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2016年10月3日
サステナビリティ / トピックス
南アフリカ共和国で2016年9月24日~10月1日まで開催されたソーラーカーレース「サソール・ソーラー・チャレンジ」において、パナソニック製の太陽電池モジュール「HIT(R)」と高容量リチウムイオン電池を搭載した東海大学のソーラーカーチームが4,544.2kmを走破し、準優勝しました。
「サソール・ソーラー・チャレンジ」は2008年の初開催以降隔年で行われ、今回が5回目となる、南アフリカを舞台にしたソーラーカーの国際レース。東海大学は第1回大会から3大会連続で優勝(第4回は不出場)、今大会は強風やレースを一時中断するほどの激しい雷雨など厳しい天候でのレース展開の中、堂々の2位でゴールしました。
今回のレースでは、南アフリカ北部のプレトリアをスタート後、ヨハネスブルグやポートエリザベスなど7都市を経由しながら8日間をかけて約2,000km先のゴール地点・ケープタウンを目指して走行。総走行距離を競う同レースのコース途中には、一日ごとに「ループ」と呼ばれる、1周23~74kmの周回コースが用意されており、各日の目的地へ17時30分までに到着することができれば、このループを何度でも周回することが可能な一方、優勝を狙うには、太陽光発電の発電量を計算しながら走行距離を積み上げることが非常に重要なレースでした。
東海大学ソーラーカーチーム総監督の木村英樹教授は、「今回のレースでは、タイムではなく総走行距離を競うということで、ソーラーパネルの発電量から最適な速度を算出することがポイントだったが、道路工事による渋滞や路面状況の悪さ、箱根峠に匹敵するアップダウンを何度も繰り返すコースなど、他のレースには無い要因が含まれていたのでマネジメントが大変難しかった。しかし、そのような過酷な環境の中でもパナソニック製の太陽電池モジュールは期待通りの性能を発揮してくれましたし、リチウムイオン電池も登坂車線では蓄えたエネルギーを放出しながら、また下りでは回生ブレーキでエネルギーを蓄えてと安定した走行ができたので、発電量を維持しながら最後まで全力で走りぬくことができました」とコメントしました。
パナソニックは2011年から、発電量トップクラスの太陽電池モジュール「HIT(R)」と高容量リチウムイオン電池を通じて東海大学ソーラーカーチームを支援しています。
※「HIT」はパナソニックグループの登録商標です。
▼パナソニックの太陽光発電システム
http://sumai.panasonic.jp/solar/
https://www.youtube.com/watch?v=TRcyMW_TxbM
▼東海大学ソーラーカーチーム
パナソニックが支援する東海大学チャレンジセンター ライトパワープロジェクトのソーラーカーチームは、世界トップレベルで活躍しているソーラーカーチームの一つです。
2009年 World Solar Challenge 2009 (オーストラリア大会) 優勝
2010年 South African Solar Challenge 2010 (南アフリカ大会) 優勝
2011年 World Solar Challenge 2011 (オーストラリア大会) 優勝
2012年 Sasol Solar Challenge South Africa 2012 (南アフリカ大会) 優勝
2013年 World Solar Challenge 2013 (オーストラリア大会) 準優勝
2014年 Carrera Solar Atacama 2014 (チリ大会) 優勝
2015年 World Solar Challenge 2015 (オーストラリア大会) 第3位
▼東海大学ソーラーカーチーム
http://deka.challe.u-tokai.ac.jp/lp/
Facebook: https://www.facebook.com/tokaisolarcar
YouTube: https://www.youtube.com/user/Tokaisolarcar
Twitter: http://twitter.com/tokaichallenger
<関連情報>
・「サソール・ソーラー・チャレンジ 2016」主催者ホームページ(英語)
http://www.solarchallenge.org.za/
記事の内容は発表時のものです。
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