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2024年5月28日

EW社 ライティング事業部 新潟工場を再訪しました(5/13)

皆さん、お疲れ様です。

先週、5/13(月)に、EW社から「進化したので是非」とのお誘いもあって、前回の訪問から2年半ぶりに新潟工場を再訪しました。

今、ライティング事業部は好調です。2021年度、2022年度と調整後営業利益率が6.3%であったのが、2023年度は販売も成長させた上で調整後営業利益率は9%まで向上。値上げが奏功したと言えばそれまでのように聞こえるかもしれませんが、その裏にあるのが、新潟工場はじめ事業部全体のオペレーションの改善。それによって、部材調達難の折にもお客様に初回に提示した納期を徹底して遵守できたことが他社との差別化となり、お客様の信頼を得たところが大きかったとのこと。

また、能登半島沖地震の際には、新潟工場も震度6強でインフラを含めて被災したものの、1/2~8で復旧させ1/9からの出荷再開でデリバリ影響を回避いただきました。

そんな新潟工場ですが、前回訪問した時とは全く景色が変わっていました。ムダと滞留の撲滅と整流化を意識したレイアウトの変更、自動化・スマート化によって大きく生まれ変わったという印象です。

さらに、23年度は重篤災害はなかったものの「あわや重篤災害」が非定常作業の中で発生したことに対し、「不安全行動の洗い出しができていない」との反省から、PAS社 敦賀工場で人の動きのムダの発見に用いているAIカメラを、ここでは非定常作業の発生箇所を24時間監視に用いて不安全行動の洗い出しに用いたとのこと。この着眼点も「流石!」と感心しました。

新潟工場といえば、先月4/23にはグループCEO表彰の「BEST有志活動賞」として、徳吉さんはじめ「からくり現場カイゼン推進グループ」の皆さんを表彰させていただきましたが、本当に力のある工場は、現場の皆さんの創意工夫と結果にこだわっての弛まぬ努力に満ち溢れていると感じます。

ただ、そんな新潟工場も、まだまだ進化の余地はあると感じたのが、「理論値の追求」という点ではどうか?・・・というところ。ひょっとしたら私に”ツッコミどころ”を残しておいてくれたのかもしれませんが(笑)、目下構築中のベースライト「iDシリーズ」の新商品のラインの仕掛在庫を現状から35%削減するということで
Q: 「大したもんやね。で、それって何時間分になるの?」
A: 「半日分です」
Q: 「え?この仕掛の前の工程と後の工程で、稼働や能力に差があるの?」
A: 「いや、同じです」
Q: 「じゃぁ、いくばくかの安全をとるとしても、半日必要ということはないよね?」
・・・というような会話もありました。

新潟工場のこの2年半の大いなる進化は、本当に頼もしく、また有難く感じました。でも・・・まだまだいけるぞ、新潟工場!

完成品倉庫も自動化

オフィスの照明もさすがライティング

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