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2015年6月5日
サステナビリティ / トピックス
ユネスコ世界遺産にも指定されている紀伊山地。その豊かな森を再生させようと、パナソニック株式会社は2015年4月18日、和歌山県田辺市の「ながきの森」で、大規模な植林活動を実施しました。パナソニック エコソリューションズ社を中心としたおよそ460名の社員とその家族は、環境や自然について学びながら、2ヘクタールの敷地に約5,000本の植林を行いました。
パナソニックでは、2007年度からグローバルで植林・植樹活動を展開しています。日本、中国、タイ、チェコ、タンザニア、ブラジルなど、世界各地でその地域や環境に合った樹木を植える活動を行い、2014年度までの合計は330万本を超えました。
2015年度は4月16日に中国・内モンゴル自治区で、4月18日に日本・和歌山「ながきの森」で相次いで植林活動が行われ、合計およそ520名が参加し、5300本の樹木を植えました。
パナソニックは、地球市民として持続可能な地球環境と社会づくりへの貢献を目指し、植林・植樹活動などの社会貢献活動を続けていきます。
▼【動画】緑への恩返し~「ながきの森」で大規模な植林活動を実施
https://www.youtube.com/watch?v=fGIbXfsYgxc
■「ながきの森」とは
「ながきの森」は、2007年に和歌山県が提唱した「企業の森」事業に賛同し、「森や生きものがいつまでも長生きするように」という願いを込めて名づけた森林保全活動を行う場所の名称で、パナソニック エコソリューションズ社を中心に活動しています。
伐採後放置されたままとなった山に、毎年2ヘクタール、10年間で合計20ヘクタールに常緑広葉樹など、合計 約45,000本を植樹し、育成・保全を行う計画です。エコソリューションズ社は、住宅用建材などの木材を多く使用する製品を製造していることから、森林資源を少しでも保護しようと「ながきの森」を開始。今年で9年目となるこの活動は、高齢化により森林の維持が難しくなってきている山村の課題解決や地域の雇用支援にもつながっています。
■参加者のコメント
和歌山県 農林水産部 森林・林業局の山崎 直哉氏は、「和歌山県は、県全体の約77%が森林で、別名"木の国"とも言われています。企業の方々に山を守るご協力をいただくことによって、今の『企業の森』事業が形づくられてきました。パナソニック様の『ながきの森』の活動は、雇用面、経済面、そして環境面でたいへん大きなサポートになっています。夏に下草刈りをしたり、下の枝の広がりを掃ったり、鹿の害対策でネットを張ったり、山仕事する人の仕事場にもなっており、森林組合としても大変ありがたい事業です」と話しています。
また、「ながきの森」の植林活動を推進する、エコソリューションズ社 ものづくり革新本部 加藤 康浩氏は、次のように語っています。
「パナソニックでは、木材を使用し、さまざまな商品を作り、住宅事業を展開しています。だからこそ"緑への恩返し"という形で、緑にちなんだ社会貢献がしたいと考えていました。そんな折にちょうど和歌山県の『企業の森』事業のことを知り、これだ!と参加させていただくことにしました。毎年2ヘクタールずつ植えていますが、この土地に合った木を植えて、自然に返していくことで、我々の手が、少しでもお役立ちできることを目指して植林を続けていきます」
▼【動画】緑への恩返し~「ながきの森」で大規模な植林活動を実施
http://channel.panasonic.com/jp/contents/15569/
▼森林保全活動 「パナソニック・田辺龍神 ながきの森」
http://panasonic.co.jp/es/company/greenery/
▼パナソニック株式会社 エコソリューションズ社
http://panasonic.co.jp/es/
▼パナソニックのCSR・環境
http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability.html
▼和歌山県「企業の森」ホームページ
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070700/kig_mori/kig_mori.html
<関連情報>
・「パナソニック中国公益林プロジェクトキックオフ大会」を中国・内モンゴル自治区で開催
http://news.panasonic.com/jp/topics/2013/37946.html
記事の内容は発表時のものです。
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