2024年11月1日
- 製品・サービス
- プレスリリース
- 空質・空調
- くらし
- 電設資材
- エンジニアリング事業
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。
2016年11月7日
製品・サービス / プレスリリース
約25m³(約6畳)の空間で付着菌・ウイルスへの効果確認
パナソニック エコシステムズ株式会社は、食塩水を電気分解して得られる「次亜塩素酸水溶液」から揮発した有効塩素成分が、約 25m³(約6畳)の空間で、付着のMRSA、肺炎レンサ球菌、ロタウイルスを抑制する効果があることを検証しました。
食品業界や医療・介護施設、その他の室内環境において、次亜塩素酸を用いた洗浄、除菌、脱臭などの作業が日常的に行われています。今回、試験空間(約 25m³ (約6畳))で、有効塩素成分が、付着のMRSAに対して120分で99%以上抑制、肺炎レンサ球菌に対して120分で99%以上抑制、ロタウイルスに対して120分で99%以上抑制する効果があり、テーブルや手すりなどに付着したMRSA、肺炎レンサ球菌、ロタウイルスを短時間で抑制する効果が期待されます。
回転式除菌フィルターに約10mg/Lの次亜塩素酸水溶液を含浸し、一定の風(3m³/min)を回転式除菌フィルターにあてて有効塩素成分を揮発させて、MRSA、肺炎レンサ球菌、ロタウイルスを付着させた試料に暴露した場合と、有効塩素成分を暴露させない場合(自然減衰)とで検証試験を行いました。
MRSAに対し、120分で99%以上の抑制効果を確認(図1)。肺炎レンサ球菌に対し、120分で99%以上の抑制効果を確認(図2)。ロタウィルスに対し、120分で99%以上の抑制効果を確認(図3)。
付着MRSA、肺炎レンサ球菌、およびロタウイルスに対し、次亜塩素酸の揮発した有効塩素成分を暴露することで、99%以上の抑制効果を確認
対象 | 効果検証内容 | 検証機関 | 検証年 |
---|---|---|---|
大腸菌ファージ | 浮遊・付着 | (一財)北里環境科学センター | 2015 |
黄色ブドウ球菌 | 浮遊・付着 | (一財)北里環境科学センター | 2015 |
A型インフルエンザウイルス | 浮遊・付着 | (一財)北里環境科学センター | 2015 |
ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替) | 浮遊・付着 | (一財)北里環境科学センター | 2015 |
新型インフルエンザウイルス | 付着 | (一財)北里環境科学センター | 2015 |
MRSA | 付着 | (一財)北里環境科学センター | 2016 |
肺炎レンサ球菌 | 付着 | (一財)北里環境科学センター | 2016 |
ロタウイルス | 付着 | (一財)北里環境科学センター | 2016 |
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。