品名 | 赤外線ワイヤレスマイクロホン | 充電器 | ||
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品番 | WX-LT150 (ハンド型) |
WX-LT350 (ペンダント型) |
WX-LZ150 | |
本体希望小売価格 | 40,950円 (税抜39,000円) |
43,050円 (税抜41,000円) |
15,750円 (税抜15,000円) |
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発売日 | 2009年6月23日 | |||
生産台数 | 年間1400台 | 年間1400台 | 年間1200台 |
パナソニック株式会社 システムソリュ−ションズ社(代表者 遠山敬史)は、赤外線ワイヤレスマイクシステムの新マイク2機種を、2009年6月23日に発売します。
壁を透過しない※1赤外線で信号伝送をおこなう赤外線ワイヤレスマイクシステムは、「(無線を傍受させない)優れた秘話性」、「混信しにくい※2」、「すべての部屋で同じマイクを使用できる」などといった特長を実現。情報セキュリティが求められる官公庁や企業の会議室、また大学のような近接した部屋で多数のマイクが使用される施設、多様な電波が飛び交う市街地の施設に適しています。
パナソニックの赤外線ワイヤレスマイクシステムは、軽くて使いやすいベーシックなハンド型マイク、および「赤外発光部」「マイク部」「本体部」を一体化したハンズフリーのペンダント型マイクと、2種類のマイクをラインナップしています。
このたび発売するWX-LT350(ペンダント型)およびWX-LT150(ハンド型)は、従来機種でご好評をいただいてきた基本性能を維持しながら、デザインやコストパフォーマンスの面から機能向上を図った新モデルです。
【主な特長】
- 用途に合わせて使い分けられる2種類のマイク
- 小型・軽量化と、使用電池数削減(当社従来比1/2)を実現
- 高音質と優れた運用性を実現する当社独自のノウハウ
【お問合せ先】
パナソニック株式会社 システムソリューションズ社
システムお客様ご相談センター 電話0120-878-410
(受付:9時〜18時<土・日・祝日除く>)
[赤外線ワイヤレスマイクシステムホームページURL]
http://panasonic.biz/it/sound/wireless/infrared/
※1: | ガラス窓など、光を通す部分からは漏れます。 |
※2: | 違法CB無線などの強電界や、同一室内での同チャンネル使用による混信は避けられません。 |
【特長の解説】
1. 用途に合わせて使い分けられる2種類のマイク
「赤外発光部」「マイク部」「本体部」を一体化したハンズフリーのペンダント型マイクWX-LT350は、本体装着のストラップによりポケットのない衣服でも簡単に装備でき、さまざまな服装で活用が可能。本体後面のクリップで衣服などに固定できるため、衣ずれ音や裏返りを防いで、ノイズを防止します。また、使用者自身のマイク(本機)や他の人が使っているマイク(他機)、および赤外線ワイヤレスパワードスピーカーWX-LP100のライン入力の音量を調節できる音量調節用のボタンを従来機種から引き続き搭載※3しています。
軽く、使いやすいハンド型マイクWX-LT150は、従来機種から引き続き赤外発光部をマイクヘッド部の下に搭載することで、うっかり発光部を手で隠してしまうことによる音途切れを防止します。またスイッチを押している間だけ拡声するプレストークスイッチを新たに搭載しました。
※3: | 他機で音量調節ができるのは、本機のマイクと同じ受信機内で使用する、もう一方のマイクです。 |
2. 小型・軽量化と、使用電池数削減(当社従来比1/2)を実現
WX-LT350は質量約55 g(ストラップ含む、電池含まず)、WX-LT150は質量約105 g(電池含まず)と、それぞれ従来機種から、さらなる小型・軽量化を図りました。特にWX-LT350は、容積で従来機種比約1/2という大幅なコンパクト化を実現しています。
また両機種とも、単3型アルカリ乾電池1本で約5時間の連続使用が可能※4。乾電池使用数を従来機種比1/2に削減し、省コスト化に貢献します。
※4: | パナソニック株式会社製単3形アルカリ乾電池LR6EJ使用時。 |
3. 高音質と優れた運用性を実現する当社独自のノウハウ
WX-LT350/WX-LT150の開発にあたっては、当社のサウンドシステム事業において、業界でトップシェアを誇るワイヤレスマイクシステムの開発・販売を通して培ってきたノウハウを活かし、音質面と会議や講義における運用性を追求しています。
音質面では独自の音声処理LSIを搭載し、広いダイナミックレンジでクリアな拡声を実現します。
運用性については、従来機種から引き続きPLL方式を採用。1本のマイクで全4チャンネルの切り換えができるため、チャンネルによって使用マイクが固定されることなく柔軟な運用が可能です。またトランスミッター(送信機)として使える外部入力端子※5も従来機種から引き続き搭載しており、語学講義中の音声教材やPCを用いたプレゼンテーションでの音声などを、赤外線ワイヤレスマイクシステムを通して拡声できます。さらにWX-LT350は、必要に応じて外部マイクを接続できるマイク入力端子も装備。プラグインパワー方式対応により外部マイクの電源は必要なく、プラグを入力端子に接続するだけで、すぐに使えます。電源には入手しやすい市販のパナソニック製単3形充電池が使用でき※6、充電器WX-LZ150を用いればマイク本体に電池を装着したままでの充電や、電源を供給しながらマイクを使用することもできます※7。
※5: | 外部入力使用時はマイクを使用できません。 |
※6: | パナソニック株式会社製単3形ニッケル水素電池HHR-3Mシリーズ。 |
