パナソニック株式会社は、1月7日から10日に米国・ラスベガスにて開催される「2010インターナショナル・コンスーマー・エレクトロニクショー(CES)」に出展します。
デジタルフルハイビジョンテレビやブルーレイディスクレコーダーなどHD対応AV機器の普及や、家庭内ネットワークの高速化により、私たちのくらしは、より豊かで快適なものになってきました。 本年は、いよいよ、家庭用AV機器市場に3D商品が登場する「3D元年」です。これまで業界に対して、フルHD・3D技術の提案と規格化を推進してきたパナソニックは、先頭を切って、フルHD・3D対応テレビ、ブルーレイディスクプレーヤー、ホームシアターの新製品を展示します。 従来の3D技術をはるかに凌駕する圧倒的な高画質で、これまでにないリアルで革新的な映像体験をお届けいたします。さらに、環境コーナーを設け、当社の総合力を結集したエナジー事業を中心に、家まるごとのエコの取り組みについてもご紹介します。主なコーナーの内容は以下の通りです。
【フルHD 3Dシアター(コーポレートシアター)】
このたび開発した「世界最大*1)の152型フルHD・3Dプラズマディスプレイ」を用いた「フルHD・3Dシアター」を設置し、当社のフルHD・3Dの最先端技術と商品を体感いただくとともに、当社の環境分野への取り組みも紹介します。
*1):2010年1月7日現在、当社調べ
【展示ゾーン: フルHD・3D End to End ソリューション】
パナソニックは、フルHD・3D技術に関して、End to End(エンド・ツー・エンド)ソリューションを提供します。 「世界初の一体型二眼式フルHD・3Dカメラレコーダー」をはじめ、オーサリング技術などの映像制作から、高品位で臨場感のある3D映像の視聴を可能とするホームシアターまで、当社のトータルな取り組みを紹介します。
【展示ゾーン: 3Dホームエンターテインメントを提供する機器】
フルHD・3Dの圧倒的な臨場感を実現した、リビングルーム・サイズの50、54、58、65型のPDPテレビとブルーレイディスクプレーヤーの3D対応新製品をホームシアター形式で展示しています。当社は独自のフルHD・3D技術と、動画解像度に優れたPDPならではの高画質で、フルHD・3Dコンテンツの魅力を余すことなく提供してまいります。
【展示ゾーン: 3Dホームエンターテイメントを実現するコンテンツ】
実際にお客様に3Dコンテンツを楽しんでいただくために、ディズニー、FOX、ワーナーDirecTV等のコンテンツや、ゲーム、スポーツなどのコンテンツをご用意しました。
当社はDirecTVが配信する映画、スポーツやエンターテイメント等の新しい3D番組の独占的なスポンサーとなり、1年間に渡りDirecTVが提供する3Dチャンネルの全てにパナソニックの名前がつきます。これにより北米において、パナソニックのフルHD 3D対応VIERA等の3D対応テレビを通じて3D番組をご家庭でお楽しみいただけるようになります。
【展示ゾーン: “VIERA CAST*2)コーナー”】
デジタルテレビはインターネットと接続することで、情報の窓としてその存在を高めてきました。今回YouTube、Picasa Web Album、Bloomberg News and weather channel、Amazon Video On Demand に加えて、新たにSkypeの「Skype on your TV」をサポートします。 これにより大画面テレビで本機能を利用した場合、より等身大に近づいた臨場感あるビジュアル・コミュニケーションが可能になります。さらにソシアルネットワークサービス「Twitter」、映画VODサービス「Netflix」、インターネットラジオ「Pandra」、スポーツネットサービス「Foxsports」なども加わり、さらにVIERA CASTの世界が進化します。このコーナーではますます情報の窓として重要性が高まるTVの姿をご覧いただきます。
*2):VIERA CASTは北米向けTVのネットワークを利用したサービスです。
【展示ゾーン:“VIERA テクノロジーコーナー”】
パナソニックは、ディスプレイデバイスの革命的技術進化に匹敵する、超・高効率「発光効率4倍」の画期的な新PDPパネルを開発。この新技術は、2Dタイプの薄型テレビを、一層、高画質・省電力で提供できることはもちろん、フルHD高画質の3Dテレビによる究極のホームシアターや、従来の概念を越える高画質・大画面でのビジュアルコミュニケーションを可能にするビデオ通話の実現などにも繋がり、リビングにおける映像空間革命をもたらすなど、民生市場にテレビの新たな楽しみ方を提供します。このコーナーでは、「発光効率4倍」の超高効率PDPやコントラスト500万:1の超高画質PDP、152v型4Kx2K画素の超大画面・超高精細PDPなど、進化したPDPを展示します。
“非圧縮フルHD 3Dワイヤレス伝送システム(参考出展)”
当社は昨年6月、WirelessHD規格1.0*3)に準拠した ワイヤレス伝送モジュール搭載のプラズマテレビ「Z1」を北米にて発売しています。このほどこのWirelessHD技術を高度化し、非圧縮フルHD 3Dワイヤレス 伝送システムを開発しました。今回の展示システムでは、WirelessHD技術を用いて、BDA(Blu-ray Disc Assosiation)で規格化された3D信号等、フルHD 3D映像を非圧縮ワイヤレスで伝送できることを参考出展しております。当社はこの技術をWirelessHDの次世代規格展開において、非圧縮のフルHD 3Dワイヤレス伝送の規格化に貢献してまいります。
*3):「WirelessHDコンソーシアム」で策定した、非圧縮HDビデオ/オーディオ/データの転送ができる規格。
【展示ゾーン“環境コーナー”】
当社は、地球環境との共存に貢献することを事業ビジョンの一つに掲げ、エコアイディア宣言のもと、すべての事業活動の基軸にエコをおき、商品の環境性能の向上と、生産プロセスにおける環境負荷の削減に徹底的に取り組んでいます。このゾーンでは、当社の環境に対する3つのエコアイディア、そして今年は特にエネルギーに対する取り組み(エネルギーを「へらす」「つくる」「ためる」「つなぐ」)を、実際に触ってご体感いただけるデモやプレゼンテーションを交えてご紹介いたします。
本展示会についてWEBでも情報を提供しています。
詳しくは、http://ex-blog.panasonic.co.jp/exhibition/ces2010 をご覧ください。
以上