楠見から皆さんへ 私が気づいた事や皆さんにお伝えしたいことをYammerに書き込んでゆきます。特に全社員の皆さんにお読み頂きたい内容についてはこちらにも転載しますので、ぜひお読みください。Yammerを通じて皆さんと積極的なコミュニケーションを取りたいと思っていますので、可能な方はぜひご参加ください。

2021年9月6日

オリンピック・パラリンピックを支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました‼

昨日のパラリンピックの閉会式、素晴らしい演出とIPCパーソンズ会長のスピーチに大いに感動したのですが、その閉会式をもって、東京2020オリンピック・パラリンピックの全てのプログラムが終了しました。

当社は、オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、今回の東京2020大会を支援してきました。そして、大会に関係する部門の社員の皆さんには、国内外のパートナー企業様と連携しながら、大会や関連イベントの運営支援や製品の供給など、大会成功のため、スポーツの感動を世界中に届けるために大変なご尽力をいただきました。特に、開催が1年延期されたことで準備期間も含めて非常に長い間ご苦労いただきました。心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

さらに、今回の大会の準備中および開催期間中は、東京都をはじめとする各地域で新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言で、緊張感と感染対策の負担を背負いながら大会支援をやり遂げていただきました。本当に頭が下がる思いです。

大会を通じて、現時点では社員の方々に大きな怪我や事故はなかったと伺って安心しています。ただ、複数名の社員や関連のパートナー企業様の方々のコロナ感染の報告も受けています。幸い現時点ではほぼ全員の方が回復されているとお聞きしていますが、改めてお見舞い申し上げます。

パナソニックは、TOPスポンサーのプログラムがスタートした1988年のカルガリー冬季大会より、映像・音響機器カテゴリーのパートナーとして、オリンピックを支援してまいりました。以来、カテゴリーは少しずつ変わりましたが、今回の東京大会で33年間、パートナーとして大会を支援し続けています。

長年にわたるIOC・IPCとの良好な関係構築と様々なコミュニケーション活動を推進いただいているブランド戦略本部の皆さんをはじめ、大会組織委員会への窓口として東京2020大会に関連した多岐にわたる活動を展開いただいた東京オリンピック・パラリンピック推進本部の皆さん。そして、スポンサーカテゴリーの製品を大会に供給されたCNS社(LEDスクリーン/音響/プロジェクションマッピング/放送機器/セキュリティシステム/レッツノート/非接触バイタルセンシングなど)、AP社(選手村向け家電/ナノイー付きロボット掃除機など)、LS社(ケイリン競技先導車向け電動自転車/ジアイーノなど)、ATOUN(パワーアシストスーツ)の皆さん。また、Kid Witness News活動などの社会文化活動を推進したCSR・社会文化部の皆さん。Team Panasonicの活動をグローバルで推進していただいたPNA・PANABRASの皆さん。さらに、大会組織委員会に出向いただいた皆さんや、個人的にボランティアとして大会を支えていただいた皆さん。本当に多くの皆さんのご尽力と熱意で東京2020大会を成功に導いていただきました。

私自身も、パラリンピックのギフトプレゼンターの役目を拝命したほか、オリンピック・パラリンピックの現場の裏側に触れる機会を得、スポーツがもつ感動を世界中に届けることを支える多くの社員の皆さんの熱意溢れる姿に感動を覚えました。本当に素晴らしい人財と技術、そして歴史がある会社であることを改めて認識し、誇りに感じることができました。

パナソニックがオリンピック・パラリンピックを支援する理由は、両大会の基本理念である、スポーツを通じた「世界平和」「共生社会」が、当社の経営理念、すなわち「社会生活の改善と向上」と「世界文化の進展」に貢献することと符合するからです。また近年は、両大会とも「サステナビリティ(持続可能性)」というテーマにも取り組んでいます。この考え方も、物も心も豊かな「理想の社会」を目指して、地球環境問題をはじめとする社会課題に正面から向き合う、私たちの進むべき方向性と合致します。

今回、そのような理念に基づく東京オリンピック・パラリンピックの成功にパナソニックが貢献できたのは、皆さんのご尽力あってのことであり、グループの一員として大変誇りに思います。ぜひパナソニックグループの皆で、その誇りを胸に、持続可能な社会の実現にも思いを馳せながら、それぞれの職場において、それぞれの事業が目指す社会の発展に向けて日々の活動にまい進してゆこうではありませんか。

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