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2024年4月5日

5回目の中国出張でいちばん驚いたこと

先程投稿した出張で、実はもう一つ土産話があります。

中国では、水素の活用は大型のバスやトラックという明確な方針があって、トヨタ自動車株式会社さんも北京に大きな商用車用の水素燃料電池の工場を建設中。その工場を見せてもらった時に、そのあたりの街区で実証実験中の自動運転の自動運転タクシーに乗せてもらう機会を得ました。

クルマとしてはLevel4(ドライバーが運転もできる)ですが、乗せてもらった時はドライバー不在の実質Level 5の自動運転で 、目的地を設定して普通の街中・・・北京の皆さんは上海と比べても結構アグレッシブな運転ですが・・・を10kmあまり30分ほど試乗させてもらいました。

車両はトヨタさんのLexus RXのガソリン車。その運転を制御するAPI(Application Program Interface)を切って、Pony.aiというシリコンバレー発の中国地場のベンチャーの自動運転ソリューションで走ります。これはこの記事(出典:日本経済新聞 電子版ウェブサイト)でも発表されています。

で、乗ってびっくり!!

下手なタクシーよりもよほどスムース。大きな交差点での対向車を見極めながらの左折(日本だと右折相当)は、カメラとLiDARで人間より遠くまで対向車の動きを見極めているせいか、絶妙なタイミングで曲がり切るのは驚きました。

日本では、Level 5自動運転は「まだまだ」と考えている人が多いかもしれませんが、これを体験すると、その時代はすぐに来ると思わざるを得ません。

一般の街区をこれほどの実証実験に供する北京市の判断、そしてそれを好機としてチャレンジするPony.ai、その価値を認めて合弁会社を設立したトヨタさん・・・我々も「積極果敢な挑戦」において負けたくないものです。

進化・変革のスピードにおいて絶対に誰にも負けない、これは当社の伝統の精神の一つです。積極果敢な挑戦はまさにその第一歩。

今年度、皆さんも積極果敢にお願いします!

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