2024年5月9日
PLPの1番と11番について
皆さんお疲れ様です。
先日のグループCEO表彰式で、組織・人材開発センター所長の森本さんのインタビューを受ける場面があり、その質問の一つで、「Panasonic Leadership Principles (PLP)の中で大事にしているのは何か?」と問われ、「1番と11番」と答えました。
ここでは、その1番と11番について皆さんと共有したいことを記しておきます。
1番の「お客さま起点で考える」について
日々、「〇〇をする」という指示や要請を受けた時、あるいはそれが定型的な業務になっている状況で、その「〇〇」をするのは「誰のためか」は明らかになっているでしょうか?
「〇〇」をいかにやり切るか、あるいはいかに効率的にやるかということのみに集中してしまってはいないでしょうか?
「誰のためか」が明らかになっていないようであれば、その「誰か」にとって一番良いことは何なのか、考えをめぐらすこともできません。
どんな仕事であっても、それが「誰のためか」、つまりお客様は誰なのかを詳らかにすることがPLPの1番目の「お客さま起点で考える」を実践するための第一歩であり、その仕事に関して考える上で最初に持つべき視点です。
11番の「結果にこだわる」について
「結果にこだわる」とは、すなわち「競合に打ち勝つ」ということです。
私たちの商品・サービスが、お客様へのお役立ちにおいてどの競合にも負けないのであれば必ず選んでいただけるし、適正な対価をいただいて利益も獲得できる。逆に、シェアの低下や、販売・利益が得られていない状況は、競合に劣後しているということであり、人やモノやお金を社会からお預かりして事業を営んでいる以上は、直ちに改革せねばならない。
単に、商品・サービスが機能面や価格面で優れているということだけでなく、そのことをお客様に知っていただき、ご納得いただく力、ご購入後もお客様の厚い信頼を獲得し続ける力など、様々な力において競合に打ち勝つことにこだわり続けることが「結果にこだわる」ということです。
さて、明日からはGWです。GW中も仕事をされる方も、ゆっくりと休まれる方も、どうかご安全に!
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