2017年3月21日

新開発の「コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」を採用

「ダイレクトドライブターンテーブル」 SL-1200GR を発売

SL-1200シリーズの新たなスタンダードモデル

「ダイレクトドライブターンテーブル」 SL-1200GR

品名 ダイレクトドライブターンテーブルシステム
品番 SL-1200GR
-S(シルバー)
メーカー希望小売価格(税抜) 148,000円
発売日 5月19日
年産台数 1,200台

パナソニック株式会社は、テクニクスブランドにおいてダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1200GRを5月19日より発売します。

近年、アナログレコードの需要が増加しており、かつてレコードに親しんだ50歳代以上の男性を中心とした音楽愛好家だけでなく、初めてレコードに触れる10~30歳代の若年層にも購入者が広がっています。

本製品は昨年発売したSL-1200Gの技術を継承しながら、シングルローター型のコアレス・ダイレクトドライブ・モーター、2層構造のプラッター、2層構造の筐体、アルミニウムパイプのトーンアームなどを新開発し、SL-1200シリーズの新たなスタンダードモデルとして発売します。

当社は本製品により、より身近に上質で豊かな音楽があるミュージックライフを、音にこだわるオーディオユーザーからレコードファンまで、幅広いユーザーに提案していきます。

<特長>

  1. 新開発の「コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」で安定した回転と振動低減を実現
  2. 強靱な筐体構造や2層構造プラッターによる高い剛性と耐振性
  3. 優れた初動感度とトレース性能を追求したトーンアーム

【お問い合わせ先】

ディーガ・オーディオご相談窓口
フリーダイヤル 0120-878-982 (受付9時から20時)

【特長】

1. 新開発の「コアレス・ダイレクトドライブ・モーター」で安定した回転と振動低減を実現

ベルトドライブ方式に比べ高い回転精度が得られ、その高性能や高信頼性で定評のあるダイレクトドライブ方式。従来のダイレクトドライブターンテーブルの課題であった「コギング」と呼ばれる回転ムラや回転中の微小な振動の発生を解決するため、コイルからコアを排除したコアレスステーターを採用したシングルローター型のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを新開発しました。さらにブルーレイディスク機器で培った最新の制御技術を応用し、定速時の制御ではマイコンによる正確な正弦波を出力することで、安定した回転を実現しました。またプラッターには、モーターを構成するローターヨークおよびローター磁石を固定。モーターとプラッターが強固に結合した構造を採用し、より安定した回転を可能にしています。さらに電気回路も新開発のモーターとプラッターの性能を最大限発揮できるようにチューニング。これらにより、SL-1200MK6(※1)を超える回転精度を実現し、立ち上がり時間は同等の0.7秒(33 1/3回転時)を実現しています。

  • ※1:当社旧製品(2008年発売)。

2. 強靱な筐体構造や2層構造プラッターによる高い剛性と耐振性

本製品の筐体にはBMC(バルク・モールディング・コンパウンド)シャーシとアルミダイカストシャーシを強固に一体化した2層構造を採用し、高い剛性を確保しました。表面のアルミダイカストシャーシは落ち着いた風合いのマット塗装を施し、質感を高めています。また筐体を支えるインシュレーターは、高い減衰特性と長期の信頼性を兼ね備えた特殊シリコンラバーを採用。本体重量に合わせて専用にチューニングを行ったインシュレーターで、外部からの振動を軽減します。このほか、アルミダイカストと裏面全体に不要共振を排除するデッドニングラバーを貼り合わせた2層構造のプラッターは、質量をSL-1200MK6(※1)から0.8kg増加した約2.5kg(ゴムシート含む)とし、慣性質量を増加。さらに、低振動化を追求して緻密なシミュレーションを繰り返すことでアルミダイカスト部の形状を最適化するとともに、剛性を高めるための強化リブを追加しています。これらによりSL-1200MK6(※1)比で2倍以上の振動減衰特性を実現しました。

3. 優れた初動感度とトレース性能を追求したトーンアーム

レコード盤に刻まれた音楽情報を高精度に読み取るために重要なトーンアームは、テクニクス伝統のスタティックバランス型を継承。トーンアームパイプの素材には軽量で剛性に優れるアルミニウムを採用しました。ジンバルサスペンション構造のトーンアーム軸受け部には、切削加工のハウジングを使用した高精度ベアリングを採用。熟練した日本の職人の手で組み立て・調整を行います。これらにより、SL-1200MK6(※1)の7mgから本製品では5mg以下という高い初動感度を実現し、レコード盤の正確なトレースを可能にします。また、標準のウェイトに加えて補助ウェイトを付属。補助ウェイト使用時の適用カートリッジ質量は18.7~25.1g(付属ヘッドシェル含む)となり、幅広いカートリッジの装着にも対応しています。このほか、着脱可能なAC入力端子、金メッキ加工を施したPHONO端子を採用し、純度の高い信号伝送を可能にしました。

【主な仕様】

  SL-1200GR
回転数 33 1/3 、45 、 78 r/min
回転数調整範囲 ± 8%、± 16%
ワウ・フラッター 0.025% W.R.M.S. (JIS C5521)
SN比 78dB(IEC 98A weighted)
トーンアーム形式 ユニバーサルS字形トーンアーム スタティックバランス型
オーバーハング 15 mm
適用カートリッジ質量 18.7 g~25.1 g(ヘッドシェル含む 付属ウェイト1種)
出力端子 PHONO端子×1、PHONOアース端子×1
電源 AC 100V 、 50/60Hz
消費電力 11 W /電源オフ時0.2 W
外形寸法(幅×高さ×奥行) 453×173×372 mm
質量 約11.5kg
付属品 ターンテーブルシート×1、ダストカバー×1、
EPレコード用アダプター×1、補助ウェイト×1、シェル×1、
オーバーハングゲージ×1、PHONOケーブル×1、
PHONOアース線×1、電源コード×1

以上