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2017年4月26日
製品・サービス / プレスリリース
スマホで撮影したタクシーやコンビニの領収書を自動データ変換
証憑と精算内容との照合作業を大幅に削減
品名 | 「領収書/レシート認識ライブラリー」 (OCRソフト用開発キット「カラーOCRライブラリー」シリーズ) | |
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用途 | ビジネスで使用する経費精算ソフト・アプリ、会計システムなどに OCR機能を組み込むための開発ツールキット | |
発売開始日 | Windows版、Linux版 | 2017年4月26日 |
iOS版、Android版 | 2017年5月17日 | |
販売目標 | 60本/2017年度 |
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(社長:香田 敏行、本社:東京都港区)は、2017年4月26日より、OCRソフト用開発キット「カラーOCRライブラリー」シリーズ「領収書/レシート認識ライブラリー」の発売を開始します。領収書とレシートの活字認識に特化した本製品を、経費精算ソフトなどに組み込むことで、経費精算業務の効率化につながります。
間接業務の効率化は企業の恒久的課題ですが、日常的に発生する経費精算の手間の軽減もその一つです。2017年1月、「電子帳簿保存法」が改正され、スマートフォンで撮影した領収書の画像が経費精算時の電子証憑として認められるようになり、原本提出・保存など、付帯作業の削減効果が期待されています。しかしながら、経理担当者にとって、領収書画像と申請内容を照合する作業は、依然として大きな負担として残っています。
そこで、当社では、企業の経費精算で取り扱う機会が多い、タクシーや駐車場などの領収書・レシートの活字認識に特化したエンジンを開発しました。スマートフォンの撮影画像から日付や金額などの情報を自動的に読み取ることで、入力や目視確認にかかっていた工数を大幅に削減にできます。外出先から、スマートフォンの操作だけで、経費精算処理を完結することも可能になり、柔軟な働き方を支援します。当社は今後も、ICT技術を活用し、生産性向上につながる製品を提供していきます。
従来のOCRエンジンでは、レイアウトの特徴上、領収書やレシートの画像から日付や金額の位置情報を特定することは困難でした。そこで、当社では、本製品の開発に際し、出張・移動で利用するタクシーやガソリンスタンド、駐車場、また、備品購入のために利用するコンビニなどで発行されるPOSロール紙※1に印字された多数の領収書やレシートを分析しました。その結果、レイアウトや文字列の特徴から、商品名・日付・合計金額などの画像部分だけを特定し、文字認識できるようになりました。
当社独自の活字認識技術により、スマートフォンのカメラで撮影した、傾きや文字のかすれがある画像の認識にも対応できます。よって、わざわざ複合機やスキャナーでスキャンする必要はありません。
本製品は、マルチOSに対応しています。経費精算ソフトやアプリに本製品を組み込み、紙や人手を介在させずに、手軽に領収書やレシートの自動データ化を実現できます。スマホ用の経費精算アプリに組み込めば、会社に立ち寄らずにスマホの操作だけで、経費精算を完結できるので、外回りの営業や保守・点検などのサポート業務を担当する社員にとって、時間の有効活用につながり、柔軟な働き方を促進します。
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。