体験に没入できる「ノイズレスデザイン」
(1)映像以外の視聴ノイズを低減。
出来るだけ映像に集中いただけるよう、各パーツは光の反射を極力抑えた黒を基調としたデザイン。本体の電源ランプさえも部屋の明るさに連動し、明室での視認性を確保しつつ暗室では明るさを抑えることで、視聴時に電源ランプが眩しく感じるのを抑えます。
(2)薄さ約4.6mm(最薄部)から映し出される映像美にふさわしいデザイン。
ビエラ最高峰の映像は最薄部約4.6mmの有機ELパネルから映し出されます。
また、配線も端子部のケーブルカバーやスタンド背面のスタンドカバーにより美しくまとめられ、ビエラのフラッグシップモデルに相応しい佇まいを実現しています。さらに、FZ1000は壁掛け時にスピーカーが画面とともにフラットになる設計で、画面のフラットさと一体化した美しい姿を楽しむことができます。
4. 「使いやすさ」の進化で見たいものをかんたんに探せる
(1)「新・かんたんホーム」でコンテンツ探しがより便利に

お気に入りのチャンネルやアプリなどをメニュー画面(ホーム)に登録でき、見たいものをすぐに表示できると好評の「かんたんホーム」がより使いやすくなりました。表示を画面下にまとめて、視聴中の画面を邪魔することなく操作ができます。さらに、上下ボタンでYouTubeやdTV、検索タブなどにアクセスでき、コンテンツ探しをより便利にしています。
(2)「アレコレチャンネル」(※3)で「放送」「録画番組」「VOD(ビデオ・オン・デマンド)(※4)」を一覧で表示

リモコンの「アレコレ」ボタンを押すだけで、見たい番組、予約したい番組がすぐ見つかる「アレコレチャンネル」が進化しました。本シリーズでは「おすすめの録画」「おすすめの番組」項目を追加しました。視聴履歴に応じたおすすめ番組を表示することで、より簡単に見たい番組、録画したい番組を見つけることができます。また、テレビ起動やネット動画アプリ(※5)の起動がスムーズで、快適に楽しむことができます。
- ※3:「アレコレチャンネル」「過去未来番組表」のご利用にはインターネットの接続と設定が必要です。
- ※4:NETFLIX、dTV、YouTubeの動画を一覧表示できます。
- ※5:YouTube、NETFLIX、Amazonプライム・ビデオ、dTV
(3)「過去未来番組表」(※3)で、ブルーレイディスクレコーダー「ディーガ(※6)」との親和性が更に向上

当社製ブルーレイディスクレコーダー「ディーガ」との組み合わせにより、リモコンの番組表ボタンを押すことで、従来の未来の番組表に加えて、新たに過去に遡った番組表(録画一覧)をシームレスに表示することができます。これにより、ボタン操作で切り替えることなく一つの画面上から録画予約と番組再生ができ、操作性が向上しています。
複数のチャンネルごとまとめて録画できる「おうちクラウドディーガ全自動モデル」と組み合わせると、過去番組表(録画一覧)が充実し、より便利に利用可能です。
また、本シリーズでは、番組名が似ているものをまとめて表示する「毎週一覧」機能を搭載。
連続ドラマなどをまとめ見するときなどに便利です。
- ※6:対応ディーガ:2013年秋以降発売ネットワーク対応モデル
(4)スマホで動画を探す。テレビの操作もできる「TV Remote2シンプルモード(※7)」対応
●スマートフォンで見たいコンテンツ(ネット動画・放送番組・録画番組)を探してテレビで視聴できる
おすすめのネット動画(※8)、放送中の番組、録画した番組をスマートフォンに表示。見たいコンテンツを選んでタップするだけでテレビに表示し視聴できます。さらにキーワードで検索ができるので、見たいコンテンツを簡単に探せます。
●スマートフォンでテレビの基本操作ができる
「TV Remote2シンプルモード(※7)」を使えば、スマートフォンでテレビの基本操作も可能です。電源のON/OFFや再生/一時停止、チャンネル操作はもちろんのこと、スマートフォンの音量ボタンでテレビの音量調整もできます。