※7: | マイクを使用しながら充電することはできません。マイクの電源が「入」の状態でWX-LZ150を接続した時は、マイクの電源が切れて充電を開始します。充電中にマイクの電源を入れた時は、充電が停止してWX-LZ150の電源で動作します。 |
■WX-LT150, WX-LT350仕様
赤外線波長 | 850 nm | |
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副搬送波チャンネル | 4波中の1波(CH1:2.30 MHz、CH2:2.80 MHz、CH3:3.20 MHz、CH4:3.80 MHz) | |
トーン信号 | 32.768 kHz | |
発振方式 | 水晶制御PLLシンセサイザー方式 | |
到達距離 | 約20 m(光軸上見通しにて) | |
実用受信範囲 | 半径8 m(受光センサー:WX-LS100より) | |
標準変調感度 | WX-LT150 | ±12.5 kHz FM(90 dB SPL 1 kHzにて) |
WX-LT350 | ±12.5 kHz FM(84 dB SPL 1 kHzにて) | |
最大変調感度 | ±40 kHz FM | |
内蔵マイク | 単一指向性エレクトレットコンデンサーマイクロホン | |
周波数特性 | 100 Hz〜10 kHz(1 kHz基準50 μsエンファシス) | |
外部入力 | -14 dBV φ3.5ステレオミニジャック(モノラルミックス) | |
外部マイク入力 | WX-LT350のみ | -55 dBV φ3.5ミニジャック(プラグインパワー対応) |
使用電池 | 充電池:単3形ニッケル水素電池×1個 乾電池:単3形アルカリ乾電池×1個 |
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電池寿命 (常温25 ℃連続使用) |
約6時間:パナソニック株式会社製単3形ニッケル水素電池 「HHR-3Mシリーズ」使用時 約5時間:パナソニック株式会社製単3形アルカリ乾電池「LR6EJ」使用時 |
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外部電源 | DC3.3 V(充電器<別売品>から供給) | |
使用温度範囲 | +5 ℃〜+35 ℃ | |
寸法 | WX-LT150 | 41 mm(幅)×37 mm(高さ)×207 mm(長さ) |
WX-LT350 | 50 mm(幅)×85 mm(高さ)×25 mm(奥行) | |
質量 | WX-LT150 | 約105 g(電池含まず) |
WX-LT350 | 約55 g(ストラップ含む、電池含まず) | |
仕上げ | WX-LT150 | マイクヘッド部:黒色塗装、グリップ部:シルバーメタリック塗装 |
WX-LT350 | 操作部:黒色塗装、外周部:シルバーメタリック塗装 |
■WX-LZ150仕様
電源 | AC100 V〜AC240 V 15 VA〜25 VA 50 Hz〜60 Hz |
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定格出力 | DC3.3 V 2.0 A |
対応充電池 | パナソニック株式会社製単3形ニッケル水素電池「HHR-3Mシリーズ」 |
充電時間 | 約8時間 |
使用温度範囲 | +5 ℃〜+35 ℃ |
寸法 | 75 mm(幅)×47.5 mm(高さ)×27.3 mm(奥行)(電源ケーブル除く) |
質量 | 約135 g |
仕上げ | ABS樹脂黒色塗装 |
【設置・使用上のご注意】
● | 受光センサーは赤外線ワイヤレスマイクの実用受信範囲以内、および移動する範囲で見える位置に設置してください。 |
● | 強い光や太陽光が受光センサーに直接当たる場所には設置しないでください。 |
● | 受光センサーをほこりの多い場所へ設置することは避けてください。受光センサーのカバーへほこりが付着することで赤外線受信の妨げとなり、マイクの到達距離が減少します。 |
● | 受光センサーのカバーは、赤外線ワイヤレスマイクからの赤外線を受信するために重要な部品です。塗装などをしないでください。 |
● | プラズマディスプレイをご使用される場合は、赤外線ワイヤレスシステム対応の製品をご使用ください。非対応のプラズマディスプレイが設置されている空間では使用できません。 |
● | 蛍光灯と受光センサーの距離は極力(1 m以上)離し設置してください。 |
● | AV機器などのリモコンを受光センサーに向けて操作すると、雑音や音途切れが発生する恐れがあります。 |
● | 強いノイズ発生源がある場合は使用できないことがあります。使用できる距離まで受光センサーを離して設置してください。 |
● | 天井の高さは2 m〜4 mを基本としています。この範囲を超えると到達距離が短くなる場合があります。 |
● | 壁・床・天井の色は白系統を基本としています。黒系の場合、到達距離が短くなる場合があります。 |
● | 壁による反射も利用しての実用受信範囲です。壁が使用エリアより大きく離れる場合は受信範囲が狭くなる場合があります。 |
● | 窓際や窓が多い場所では音途切れが発生する場合があります。その場合は、白系のカーテンやブラインドなどを使うと改善される場合があります。 |
● | 壁際で壁側に向かってマイクを使用すると、音声が途切れる場合があります。 |
● | 充電池は一定期間ご使用の後は、交換が必要です。 |
● | パナソニック株式会社製ニッケル水素電池以外は充電しないでください。電池の液もれ、発熱、破裂の原因となります。他社製の電池の充電は、専用の充電池を使用してください。 |