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2018年4月24日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニック株式会社 アプライアンス社 デザインセンター(以下、パナソニック)は、国立大学法人京都大学 工学研究科(以下、京都大学)と、生活空間や家電製品のイノベーション創出に向けた協力関係を構築することに合意しました。
デザインを取り巻く環境は大きく変化しており、単なるプロダクトデザインから、サービスやソリューションなど社会課題の解決にまで領域が拡大してきています。パナソニックにおいても、家電単品のデザインから、家という空間全体へ、さらにコミュニティや社会と繋げていくことで、新たな「体験」をデザインし、「憧れの暮らし」創造に取り組んでいます。
今回、協力関係を構築する京都大学では、社会の発展に向けた総合的な対策をデザインできる人材を養成すべく、これまで情報学研究科・工学研究科・教育学研究科と経営管理大学院を中心に産業界や行政機関と連携しながら、「デザイン学」の確立と社会課題解決に取り組んできています。
パナソニックでは、京都大学におけるこれらの実績を踏まえ、蓄積された視点・知見を活用することで、デザインを起点としてお客様の暮らしを豊かにするイノベーション加速に取り組みます。
京都大学の協力を得て、今後進めていく主な活動は下記の通りです。
1. エキスパートとの人的ネットワークの構築
京都大学の諸学の幅広い領域において、デザイン学に関連する京都大学の先生を対象とするエキスパートインタビューや講演会を実施し、オープンな議論を進めます。京都大学も将来の異分野融合による組織的産学連携に向けた課題探索を行います。
2. デザイン開発におけるインサイト(気づき・きっかけ)の獲得
京都大学の先生とのワークショップ等を通じて、気づきや指導をもとに発想を飛躍させ、家電の新たな商品開発の可能性を探っていきます。
パナソニックは、今月、京都市内に家電のデザイン拠点を開設しました。多様な知が集積する京都ならではの立地を活かし、外部との連携を強化しながら、更なるお客様価値を追求していきます。
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。