楠見から皆さんへ 私が気づいた事や皆さんにお伝えしたいことをYammerに書き込んでゆきます。特に全社員の皆さんにお読み頂きたい内容についてはこちらにも転載しますので、ぜひお読みください。Yammerを通じて皆さんと積極的なコミュニケーションを取りたいと思っていますので、可能な方はぜひご参加ください。

2022年10月17日

キャリアを繋ぐ

皆さん、おはようございます。

今月上旬10月3日に、「多様な社員の安定したウェルビーイングを実現」というタイトルで、選択的週休3日・4日や、働く場所の選択肢の拡大に取り組むニュースリリースを出しました。このリリースについて、外部の方から「そんな甘いことをやって大丈夫か?」「ますますぬるま湯になって熾烈な競争に勝てるのか?」というような質問を受けたり、手紙をいただくこともあります。

これらの施策は、「働きたくなければ、そこそこの時間だけ働いてくれればいいですよ」という意図では断じてなく、そういう意図での制度活用を許容する積りもありません。この制度は、何としても当社で働きながら「今は事情があってフルに働くことが難しいけれども、今の仕事を続けて挑戦し続けたい」、あるいは「もっと果敢に挑戦したい、だからもっとスキルを高めたい」「もっと視野を広げた上で仕事にも活かしたい」という方々に活用いただくための制度です。

皆さんの周りにも、家族の介護を優先するために会社を辞めたり、パートナーの方の転勤にどうしても帯同したくて会社を辞めたりされた方はおられないでしょうか? やりかけていた仕事を、挑戦の半ばで諦めることは無念だったでしょう。あるいは単身赴任せざるを得ない状況で家庭を犠牲にした経験をお持ちの方もおられると思います。

また、ボランティアに参加して今まで接することのなかった方々と接することで、その方々のことを良く知り、自分自身の知見を高めたいと思っても、土日祝日しか参加できない。これも自己学習の機会を犠牲にして会社の仕事をしていただいている。

何かを犠牲にしないと仕事での挑戦を続けられない・・・そんな状況を少しでも改善したいのです。

何も犠牲にせずに、仕事に挑戦し続けられる。育児や介護の際の制度利用では、一時的には仕事をできる時間が減ることで自らの貢献が少なくなっていいのだろうか? ・・・と思われる方もおられるでしょう。でも、たとえ勤務時間が少なくなっても、諦めずに挑戦し続けるからこそ、その挑戦が必ず成果に結びつくと思うのです。

そして、個人の人生においても、仕事の上でも様々な経験を積み続け、スキルを伸ばし続けていただければ、社会からお預かりした大切な皆さん一人ひとりの大きな成長につながることになり、そのことがグループとしても大きな財産になると考えています。

皆さんにも、今回の多様な働き方の新たな制度について、このような共通理解をお持ちいただきたく、よろしくお願いします。

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