横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコン コンパクト室外機 CU-G25Vが国立科学博物館の「未来技術遺産」に認定

2021年9月 2日

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横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコン コンパクト室外機 CU-G25Vパナソニック株式会社(以下、パナソニック)が1992年に発売した「横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコン コンパクト室外機 CU-G25V」が、独立行政法人国立科学博物館の「令和3年度 重要科学技術資料(愛称:未来技術遺産)」に認定されました。パナソニックにとって11件目の登録となります。

重要科学技術史資料(未来技術遺産)とは、独立行政法人国立科学博物館(産業技術史資料情報センター)が、日本の科学技術史資料のうち、「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」に該当する資料を選定し、重要科学技術史資料登録台帳に登録するものです。科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的に2008年度から毎年行われており、今回新たに追加された24件含め、合計325件が登録されています。

「CU-G25V」は、低騒音・低振動を実現したコンパクトな筐体のルームエアコン室外機です。トルク変動が小さく低振動・低騒音を特長とするスクロール圧縮機を、慣例を覆して完全横置きで配置するとともに、3デシベルの静音化を達成しながら豊かな風量を生み出す小径ファンの採用や、従来のL字型からコの字型に形状を変更した熱交換器の開発により、小型・軽量化(従来機種比、容積:約75%、重量:約7kg減、必要設置面積:約66%)と低騒音・低振動とを両立。ベランダなど狭い場所への設置に加え、壁掛けや吊り下げも容易となりました。

日本の住宅事情に合致した本製品は、「一家に1台」から「一部屋に1台」へとさらなる普及拡大期にあった家庭用ルームエアコンの市場ニーズに応えて開発されたものであり、その後の製品に大きな影響を与えました。なお、空力特性とデザインの両立を追求して考案された千鳥格子のグリルや、配管カバー・設置台などシステム全体の統一性を持たせた本製品は1992年度グッドデザイン賞を受賞するなど、そのデザイン性も高く評価されています。

【未来技術遺産に登録されたパナソニック関連製品】
登録年/登録番号/資料名/製作年
2008年/第00012号/空気湿電池 300型/1955年※
2013年/第00131号/ダイレクト・ドライブ方式ターンテーブル SP-10/1970年
2014年/第00149号/電気洗濯機 SW-53/1953年(三洋電機株式会社製品)
2014年/第00165号/ビデオカメラ ブレンビー NV-S1/1990年
2014年/第00166号/デジタルビデオカメラ NV-DJ1/1995年
2015年/第00186号/ボトル用自動販売機 SVM-48/1968年(三洋電機株式会社製品)
2017年/第00239号/高力率型交流アーク溶接機 LAW-300-3型/1961年※
2018年/第00245号/小型オープンリール・テープレコーダ RQ-303 「マイソニック」/1963年
2018年/第00246号/アイソレートループ方式オープンリール・テープデッキ RS-1500U/1976年
2020年/第00296号/DVDプレーヤ DVD-A300/1996年
2021年/第00305号/横置きスクロール圧縮機搭載ルームエアコン コンパクト室外機 CU-G25V/1993年※

未来技術遺産に登録されたパナソニック関連製品は、パナソニックミュージアム ものづくりイズム館で常時展示しています。(※が付いた製品は、パネル展示となります)

パナソニック ミュージアム
住所:〒571-8501 大阪府門真市大字門真1006番地
開館時間:10時00分~17時00分 休館日:日曜・祝日、年末年始
アクセス:https://www.panasonic.com/jp/corporate/history/museum/

<関連リンク>
・独立行政法人国立科学博物館 プレスリリース
https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/696105.pdf
・独立行政法人国立科学博物館 重要科学技術史資料

発表年月
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