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2023年6月14日

中国での新たな挑戦・・・「空間ソリューション事業」(6/1-2 中国出張その2)

中国出張記をもう1本。
CNA社の「住建空間事業部」、皆さんはこの事業部がどういう取り組みをしているかご存知でしょうか?

商品としては、空調、キッチン・収納・ドア・トワレ・ビルトイン家電などの住宅設備、コンセント・スイッチなどの電材、照明など、日本の複数の事業部の商品を扱い、総合的な空間ソリューションとして提案・提供して、お客様の健康・安心・安全・快適な暮らしに貢献しようとする新たな挑戦です。それぞれの商品の中国での生産、域内・域外への販売もあり、多くの仲間がこの事業部で仕事をしています。

住建空間事業部では、SKU削減、ご購入先様を巻き込んだLT短縮、売掛金圧縮など、徹底して営業CFを創出するための取り組みを進めてくれており、先日グループCEO賞「業績表彰」をお贈りしました。

この住建空間事業部の「空間ソリューション」の新たな挑戦の大きな成果が、江蘇省宜興市の雅達・陽羨溪山の健康・養老の新しい街づくり「雅達・松下社区」です。先週後半の中国出張のもう一つの目的は、この雅達・松下社区を実際に見ることでした。

かつて、2015~2016年度にかけて、私はハウジングの山田さんと一緒に住空間価値創出プロジェクトをやらせていただき、建材+家電を組み合わせて考えることで、ノイズレスな空間を創出できるだけではなく、人の動線を変えることができることを実感しました。そのプロジェクトで提案いただいたコンセプトは、全館空調「ウイズエアー」「Irori Dining」「Salon a la Maison」「My Home Resort」スピーカー付き照明のような商品として具現化されましたが、日本では、例えば「健康・養老」をテーマとした空間ソリューションの提案というところまでは至っていません。

当社の保有する住宅建材・照明を含む電材・空調・家電の多様な商材、足りない部分は他社の商材を組み合わせてでも、空間ソリューションの提案ができるようになれば、大きなチャンスに繋がると思います。特に建材+家電の組み合わせは他社にはできない強みに繋がるはず。

中国での住建空間の取り組みはその尖兵として期待するところであり、住建空間の皆さんが最初のチャレンジ、かつ大規模案件ゆえに大変な苦労をされた雅達・松下社区の成果は、その可能性を「事実」として世の中に大きく示した意義深いものです。しかしこれはまさに第一歩め。大きな一歩を踏み出して得たチャンスをいかにしてモノにするか、皆で知恵を出して次のアクションにつなげていきたいところです。

写真①:物件は整然とした美しい街並みの中の高級マンション(これ以外に戸建てもあり)
写真②:二世帯を想定した豪華なモデルルーム
写真③④:IoT満載
写真⑤:睡眠の状況もスマホで把握
写真⑥:日本で育まれた利便性の高いキッチン収納に高い評価

物件は整然とした美しい街並みの中の高級マンション(これ以外に戸建てもあり)

写真①

二世帯を想定した豪華なモデルルーム

写真②

IoT満載

写真③

IoT満載

写真④

睡眠の状況もスマホで把握

写真⑤

日本で育まれた利便性の高いキッチン収納に高い評価

写真⑥

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