Episode 04 大阪電燈の入社辞令

歴史ものがたり

Episode 04 大阪電燈の入社辞令

歴史資料にまつわる創業者の思いやエピソードを紹介します。

1910年、電気の時代の到来を感じた創業者は、15歳で大阪電燈(現・関西電力)に入社します。熱心に働いて頭角を現し、通天閣の電灯工事に携わるなど、充実した日々を送りました。その後、最年少の22歳で検査員に昇格。その時の喜びを「自由の天地が開けるような気がした。小さくても大きくても、自分の創意で事が決せられるのは、生きがいがあるものだ」と振り返っています。この原体験が、後に繰り返し語る「社員稼業」につながったと言えるでしょう。命じられた通りにするだけでなく、自分なりに工夫をこらしてこそ、やりがいが生まれ、それが生きがいにもなる。大阪電燈で手にした喜びを、松下電器の社員にも感じてほしいと考えたのです。

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