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2011年5月30日
サステナビリティ / トピックス
パナソニック株式会社AVCネットワークス社は、堅牢性の高い当社のノートパソコンを東日本大震災の被災地で活動するNGOやNPOなどに貸し出し、ITの側面から被災地支援を行っています。
この「タフブックプログラム」は、神戸に工場を持つITプロダクツビジネスユニットが、阪神大震災の際に全国から受けた支援に報いたいと、自らの事業特性を生かした復興支援を考え、創設したものです。
被災地に貸し出されるのは、屋外使用可能な「タフブックCF-19」20台と、「レッツノート CF-T5」約900台。
レッツノートは3年リース契約を終了した商品をリフレッシュしてお届けしています。
ITプロダクツビジネスユニットは、機器の貸与のほか、パソコンの使用に関する相談・修理対応などで、堅牢性ノートパソコンの特長を生かした支援活動をサポートしています。
4月中旬から順次、ジャパンプラットフォームや関西NGO協議会などの中間支援組織を通じて被災地支援を行う団体にノートパソコンが届けられ、現在は約300台が被災地で活躍中です。
これらのパソコンは、岩手県遠野市でのボランティアコーディネート業務や、支援物資を提供する際の被災地と本部間の連絡、子どもや青少年の保護・心理面のサポート活動の現場など、被災地支援のさまざまな場面で使用されています。
【神戸工場から被災地へのメッセージ】
被災地への貸与に先立ち、神戸工場ではノートパソコンのリフレッシュやクリーニングを行いました。被災地に送られるパソコンには、「みんなで頑張ろう!!日本!!」というステッカーを貼付け、社員が手書きした激励メッセージが同梱されています。
また、その活動にあたる社員の声を一部ご紹介します。
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私たちは16年前に阪神大震災を経験しました。これまで当たり前だった生活が一変してしまうという体験、そして、そのとき、事業場や社員、家族に対して全国から温かい支援をいただいたことは、一生忘れられないと思います。
そんな我々が被災地を思う気持ちを少しでも伝えられるように、パソコンにステッカーを貼ったり、パソコンを起動したときにも「みんなで頑張ろう!!」というメッセージが表示されるように工夫をしています。
被災地の方に気持ちよく使っていただけるよう、心をこめて清掃や検査をさせていただきました。このパソコンによって、少しでも復興に向けた仕事の生産性が上がり、被災者の生活改善につながればうれしいです。被災地のいち早い復興を心から願っています。
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3年間のリース期間を経て神戸工場に戻ってきたノートパソコンは、屋外で使用されてきたものも多く、埃や汚れを落とすのにとても苦労しました。「できるだけきれいなものを被災地に送りたい、故障せず、被災地で役に立ってくれよ」という気持ちで、電源やバッテリーのチェック、動作確認を行い、届いたらすぐに使っていただけるよう、ソフトのインストールとセットアップを行いました。 阪神大震災のときよりも被害は甚大ですが、被災地の状況がいち早く改善することを祈っています。
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【関連情報】
■パソコン法人向け http://panasonic.biz/pc/
■パソコン個人向け http://panasonic.jp/pc/
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。