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2022年11月9日

PID 電子材料事業部 化学材料BU 四日市事業所を訪問しました(10/12)

皆さん、おはようございます。

先週10月12日には、PID 電子材料事業部の四日市事業所を訪問しました。
この四日市事業所では、本工場で樹脂成型材料、南工場では半導体封止材や、基板材料を生産していますが、これらのリンク先をご覧いただければ、多くの方が「へぇ、パナソニックでそういうものを作っていたのか~」と驚かれるのではないでしょうか? 私も約4年前、旧AIS時代に一度、経営責任者会議で四日市事業所の南工場を訪問した時に随分驚いたものです。

当社のこの事業は実に創業期に遡り、「練りもの」によるアタッチメント・プラグが起源となって、1930年代からフェノール樹脂成型材料などの生産を開始したことに端を発しています。この四日市工場も操業開始は1961年ですから、工場としても60年の歴史のある工場です。

グループ内のアッセンブリー系の工場とは異なり、有機溶剤を含む多くの化学物質を扱う工場であるが故の難しさはあるけれども、社員の身体を犠牲にした事業推進は絶対に許されることではありません。危険な材料を扱うからこそ、設備稼働時のみならず、特に人によるメンテナンス等の非定常作業時の万全の安全確保と管理が必須です。

この四日市工場では、立派な体験型安全道場もあり、定期的な講習も実施されています。過去の災害で「総点検」も行われてきました。それでも、災害が撲滅できていない。

私は総合夕会で四日市拠点の皆さんに、「もし、きちんと守るべき作業標準が無く、とりあえず言われた手順で、時に自分の判断でやっている作業があるならば、声を上げて欲しい。そして、上司は、その声に“ありがとう”と応じて、即座に確実な安全手順を確立して欲しい。」とお願いしました。また、「言われた通りに作業をするのが仕事ではない。課題や改善点を見つけて声を上げ、改善が進むように努力するのが仕事である」とも申し上げました。

責任者の行動はもちろんですが、ゼロ災(写真)は一人として欠くことない全員活動でなければ継続できるものではありません。一人ひとりの社員稼業を通じて、一つひとつの気づきを安全確保に向けたカイゼンに繋ぎ続けることがゼロ災継続の鍵だと思うのです。

化学材料BU、四日市、ゼロ災で行こう、ヨシ! ご安全に!

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