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2023年3月28日

エイジフリー・ライフ香里園・エイジフリーハウス吹田健都プレミアを訪問しました(3/6)

写真①

写真①

皆さんは、当社グループが長年にわたって介護関連事業を推進してきたことをご存知ですか?

旧電工時代、1998年に大阪府で初めての介護付き有料老人ホーム「エイジフリー・ライフ大和田」の開設を起点に、2000年の介護保険制度導入に合わせて介護用品・設備の開発販売事業と介護用品レンタル・販売・介護リフォームを行う介護ショップ事業を立ち上げ、2012年にはサービス付き高齢者向け住宅事業を開始。そして今は、それらの事業はパナソニック株式会社傘下のパナソニックエイジフリー株式会社が推進しています。

今では介護サービス・介護施設・介護ショップあわせて全国300拠点、3800名の従業員の皆さんが、「介護する人・される人すべてが"私らしく"いきいきと心豊かにくらしを実現している社会」を目指して、年間12万人の高齢のご利用者に寄り添ってくれています。

今回訪問したエイジフリー・ライフ香里園は「介護付き有料老人ホーム」で、介護の必要性の高い方を対象としており食事や生活支援のサービスが受けられる施設です。良く考えられた個室(写真①)のみならず、ご利用者の利便を考えて理美容室を設けたり(写真②)、リハビリのための本格的な機材(写真③)を導入していることには驚きました。

一方のエイジフリーハウス吹田健都プレミアは「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」で、一般にはサ高住は介護を必要としない方が対象ですが、ここでは介護サービスも併設していて介護の必要な方や認知症の方にも対応できることが特徴です(写真④)。

認知症や身体の不自由さなど、様々な症状のご高齢のご利用者お1人おひとりに寄り添うことは簡単ではありません。介護する側のスタッフの皆さんに専門的な知識も必要ですし、相当にストレスも高い仕事です。それでも、スタッフの皆さんがご高齢のご利用者に心から寄り添って介護やリハビリ、食事の提供等をされ、利用者様が安心して快適にお過ごしていただいている様子を見て、頭が下がる思いでした。

エイジフリーは非常に経営が厳しい時期もありましたが、その経営改革の判断の中で人件費を減らすのではなく、例えば介護付き有料老人ホームにおいては、むしろ厚労省基準の倍の人員を配置することで、スタッフの皆さんが繁忙感を感じることなく、ご利用者お一人おひとりへの寄り添いに集中できるようにしたとのこと。これこそが、お客様第一の心構えに基づく経営判断であると感心しました。

また、介護ショップにおいては他社の商材も良いものはどんどん取り入れ、介護リフォームにおいては競合の介護拠点の改善にも積極的に取り組んでいます。「当社エイジフリーの強みの一つがパナソニックグループの総合力(水廻り、照明、空調など)を活かした空間であるのに、敵に塩を送ることにならないか?」と尋ねると、社長の坂口さんは「業界全体を伸ばさないといけない。介護保険は単価が決まっているので業界全体が良くならないといけない」と答えてくれました。業界全体を良くする、すなわち高齢化社会全体をより良くする・・・まさに、経営基本方針を実践してくれていることが本当に頼もしく、また有難く思えたわけです。

そんなエイジフリーは、例えば「親に住んでほしいサービス付き高齢者住宅No.1」(※)など、第三者からも様々な「No.1」の評価を得ています。

日本ではますます超高齢社会になります。ご高齢の方の「幸せの、チカラに。」・・・エイジフリーの皆さんがこれからも業界に率先垂範して実践しつづけてくれることを期待しています。

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写真②

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写真③

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写真④

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