私たちの行動指針
Panasonic Leadership Principles 一人ひとりがリーダーとして挑戦し続ける会社に
2021年10月に改訂された「パナソニックグループの経営基本方針」。その実践に向けて、一人ひとりがリーダーとなり、日々の仕事で意識するべき行動指針Panasonic Leadership Principles（PLP）について、策定の背景や活用方法を紹介します。
ますます激化する企業間の競争の中、私たちは「誰にも負けない立派な仕事」をして、お客さまや社会へのお役立ちを果たしていく必要があります。当社の経営基本方針にはその要諦が網羅されています。これを私たち一人ひとりが実践するための行動指針として2023年4月にPLPを策定。パナソニックグループの基本精神である綱領／信条・七精神は、私たちの「存在意義」/共通の「心構え」を端的に表現していますが、PLPではこれらを具体的な行動に結びつけるために、日々の仕事においてどう行動をすべきか、を解像度高く表現しています。
公募による有志のプロジェクトメンバー18人で検討・議論を進め、日々現場で意識し活用され、社員の行動変容につながる行動指針となるよう、一つひとつの言葉に思いを込めました。
「求める行動」については、抽象的な表現ではなく、解像度をより高めてできるだけ具体的に表現しきることを意識したため、あえてシンプルな表記にはなっていません。覚えることが目的ではなく、一人ひとりの具体的な行動変容を促すことを目的としているからです。まずは、私たち一人ひとりがPLPを、日々の仕事における行動の振り返りや意思決定の判断軸として活用していきましょう。
今後は、役職に応じてPLPの各項目で求められる具体的な行動を「レベル基準」として明示し、採用や育成、評価などの人材マネジメントシステムに導入することも計画しています。私たちもそれらをよく理解し、PLPに基づく行動のレベルを高めることが大切です。
A. PLPは、2016年に導入した、経営理念をベースとしたグループ共通の行動指針「Panasonic Global Competency（PGC）」のアップデートとして検討がスタート。
PGCは8つのコンピテンシーから構成されていましたが、経営基本方針の実践という観点で必要と思われる要素を抽出した結果、PLPは合計11個となりました。
現在のPLPは最終形ではなく、今後、必要に応じて内容は見直し、継続的に進化させていきます。
綱領：パナソニックグループの事業の目的と使命
信条・七精神：私たちが日々の業務を実践していくための心構え
経営基本方針：パナソニックグループの社員が仕事や経営を行う上での考え方をまとめたもの
PLP：社員一人ひとりが経営基本方針の実践を目指すための行動指針
綱領、信条・七精神は、私たちパナソニックグループの社員として持つことが前提となる価値観です。その上でPLPに基づいて行動することが、社員稼業に徹する、すなわち経営基本方針の実践につながります。PLPは経営基本方針と一体であると理解すべきものであり、決して別ものではありません。
A. 事業会社独自の行動指針・バリューのベースはパナソニックグループの経営基本方針です。どちらも経営基本方針を実践するために策定されたもの。PLP発信後、独自の行動指針・バリューとの関係性の明確化も進められています。また、PLPを理解いただくための情報やコンテンツ、実践ツールをPHD／PEXから継続的に発信し、皆さんが気軽にPLPに触れる・学べる環境づくりをしていきます。
変化を恐れず 一人ひとりが進化し続けてほしい
【グループCHRO 三島 茂樹さん】
PLPの内容は決して目新しいものではありません。自職場で長年にわたり実践、大事にしてきた行動が反映されている、という方も多いのではないでしょうか。パナソニックグループの皆さん全てが、自身の成長と社会へのお役立ちにむけて、変化を恐れず、自らの「知識・意識・行動」を進化させ続けることを期待しています。そのための具体的な行動指針として文字にしたのがPLPです。
変化のために大事なのは、自身の意識・行動に対する現在地の振り返りや周囲からのフィードバック。そのために必要な施策・ツールも、今後事業会社と連携して企画していきます。
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