インドネシアにおける日本国大使館の官民連携プロジェクトで、太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」が採用に

2015年3月16日

トピックス

太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」2014年7月の設置時の様子(1)

2015年3月16日、ジャカルタ(インドネシア)の在インドネシア日本大使館において、パナソニックが開発した太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」を電源として活用する官民連携プロジェクト(※1)の署名式が行われました。

今回の「西部ジャワ州 バンドゥン県 パンガレンガン郡 バンジャルサリ村における電化促進による初等教育環境改善と貧困削減計画」は、在インドネシア日本大使館の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用した官民連携プロジェクトで、「パワーサプライコンテナ」はインドネシアでの同プロジェクトにおいて、2014年のカリムンジャワ島での設置に続いての採用となります。

▼独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」で、離島の子どもたちの学びを支援(2014年7月23日)
http://panasonic.co.jp/news/topics/2014/125160.html
▼〔動画〕独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」で、離島の子どもたちの学びを支援
https://www.youtube.com/watch?v=nBQ63qu-y5o

「パワーサプライコンテナ」は、新興諸国などに多く存在する無電化地域向けに開発したもので、太陽電池(※2)と鉛蓄電池(※3)に加え、エネルギーマネジメントシステム「パワーサプライコントロールユニット」を搭載しています。

本プロジェクトでは、山間部地域の教育環境改善を目的に、「パワーサプライコンテナ」をマラバル国立第四小学校へ納入します。バンジャルサリ村は、基本的に電力会社による電化が行われたエリアですが、茶畑の中にあるこの小学校では、32年間無電化環境が続いており、一般的なパソコンなどのITを活用した教育環境が、十分に整わないことが課題となっています。このたび「パワーサプライコンテナ」を納入し、LED照明やポンプなどの電気設備やパソコン、プロジェクター、テレビなどの教育ツールに電力を供給することで、施設環境、教育環境の改善を図ります。2015年7月頃からの運用を目指し、導入を進めます。

「パワーサプライコンテナ」は、高効率のパナソニック製太陽電池モジュール「HIT(R)」を12枚搭載し、約3kWの発電を行います。さらに、24台の蓄電池(17.2kWh)も搭載し、蓄電池からの電力供給も可能です。本案件では、授業のある時間帯は、学校や教室の電気設備に電力を供給し、授業の無い時間帯に発生する余剰電力はコミュニティで活用することで、地域の電力の安定化にも貢献します。

パナソニックは、「パワーサプライコンテナ」を活用し、インドネシア国内の無電化地域や停電多発地域の電力インフラ課題を解決するための提案を行い、より豊かで快適な生活の実現を目指します。また、将来的には、インドネシア以外のアジア諸国や新興国にも「パワーサプライコンテナ」を展開し、グローバルでの無電化地域解消に取り組みます。

■パワーサプライコンテナの概要
・品名:太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」
・コンテナ本体:海上輸送用コンテナ
・寸法 (mm):4780(W)×3452(L)×3486(H) (コンテナ本体:3029(W)×2438(L)×2591(H))
・質量:約3000 kg
・インバーター最大出力:3 kW
・総蓄電容量:17.2 kWh
・太陽電池:単結晶系ハイブリッド型太陽電池「HIT(R)」 12枚
・制御盤:パワーサプライコントロールユニット
・蓄電池:長寿命サイクル用 制御弁式鉛蓄電池 12V・60Ah仕様 24台

■パワーサプライコンテナの特長
(1)安定した品質性能
安定した電力供給という品質を確保するため、量産型の製品として開発しました。インドネシア現地法人のパナソニック・ゴーベルES製造インドネシア株式会社において製造および品質管理を行い、日本の評価技術のノウハウをインドネシアへ技術移転していきます。今後、量産化によるさらなる低コストの実現を目指します。

(2)簡単・スピーディな組み立てが可能なため、増設や移設が容易
現地での専門工事作業が不要。一般の電気工事会社でも簡単・スピーディに設置ができるように設計し、インドネシア島嶼部における普及拡大に努めていきます。負荷機器などが増加した場合は、コンテナの増設による機能拡張も可能です。また、コンテナ形状のため、設置した場所から、新たな電力不安定地域への移設も容易です。

(3)パナソニックの実績あるテクノロジーの採用
限られたスペースでも効率よく発電するパナソニック製太陽電池モジュール「HIT(R)」を採用。また、新開発のエネルギーマネジメントシステム「パワーサプライコントロールユニット」により、鉛蓄電池の残量を見ながら、需給コントロールを行うことで鉛蓄電池の劣化を抑制します。これにより、蓄電池のライフサイクルコストとメンテナンス工数の削減を図ります。

※1:「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を活用した官民連携案件。開発途上国の地方公共団体、教育・医療機関、NGOなどが、現地において実施する比較的小規模なプロジェクトに対し、ODAとして資金協力を行うもの。特に官民が連携して実施する案件の場合、日本企業がCSR(企業の社会的責任)活動を通じて、事業を実施する国における地域社会、経済社会の開発に貢献することを支援するために、外務省が推進する事業
※2:パナソニック製 単結晶系ハイブリッド型太陽電池モジュール「HIT」
※3:パナソニック製 長寿命サイクル用 制御弁式鉛蓄電池
●HITは、パナソニックグループの登録商標です。

▼独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」で、離島の子どもたちの学びを支援(2014年7月23日)
http://panasonic.co.jp/news/topics/2014/125160.html
▼〔動画〕独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」で、離島の子どもたちの学びを支援
https://www.youtube.com/watch?v=nBQ63qu-y5o
▼[プレスリリース]新興国無電化地域に向けた太陽光独立電源独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」を開発(2014年3月25日)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/03/jn140325-1/jn140325-1.html
▼パナソニック エコソリューションズ社
http://panasonic.co.jp/es
▼パナソニックのCSR・環境
http://panasonic.net/sustainability/jp/

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発表年月
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