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2017年3月7日
製品・サービス / プレスリリース
簡単接続、1Gbps高速データ転送を実現
監視カメラとPoE接続することで無線ダウンロードを実現
パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長 津賀一宏)は、60GHz高速無線技術と高速メモリーを組み合わせることで最大1Gbpsの高速データ転送が可能な「60GHz無線通信メモリーアダプター」に、専用のメモリーカードを予めセッティングし、さらにGPS自動時刻補正機能やPoE給電機能も屋外用キャビネット内に組み込んだ※1、オールインワンタイプ 防犯・監視カメラ用60GHz通信BOXを開発しました。
当社は本開発品の商品化を進め、本年6月に新製品として発売する予定です。
近年、防犯や見守りを目的とした街頭監視カメラの設置が増加しています。街頭監視カメラは2020年には国内年間30万台規模になると予測しています(当社予測)。
街頭監視用のカメラの設置の多くは、電柱や店舗の軒先など高所が大半を占めており、ネットワークケーブルの引き回しが困難な場所も多く、画像の保存にはカメラ本体に挿入したSDメモリーカードや、カメラの周辺に設置した外付けのメモリーなどが多く利用されていました。しかし、録画したデータの確認やバックアップにはカメラ本体からカードを取り出す等の作業が都度必要でした。
このような中、当社は60GHz高速無線技術と高速メモリーを組み合わせることで最大1Gbpsの高速データ転送を可能とした「60GHz無線通信メモリーアダプター」を提供してきました。「60GHz無線通信メモリーアダプター」とネットワークカメラを接続することで、専用メモリーカード内に保存された画像データを、必要な時に無線で転送して確認することができます。これにより、高所での作業の削減や作業時間の短縮を図ることができるようになりました。さらにお客様からは、屋外設置用として、監視カメラへの電源供給も可能なオールインワンタイプへのご要望を多くいただいていました。
このご要望に対応して当社は、従来の「60GHz無線通信メモリーアダプター」と専用メモリーカードをセットにし、PoEによるカメラへの給電機能も組み込んだ、オールインワンタイプ 防犯・監視カメラ用60GHz通信BOXを開発しました。※1
なお、当社は、本開発品を本日3月7日から東京ビッグサイトで開催の「SECURITY SHOW 2017」の当社ブース(ブース番号:SS8104)に参考出展いたします。
無線を介して接続先メモリーへの直接アクセスを実現しています。端末の処理能力に依存しない高速伝送が可能です。
60GHz帯無線の直進性を生かした「簡単アクセス技術」を搭載しています。向けるだけの簡単接続を実現しました。また、電波干渉の影響が大幅に低減されるため、街中の使用でもより安定した動作を実現します。
60GHz高速無線メモリーアダプター同士が接続すると、瞬時にセキュリティ機能が作動します。国際標準の暗号方式、エリア限定通信、独自セキュリティ接続の「ハイブリッド通信保護機能」で、データ通信を保護します。
「超高速60GHz無線技術」と「超高速メモリー」を組み合わせ、超高速無線ダウンロードを実現。最大通信距離:6m、最大通信速度:1Gbps(公称値)。なお、通信速度は距離に応じます。
商用電源(AC100V)があれば、設置するだけで即稼働。専用メモリーカードへの録画機能、GPS自動時刻補正機能、監視カメラへのPoE給電機能を屋外用キャビネット内に組込済み。※1
無線接続設定、ファイルダウンロード、暗号化ファイルの復号、改ざん検出機能に対応した専用PCアプリ(Windows10用)を用意。
AES128ビットによる通信保護機能。録画データ暗号化によるコンテンツ保護機能。
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。