コロナ禍におけるスポーツファンの本音を明らかにする意識調査を実施

2021年3月 1日

トピックス

パナソニック株式会社は、アスリート・スポーツ関係者・スポーツファンの3者が一堂に会して、コロナ禍で大きな影響を受けたスポーツについて議論するオンラインイベント「これからのスポーツどうするミーティング ~みんなで話そう『スポーツがくれる明日へのチカラ』~」を2021年2月24日(水)と2月25日(木)の2回にわたって開催し、イベント内で視聴者へのアンケートを行いました。

アンケートの結果から「スポーツファンは競技以外の場面でもアスリートから元気をもらい、コロナ禍においてもスポーツが自分の生活にとって不可欠だと考えている」という本音が明らかになりました。また、コロナ禍を経験したスポーツ界がテクノロジーの活用によって進化・発展していくことに期待が集まりました。

【スポーツファンの本音のポイント】
1. コロナ禍においても、スポーツ観戦を楽しめているスポーツファンは意外に多い!?
2.「たとえ観戦できないとしても、スポーツの試合は予定通り開催してもらいたい」人は92%
3.「コロナ禍で大変な時だからこそ、アスリートを応援したい」人は98%
4. テクノロジーを使った新たな試みと、それによるスポーツの進化・発展に期待の声

■調査の背景
パナソニックは、社内のスポーツチームである「Panasonic Sports」を通して、これまで多くのスポーツを支援してきました。しかしながら昨今の新型コロナウイルスの影響により、多くのスポーツ大会や試合において様々な影響が及んでいます。そのような状況下で、スポーツの「する・観る・支える」という3つの視点からこれからのスポーツについて話す場を設けることで、スポーツ界に明るい兆しを見出してもらいたいという思いから本イベントを開催し、イベント内でスポーツファンの本音を調査しました。

■調査概要
・スポーツファンに対するアンケート調査1
調査名:「これからのスポーツどうするミーティング -スポーツ観戦とテクノロジー篇-」視聴者アンケート
実施時期:2021年2月24日(水)
調査方法:Web会議サービス「Zoom」投票機能
調査対象:「これからのスポーツどうするミーティング -スポーツ観戦とテクノロジー篇-」の視聴者
視聴者数:790名

・スポーツファンに対するアンケート調査2
調査名:「これからのスポーツどうするミーティング -スポーツと社会篇-」視聴者アンケート
実施時期:2021年2月25日(木)
調査方法:Web会議サービス「Zoom」投票機能
調査対象:「これからのスポーツどうするミーティング -スポーツと社会篇-」の視聴者
視聴者数:505名
※ アンケートの回答者数は設問によって異なります

■調査の結果
・ポイント1
コロナ禍においても、スポーツ観戦を楽しめているスポーツファンは意外に多い!?

イベントに参加したスポーツファンに、今の状況下でスポーツを楽しめているかについてアンケートを実施しました。「コロナ禍ではあるが、スポーツ観戦を楽しめている」と回答した人は62%(※1)でした。一方で、SNSによるアスリートからの情報発信が増えている状況ではあるものの「コロナ禍で逆にアスリートとの距離が近くなったと感じる」と回答した人は40%(※2)に留まりました。

事前に行ったアスリートへのアンケートでは「コロナ禍で練習・試合ができなくなり、モチベーション維持が難しかった時期がある」と回答した選手は69%となり、また、「ファンからの応援は不可欠だ」と回答した選手が84%となりました。イベントに登壇したバレーボールの福澤達哉選手は「最初は試合の目処が立たず、先行きがわからない中の練習はモチベーションが下がってしまったが、色々な方のおかげで、試合ができる環境となり、モチベーションを回復することができています。」とコメントし、アスリート達はコロナ禍でもファンからの応援が励みになっていることがわかりました。
・ポイント2
「たとえ観戦できないとしても、スポーツの試合は予定通り開催してもらいたい」人は92%

イベントに参加者したスポーツファンに、コロナ禍におけるスポーツ観戦の意向についてアンケートを実施しました。「たとえ観戦できないとしても、スポーツの試合は予定通り開催してもらいたい」と回答した人が92%(※3)、「現地観戦ができなくても、テクノロジーを使ったスポーツ観戦を楽しみたいと思う」と回答した人が同じく92%(※4)でした。コロナ禍で試合会場における観客人数制限や無観客試合の措置が続いている中で、これまでと変わらずにスポーツ観戦を楽しみたいと考えているファンの本音が浮き彫りになりました。

