2024年11月22日
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品名 | 医療画像勉強会システム「co-Nect」 |
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品番 | CN-0001 |
サービス提供価格 | オープン価格 |
サービス提供開始日 | 2016年10月3日 |
パナソニックAVCディスクサービス株式会社(代表者:茂木 章弘)は、X線撮影機器やCT、MRIなどで撮影した医療画像のフォーマットであるDICOM画像(注1)を症例勉強会やセミナーにおいて参加者の手持ちの端末で同時に閲覧を行うことができる医療画像勉強会システム「co-Nect」を東京大学医科学研究所附属病院放射線科との共同研究で開発しました。当社は、本システムのサービス提供を10月3日から開始します。
「co-Nect」はDICOM画像を参加者の端末で同時に共有して症例勉強会やセミナーを行うことができるシステムです。端末は参加者が持ち寄ったタブレットや、PC、スマートフォン等様々な端末が使用できます。
従来、医療画像を使用する勉強会やセミナーでは、フィルムを用いたり、症例画像をプロジェクターで投影したりする場合が多く、間近で微細な所見が確認できないことによる視認性の課題がありました。「co-Nect」は参加者の端末で画像を確認できるので、視認性の課題が解決されます。
また、簡易DICOMビューワー機能を利用して、「画像送り」、「ウィンドウ幅・レベル調整」「拡大・縮小」など病変観察を行うことが可能です。
さらに、スクリーン共有機能により操作を行う発表者の画面が、参加者の各端末に同期して表示されるので、その読影のプロセスを実演しながら説明することができます。使用するDICOM画像は匿名化・暗号化されるため、セキュアに運用ができます。
当社は、勉強会にすぐに利用できるシステムとして「co-Nect」ソフトウエアをインストールしたサーバーとWi-Fiステーションをセットにして年間契約でのサービス提供を行います。医療画像を活用する本システムによるサービスを病院や教育機関へ提案していきます。
先進諸国に比べて、日本のCTやMRIの普及率は極めて高く、また新しく複雑な検査法も次々と開発されています。このような中、医療関係者は、日進月歩の医療を実践し、知識を広げ、技能を磨くために、自主的な医療画像の読影勉強会等を盛んに行っています。このような医療系の勉強会を簡単に、かつ鮮明な医療画像を活用して学べるシステムに対するニーズがあったことから、当社は、東京大学医科学研究所附属病院(研究代表者:桐生茂 放射線科・准教授/部長)との共同研究によって本システムを開発しました。
従来のプロジェクター投影と異なり、各自の端末を用いてDICOM画像を手元で確認できるため、説明内容についての理解が深まります。発表者が、自身の操作を参加者の端末に同期して表示させることができます。発信者切り替え機能により、別の参加者が自身の操作画面を全員に共有することもできます。
勉強会に使用する資料は、登録画面からドラッグ&ドロップで簡単に登録できます。直感的な病変観察ができます。PDFやJPEGファイルなどの汎用的なドキュメントフォーマットの共有・閲覧にも対応しています。
全参加者が共有している画面上に発表者と参加者が各々に別々のポインターを操作し、表示することができ、双方向のコミュニケーションをサポートします。(レーザーポインター機能)
読影中、画像の気になる個所に印(スタンプ)をつけ、ブックマークすることが可能です。ブックマークしたスタンプは参加者全員で画面上に共有することもできます。(スタンプ機能)
以上
記事の内容は発表時のものです。
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