- ※7:事前にスマートフォンアプリ「TV Remote2(無料)」のダウンロードが必要です。iOS8.0以降のiPhone/iPod touch/iPad、Android(TM)4.0以降に対応。(2018年5月8日現在)
すべてのスマートフォンにおいて動作を保証しているわけではありません。
「TV Remote2」をご使用する場合は、スマートフォンをビエラが接続されているホームネットワークに無線LAN接続する必要があります。 - ※8:ネット動画はdTV/YouTubeのおすすめ動画を一覧表示できます。
(5)より使いやすく身近になった「音声操作」
本シリーズはリモコンにマイクを搭載したマイク一体型リモコンを採用しています。
従来のテレビのリモコンでは入力の煩わしかったネット動画(※9)や録画番組などの検索に便利です。
検索ワードをリモコンの音声マイクに向かって話せば、YouTube(※10)、dTV、放送、録画番組から検索結果を表示してくれるので、かんたんに好みの映像を探すことができます。
- ●音声操作機能は、音声による検索などを行う場合に、音声認識サーバーとインターネットを経由して通信しています。
- ※9:ネット動画などインターネットを介したコンテンツを検索する際には、インターネット接続と設定が必要です。
- ※10:YouTubeアプリの検索機能には対応していません。
5.豊富な4Kネット動画を楽しめる
アプリを利用して4Kネット動画を楽しむことができます。ネットフリックス(※11)、dTV(※12)、Amazonプライム・ビデオ(※13)、ひかりTV4K(※16)などで増え続ける4K/HDRの高画質映像も高画質でお楽しみいただけます。
- ■アプリは提供事業者の都合により、予告なく変更・停止・終了する場合があります。アプリの変更や終了にかかわるいかなる損害、損失に対しても当社は責任を負いません。また、記載内容は発表時点の対応予定であり、アプリをご利用の際には製品本体のバージョンアップが必要な場合がございます。
6. 多様な録画機能
(1)3チューナーでW裏録画ができる
デジタル3チューナー搭載なので、別売のUSBハードディスク(※18)をつなげば、番組を視聴しながら、2つの裏番組を同時に録画(※19)できます。家族で同じ時間に見たい番組が異なっても裏録画できるので大変便利です。また、録画番組をネットワーク上のディーガにダビング(コピー・ムーブ)したり、お部屋ジャンプリンク(※20)(※21)を使って他の部屋のテレビでの再生も可能です。
(2)「外からどこでもスマホで視聴(※22)」に対応
専用アプリ「Panasonic Media Access」を使って、放送中の番組や本シリーズに接続した別売のUSBハードディスク(※18)に録画した番組をスマホやタブレットで視聴できます。家の中ではもちろん、外でも転送可能です。海外出張や旅行中でも日本の番組をリアルタイムで見たり、移動中の空き時間に録画番組を見られるなど、いつでもどこでも手軽に楽しめます。
7. その他の特長
- ●スポーツを臨場感ある画質と音質で楽しめる「スポーツモード」搭載
- ●ダイナミックレンジリマスター
- ●SDメモリーカードスロット搭載
- ●ビエラリンク対応
- ●2画面表示対応
- ●ハイブリッドキャスト対応
- ●省エネ機能「エコナビ」搭載
<主な仕様>
品名 | 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン有機ELテレビ |
品番 | TH-65FZ1000 | TH-55FZ1000 | TH-65FZ950 | TH-55FZ950 |
サイズ(アスペクト比) | 65V型(16:9) | 55V型(16:9) | 65V型(16:9) | 55V型(16:9) |
質量 | スタンドあり(なし) | 約 36.0 kg (約 27.0 kg) | 約 29.0 kg (約 21.0 kg) | 約 33.5 kg (約 28.0 kg) | 約 27.5 kg (約 22.0 kg) |