パナソニック スポーツ事業センター所長の久保田剛は「『みんなで楽しむ』という一体感が見えてくるのはスポーツならではだと思いますし、アスリートやファンの皆さん、運営するメンバーも一緒にスポーツを盛り上げていければいいなと思います。今後リアルな観戦なども復活してきて、今のスポーツのマイナスな状況をゼロにするだけでなく、ゼロをプラスにするようなテクノロジーが出てくることに期待しています。」と、スポーツ観戦の進化に対する期待を示しました。
・ポイント3
「コロナ禍で大変な時だからこそ、アスリートを応援したい」人は98%

イベントに参加者したスポーツファンに、コロナ禍におけるアスリートへの想いについてアンケートを実施しました。アンケート回答者の98%(※5)が、「コロナ禍で大変な時だからこそ、アスリートを応援したい」に「はい」と回答しました。また91%(※6)の人が、「アスリートは競技でも、競技以外でも、自分に元気をくれる存在」と回答し、さらに88%(※7)の人から「応援しているアスリートによる情報発信は、自分にとって生活の励みになっている」という回答を得ました。

予防医学研究者の石川善樹氏からは「スポーツを応援することは、世代間の交流や感情の発散、何より成長を追体験できるという、他には代えがたい価値があることが分かってきた。」と、スポーツファンのWell-beingが高いことについてのコメントがありました。
・ポイント4
テクノロジーを使った新たな試みと、それによるスポーツの盛り上がりに期待の声

イベントに参加者したスポーツファンに、スポーツ全般への期待についてアンケートを実施しました。アンケート回答者のうち96%(※8)の人が「スポーツは自分にとって不可欠なものだ」に「はい」と回答し、96%(※9)の人が「コロナ禍においても、スポーツに出来ることはもっとあると思う」と回答しました。また95%(※10)の人が「テクノロジーを使ったスポーツの新しい試みに期待が高まった」と回答しました。

今後のスポーツへのテクノロジーの活用に関して、「3Dトラッキング」についてコメントを求められた福澤達哉選手からは「自分たちのプレーを分析できるというのは、選手にとっても有益ですね。スキルの発展向上に重要で、テクノロジーの進化とともにスポーツも進化していっていると思います。」とコメントがありました。また、ラグビーの堀江翔太選手からは「観戦しながらグラウンド内の音が聞こえたり、観客席からは見えないような角度で見えたりするのも面白いかと思います。」という発言もあり、スポーツを「観る」立場だけではなく、「する」立場からもスポーツへのテクノロジーの活用が期待されていることが明らかになりました。

早稲田大学 准教授の佐藤晋太郎氏からは「スポーツを『する』ということはもちろん、スポーツを『観戦する』というものも、人間に根本的に備わっている欲求と深く結びついていると考えられています。現地観戦に行けないなど、もどかしい中でスポーツ観戦をしていることもありますが、この結果はやはり皆さん、スポーツを楽しみにしているということを表していますね。」と、コロナ禍においてもスポーツがあたえる楽しみが不可欠であることを心理学的観点から解説されました。
■専門家コメント

早稲田大学スポーツビジネス研究所・招聘研究員
上野直彦氏

全2回のイベントを通して、スポーツファンがコロナ禍においてもスポーツに対する熱量や期待を失っておらず、テクノロジーを使った新たな試みに期待が高まっていることを改めて感じました。多くの大会や試合において、スポーツへの様々な影響が及んでいるにもかかわらず、スポーツファンの中でスポーツに対する熱が冷めていないことは、われわれ関係者としても非常にありがたく、今後のスポーツに対して明るい兆しが見えました。

コロナ禍においてスポーツが出来ることはもっとあると思うので、私もいちスポーツファンとして、今後のスポーツや試合観戦におけるテクノロジーの発展に期待をしたいと思います。

■イベント概要
▽「これからのスポーツどうするミーティング」オンラインイベントを開催
https://news.panasonic.com/jp/topics/204104.html

以下のURLからイベントの様子をアーカイブ視聴できます。
1回目:https://channel.panasonic.com/jp/contents/31806/
2回目:https://channel.panasonic.com/jp/contents/31828/

※1 アンケート回答者274名
※2 アンケート回答者172名
※3 アンケート回答者328名
※4 アンケート回答者287名
※5 アンケート回答者336名
※6 アンケート回答者137名
※7 アンケート回答者150名
※8 アンケート回答者160名
※9 アンケート回答者329名
※10 アンケート回答者316名

発表年月
発表年月