楠見から皆さんへ 私が気づいた事や皆さんにお伝えしたいことをYammerに書き込んでゆきます。特に全社員の皆さんにお読み頂きたい内容についてはこちらにも転載しますので、ぜひお読みください。Yammerを通じて皆さんと積極的なコミュニケーションを取りたいと思っていますので、可能な方はぜひご参加ください。

2022年6月2日

パナソニックサイクルテックを訪問しました(5/27)

皆さん、お疲れ様です。

5月27日には大阪柏原のパナソニックサイクルテックを訪問しました。

私が旧アプライアンス社で、旧AIS社から移管されたサイクルテックを担当していたのは2014年~16年ですから、もう6年前のことになります。

私が持っている2台のPOS(パナソニックオーダーシステム)のロードバイクのうち、チタンの機種ORT17Uは、サイクルテックの近くを流れる石川の河川敷~大和川の堤防に続く南河内サイクルライン(※)が土日の朝練コースなのに、他社のバイクでの朝練もあるまい・・・と思って担当になった直後に注文したものです。

それはさておき、6年ぶりのサイクルテックの進化と成長には大いに驚きました。コロナ起因による電動アシスト自転車ニーズの拡大があったとはいえ、2016年から2021年にかけて、販売は約4割増、調整後営業利益は約2倍にまで成長させてくださいました。

その成長を実現するために、工場にはフレームの自動溶接設備や、皮膜工程の刷新、塗装色切り替え時間短縮に工夫を凝らした粉体塗装工程の導入(写真①)、ドライブユニットの組立の自動化など、生産キャパ拡大のための相当の投資をされたとのこと。

また、商品は新製品を連打してラインナップ拡充すると同時に、電動アシストの基幹デバイスであるドライブユニットは大幅な軽量化とコストダウンを図っています(写真②)。この数年、サイクルテックの皆さんがまさに弛まぬカイゼンと努力を続けられたことに頭が下がりました。

加えて、私自身嬉しかったのは、担当させていただいていた時に商品企画のアイデアとして発案された、重たい電動アシスト自転車を楽に押し歩きできる機能を、多くの努力を重ねて実現していただいていたのです。

現状ではできない外部要因があっても、それを打ち破って実現する。そんな皆さんの努力の積み重ねが、電動アシスト自転車の5割に迫る圧倒的な国内シェアの原動力になっているのだと思います。

一方で、大きく進化したモノづくりの現場を見せていただくと、TPS(トヨタ生産方式)の考え方、とりわけモノと情報の見える化と整流化、七つのムダの視点で見直せば、まだまだカイゼンの余地があると気づきます。幹部の皆さんとは、そのことを共有させていただきましたが、逆に言えば、これからの一層の進化に、さらに大きな期待を持ったわけです。

今、サイクルテックでは、「世界中の人々が青空の下へ走り出せる未来を創造します」というミッションと、「サイクルモビリティのリーディングカンパニーになる」というビジョンを掲げて力強い中長期戦略を推進しようとしています。「青空の下へ走り出せる」・・・これには地球環境への貢献が込められています。

一方、当社のGREEN IMPACTの目標の中には、自社サプライチェーンのカーボンニュートラル実現の中で、Scope 3には通勤に関する温室効果ガス排出が含まれます。現在、当社には自動車通勤をされている方も多いですが、電動アシスト自転車で通勤できる距離であれば、雨の降っていない時には電動アシスト自転車を活用いただければ、これもまたGREEN IMPACTの目標達成の加速に繋がるのではないでしょうか。 あくまで安全の確保が大前提ですが、各拠点でこのような制度整備も進めていただくべきではないかと考えます。

※このリンク先は、パナソニックグループ外の外部サイトになります。サイトの内容については、当社は一切責任を負いませんのでご了承ください。

画像①

画像②

※このサイトはパナソニックグループで働く皆さんが、ご自身のワークスタイルやライフスタイルに合わせて、イントラネットにアクセスできない状況でもグループの情報に触れることができる環境を構築することを目的としています。
本ページのURLや、掲載されているコンテンツを許可なく外部と共有したり、SNS等に掲載したりすることのないよう、取扱いは十分ご注意ください。