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ひらめきをカタチにする力を育む~次世代育成支援

2021年3月29日

特集

ひらめきをカタチにする力を育む~次世代育成支援

社会がますます複雑で予測不可能になっていく中で、未来を生きる子どもたちには「自ら社会課題を提起し、解決のためにポジティブに行動できる力」が不可欠となりつつあります。長きにわたり科学技術の力で社会に貢献してきたパナソニックは、これからの社会の担い手となる子どもたちのため、「STEAM教育」の手法を取り入れた新たな学びを提供する場やコンテンツの創出を推進しています。


創業以来100年以上にわたり技術開発に取り組み、くらしを支える製品・サービスをお届けしてきたパナソニック。志を共にする技術者が集まり、より良い世界の実現を目指して研鑽を重ねています。次世代育成においては、先進国共通の傾向として「子どもたちの理数離れ」が長年の課題となっており、近年では「STEAM教育」の重要性が高まるなど、状況は刻々と変化し続けています。
当社も時代の流れに合わせて柔軟に変化・模索をしながら、次世代育成支援活動に取り組んでいます。

「子どもたちの理数離れ」、日本を例に見ると・・・

OECD(経済協力開発機構)が2000年に32カ国を対象として実施した学力調査では、日本は数学的リテラシーで1位、科学的リテラシーは韓国に次いで2位でした。しかし2003年から順位が下がり、2006年には57カ国・地域中、数学的リテラシーは10位、科学的リテラシーは6位へと急落。この結果を受けて、国を挙げての理数教育の充実に向けた取り組みが早急に求められることとなりました。

理数に特化した体験型ミュージアムの誕生

こうした社会課題に応えるため、当社は2006年、東京・有明のパナソニックセンター東京内に理数の魅力と触れ合える体験型ミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」をオープンしました。それまでも子どもたちを対象とした最新技術などを体感できる施設や、工場見学ツアー、電池やノートパソコンの手作り教室などを実施していましたが、理数教育のサポートに特化した施設としては、これが初。展示内容を更新しつつ、開設以来約14年間にわたり、学校団体や親子を中心に累計約460万人のお客様にご来館いただき、多くの子どもたちの「理科・数学(算数)の不思議」発見の旅を支えてきました。

写真:体験型ミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」
写真:体験型ミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」

体験型ミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」

多くのお客様からご支持をいただいた「リスーピア」は新施設に生まれ変わるため2020年12月に閉館となりましたが、アプリや、以下アーカイブサイトにおいて、当時の展示内容や各種コンテンツを振り返ることができます。

「リスーピア」の展示コンテンツがアプリに展開された事例

ベトナムにも展開

東京の「リスーピア」に続き、2010年には新興国であるベトナムのハノイに「パナソニック リスーピア ベトナム」を開設。オープン式典の来賓にはベトナムのグエン・ティエン・ニャン副首相(当時)のほか多くの政府要人が出席し、大きな注目を集めました。当施設は現地の教育カリキュラムに沿った内容で構成されており、独自に「水」をテーマに地球環境について学べるエリアも設置。同国の次世代育成に貢献しています。

写真:「パナソニック リスーピア ベトナム」2019年当時のワークショップの様子

「パナソニック リスーピア ベトナム」2019年当時のワークショップの様子

新たな次世代育成の場をアップデート

従来の理数教育をさらに発展させたものとして、近年、「STEAM教育」が多くの国・地域で採用されています。これはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育」に、Art(芸術)を加えて提唱されている教育手法です。

国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」に代表されるように、世界にはさまざまな課題が山積しています。変化のスピードも速い中、多様な事象が複雑に関係しあう社会の中での課題解決策とは?このいわば「正解のない問い」に取り組み、分野をまたいで多角的に物事を考え、自らアウトプットできる――こうした力は、教える側からの一方通行によってただインプットされるだけの学び方ではなかなか身に付きません。子どもたちが自らの力で課題を見つけ、解決のために行動を起こす、そのプロセスを示し導く新しい教育スタイルが必須となります。

この流れを受け、当社は「リスーピア」のコンセプトをさらに発展させ「STEAM教育」を実践できる新施設「AkeruE(アケルエ)」を、2021年4月に開設します。
ここでは、「子どもたちがもつ好奇心や探求心を起点とし、新しいモノやコトをつくる人材を育むための場所」として、一方的な展示学習に留まらず、実際に子どもたちがモノやコトを創り出す「経験」の提供を重視しています。また、子どもはもちろん、若年層や親世代も共に遊べる・学べる施設を目指し、保護者の方、地域在住の方、教育関係者とともに議論し学びあいながら、これからの教育のあり方を考える"共育コミュニティの構築"にも取り組みたいと考えています。

自らの力でポジティブに問題を解決していける人材は、いつの時代であっても必要です。当社が提供する場やコンテンツが原体験となり、そこで得た学びや驚き・感動に触発された子どもたちが10年後20年後にさまざまな分野で社会課題と向き合い、世の中をより良くしていくために活躍してくれることを願って――当社は今後も、常に最適解を追求し続ける姿勢を保ちながら、子どもたちの創造性あふれる行動を支援し、次代を担う人材の育成支援活動を通じて社会に貢献していきます。

"ひらめき"をカタチにするミュージアム「AkeruE(アケルエ)」が2021年4月3日(土)にオープン!

写真:パナソニック クリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」

パナソニック株式会社の総合情報受発信拠点であるパナソニックセンター東京(所在地:東京都江東区有明3-5-1)に、2021年4月3日(土)、パナソニック クリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」を開設します。
「STEAM教育」が示す幅広く横断的なテーマを扱い、展示作品の中では、知性を育む科学館の要素と、感性を育む美術館の要素を兼ね備えた学びを提供します。また、モノ・コトづくりに取り組めるスペースやワークショップを展開し、子どもたちのアイデアを形にする機会を設けます。

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発表年月
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