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2023年3月29日

パナソニックインフォメーションシステムズ株式会社(PISC)浜離宮拠点を訪問しました(3/10)

皆さん、今週もお疲れ様でした。

さて、皆さんはPISCがどんな会社かご存知ですか?

ひょっとしたら「グループの色んな業務のIT基盤を整備・保守してくれてるんでしょ」と答える方も多いかもしれません。実際、数年前までは、私もそれくらいの認識でした。

最近では、玉置さんから教えていただくことも多くて、「PXのITの側面での中核になる会社、外販もやっているので様々なソリューション・ノウハウがある」くらいには認識していましたが、具体的な理解には至っていませんでした。

で、3月10日(金)午前中にPISC浜離宮拠点を訪問し、具体的な活動内容を教えていただきました。また様々なプロジェクトを実際に動かしておられるリーダーの皆さんとも懇談させていただき、PISCへの理解を深める機会となりました。

現在のPISCは、2015年に旧電工のPISCと旧電器産業のCISCが統合された組織です。PISCは東証一部上場であった時期(2004~2015)もあり、そのことで独立会社としての自主責任経営において一般市場への販売にも積極的に取り組んでこられたのだと理解しています。

PISCの一般市場向けソリューションの詳細はPISCのHPに譲るとして、そういったソリューション・技術・ノウハウを、他社のソリューションも含めて提供する力があるならば、それをグループ内で高めると同時に、社外の一般市場のお客様にも提案し、色んなご注文を頂く。時にはお叱りを受けながらも、外からの刺激をもらって、もっと高めていく。それをグループ内にも反映していくことでグループとしての力も、PISCとしても事業を進める力がどんどん高めていけると考えるのです。

PISCとしての力がどんどん高まれば、PISCのグループ内での役割「グループのIT中核会社として、ビジネス現場と共に、お客様サービスのDX、事業オペレーションのDXの推進に貢献」を果たす力が高まる。すなわち、PXの原動力がどんどん高まると期待します。

さて、PXといえば、私がオートモーティブを担当していた時に、ITのSさんから「SAPのカンファレンスに行くと講演しているのは皆CEOです。つまり、ITの革新、その前提となるプロセスの革新は経営の重要アジェンダとして他社では扱われているということ。当社では業務プロセスは現場任せ、ITはIT任せ。これでは当社では変革はおきません。」と言われて、強烈に頭を殴られた思いをしました。

今回のリーダーの皆さんとの懇談でも、IT以前に業務プロセスの改善の余地があると分かっていても、「とりあえず、今のままで・・・」という意見と対立してなかなか進まないことに一番困っていると伺いました。このことについては、先日、グループ幹部が集まったGroup Executive Meeting(GEM)でも、グローバル輸送用機器メーカー様や当社中国北東アジア地域の取り組みに学びを得ながら、皆で結論づけた「PX:7つの原則」の中で、「経営者が、データの利活用と業務プロセスに責任を持つ。経営者自らが『プロセスオーナー』を任命し、プロセスの選択と集中、簡素化・標準化を推進する」と皆で決意しましたので、これを全てのレイヤーの経営責任者がブレずに進めることが答えになるはずです。

PX2.0へのギアチェンジ、いよいよ当社グループのモダナイゼーションは、経営責任者と現場の皆さん、そしてその力を益々高めるPISCの皆さんと、一枚岩で進めていきたいと思います。

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