楠見から皆さんへ 私が気づいた事や皆さんにお伝えしたいことをYammerに書き込んでゆきます。特に全社員の皆さんにお読み頂きたい内容についてはこちらにも転載しますので、ぜひお読みください。Yammerを通じて皆さんと積極的なコミュニケーションを取りたいと思っていますので、可能な方はぜひご参加ください。

2022年6月13日

「心理的安全性」に関して教えてもらったこと

皆さん、お疲れ様です。

以前、グループの幹部の皆さんと一緒にレジリエンス研修を受けているというをしましたが、先月の5/15-16の合宿の際に、興味深いことを教えていただきました。

「心理的安全性」というのは、もともとは医療の現場で重視されていたそうです。手術の現場で、えらい先生が執刀される場合にも、状態の変化やミスに気付いた助手や看護師が即座に言えるかどうか。それが言える医療チームは死亡率が低く、言えないチームは死亡率が高いという相関性が見いだされたそうです。

命がかかっている医療の現場で、状態の変化やミスに気づいたら言うことは一人ひとりの義務であるものの、言えるためには、言ったら称えられることがチームの中で習慣化し、心理的安全性の高いチームにならないといけない・・・というお話。

私たちの仕事は、常に人の命と向かい合っているわけではありませんが、しかし、私たち一人ひとりは「事業の命」と向かい合って仕事をしているわけです。事業の命が絶たれると、私たちが露頭に迷うことになるのみならず、お客様やお取引先様にも多くのご迷惑をおかけします。

気づいた人が勇気をもってすぐに気づきを周囲と共有することも、また、その共有を称えることで、「言うべきことが言える」職場風土を維持し続けることも、どちらも私たち一人ひとりにとっての責務であることにおいては、医療の現場と何ら変わることはないと考えた次第です。

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