外形 寸法 | スタンドあり (横幅×高さ×奥行) | 144.9×90.9×33.0 cm | 122.8×78.5×33.0 cm | 144.9×89.8×30.0 cm | 122.8×77.4×30.0 cm |
スタンドなし (横幅×高さ×奥行) ※奥行寸法は パネル最薄部 | 144.9×83.7×0.46 cm | 122.8×71.3×0.46 cm | 144.9×83.7×0.46 cm | 122.8×71.3×0.46 cm |
使用電源 | AC 100 V(50/60 Hz) |
定格消費電力 (待機時消費電力) | 515 W (約0.3W) | 388 W (約0.3W) | 509 W (約0.3W) | 382 W (約0.3W) |
年間消費電力量(※23) | 約217 kWh/年 | 176 kWh/年 | 217 kWh/年 | 176 kWh/年 |
画面有効寸法 (横幅×高さ×対角) | 142.8×80.4×163.9 cm | 121.0×68.0×138.8 cm | 142.8×80.4×163.9 cm | 121.0×68.0×138.8 cm |
画素数 | 水平3,840×垂直2,160 |
スピーカー | ツイーター×2個、 ミッドレンジスピーカー×4個、ウーハー×4個 | スコーカー2個、ウーハー2個 |
音声実用最大出力 JEITA | 総合80 W (10 W+10 W+10 W+10 W+20 W+20 W) | 総合40 W (10 W+10 W+10 W+10 W) |
受信可能放送 | 地上デジタル(CATVパススルー対応)(※24)/BSデジタル/110度CSデジタル |
接続端子 | ・地上デジタル入力端子、BS・110度CSデジタル-IF入力端子 ・HDMI端子:4系統(HDMI 1端子はARC[オーディオリターンチャンネル]対応) ・コンポーネント:1系統 ・ビデオ入力:1系統 ・光デジタル音声出力端子:1系統 ・ヘッドホン/イヤホン端子:1系統 ・LAN端子:1系統 ・SDメモリーカード挿入口:1系統(SDXCメモリーカード対応) ・USB端子:3系統(USB1端子のみUSB3.0対応) |
主な同梱物 | リモコン、単3形乾電池×2、付属スピーカー、B-CASカード、取扱説明書、スタンド(一式)、 転倒・落下防止部品(一式)、保証書 など | リモコン、単3形乾電池×2、 B-CASカード、取扱説明書、スタンド(一式)、 転倒・落下防止部品(一式)、保証書 など |
- ※23:有機ELテレビは省エネ法に基づく算出基準が定義されていないため、液晶テレビの基準で算出した参考です。(2018年5月時点)スタンダードモードを標準状態として測定。1日4.5.Hの動作時間/1日19.5Hの待機時間で算出した、1年間に使用する電力量。
- ※24:本リリース掲載製品ではワンセグ放送は受信できません。
- ・本年12月1日から開始される「新4K8K衛星放送」は受信できません。「新4K8K衛星放送」を楽しむには、今後発売予定の別売のチューナーが必要です。
- ・BS17chで、NHKが2016年8月1日に開始した試験放送および、放送サービス高度化推進委員会(A-PAB)が2016年12月1日に開始した試験放送については、4Kビエラで視聴することはできません。
- ・HLG:Hybrid Log-Gammaの略。
- ・HDMI、High-Definition Multimedia Interface、およびHDMIロゴは、米国およびその他の国におけるHDMI Licensing Administrator, Inc.の商標または、登録商標です。
- ・このリリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは、各社の登録商標または商標です。
<主な別売オプション>
品名 | 品番 | 発売日 | メーカー希望小売価格(税抜) |
壁掛け金具 | TY-WK5L2R(65型/55型) | 発売済 | 27,000円 |