レーザー溶着用ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂成形材料を製品化~車載用スイッチやセンサなどの工程削減、長期信頼性と設計自由度向上に貢献

2016年2月17日

トピックス

レーザー溶着用ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂成形材料

パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、車載用スイッチやセンサなどの長期信頼性と設計自由度の向上に貢献する「レーザー溶着用ポリブチレンテレフタレート(以下、PBT)樹脂成形材料」を製品化、2016年3月から本格量産を開始します。

▼[プレスリリース] レーザー溶着用ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂成形材料を製品化(2016年2月12日)
http://news.panasonic.com/press/news/data/2016/02/jn160212-2/jn160212-2.html
▼レーザー樹脂溶着技術のご紹介
http://www3.panasonic.biz/ac/j/fasys/processing/tech_welding_plastic/index.jsp

車載用センサなどの生産では、現行のパッキンやボルトを使用した封止加工や、接着剤を使用した接着、超音波溶着などの加工方法があります。特に、近年は溶着強度が高く、接合時間を短縮して生産効率を高めることができるレーザー溶着での加工が注目されています。一方、一般にレーザー溶着に使用されるPBT樹脂成形材料はレーザー光透過率が低く、溶着強度や防水性に課題がありました。パナソニックでは業界最高(※1)のレーザー光透過率の実現により、溶着強度と防水性に優れるPBT樹脂成形材料を製品化しました。現行の加工方法に代わるレーザー溶着を実現でき、車載用構造部品の長期信頼性と設計自由度の向上に貢献します。

■レーザー溶着用PBT樹脂成形材料の特長
1. 業界最高(※1)のレーザー光透過率で高強度溶着を実現し、車載用部品の長期信頼性に貢献
・レーザー光透過率:72% (同社従来品(※2) 52%)
・高温高湿試験(※3)、もしくは温度サイクル試験(※4)後、水中でエアー加圧(3気圧)した場合でも空気漏れなし
2. 成形品の反り量が少なく安定した品質性能を確保でき、設計自由度の向上に貢献
・反り量:0.5mm以下 (同社従来品(※2) 2.3mmに対して、反り量4分の1を実現)
3. 耐加水分解性に優れ、小型から大型部品まで車載用途に要求される耐水性を実現
・高温高湿試験(※3)後、引張強度保持率:94% (同社従来品(※2) 50%)

※1 2016年2月12日現在、レーザー溶着用PBT樹脂成形材料として(パナソニック調べ)
※2 パナソニック 従来PBT樹脂成形材料 
※3 温度85℃、湿度85%Rhの環境下で1000時間 
※4 温度範囲:-40℃~100℃

■用途
車載用スイッチ、センサ、ECUなど(カバーの溶着など)

■出展情報
本材料品は、「The LED Show」(カリフォルニア州サンタクララ市、2016年3月1日~3月3日)と「高機能素材ワールド2016」(東京ビッグサイト、2016年4月6日~4月8日)に出展します。

【商品に関するお問合せ】
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 電子材料事業部
https://industrial.panasonic.com/jp/contact-us

▼[プレスリリース] レーザー溶着用ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂成形材料を製品化(2016年2月12日)
http://news.panasonic.com/press/news/data/2016/02/jn160212-2/jn160212-2.html
▼レーザー樹脂溶着技術のご紹介
http://www3.panasonic.biz/ac/j/fasys/processing/tech_welding_plastic/index.jsp

<関連情報>
・[パナソニック デバイスSUNX株式会社 プレスリリース] 「ガルバノスキャニング式レーザ溶着機 VL-W1」を発売(2015年6月1日)
http://www2.panasonic.co.jp/id/pidsx/j/news/pr150601b.html
・くっつけるなら「スキャニング」/「ガルバノスキャニング式レーザ溶着機 VL-W1」
http://www3.panasonic.biz/ac/j/fasys/processing/processing/vl-w1/index.jsp

・The LED Show 公式サイト(英語)
http://www.theledshow.com/index.html
・高機能素材ワールド 公式サイト
http://www.material-expo.jp/

発表年月
発表年月