創業100周年記念「クロスバリューイノベーションフォーラム」

家そのものが、もう一人の「家」族に。HomeXと、これからのくらし

2018年11月 7日

特集

家そのものが、もう一人の「家」族に。HomeXと、これからのくらし

パナソニックは、2018年10月、くらしの統合プラットフォーム「HomeX」を発表しました。本セッションでは、HomeXのプロジェクトを率いる当社の馬場が登壇し、HomeXのコンセプトから具体的な活用シーン、将来構想などの詳細について紹介しました。

講演名:HomeX - これからのくらしのスタンダード
日時:2018年11月2日(金) 14:15~15:15
登壇者:パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部長 馬場 渉

HomeXは「Home eXperience」の略。掃除や洗濯、買い物などの従来の「家事」と、それ以外のコト(イエコト)を含む、より広い概念であり、馬場は「家で起きているすべてのコト(Home eXperience)を改善・改良するのが HomeXである」と説明しました。

写真:パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部長 馬場 渉

続いて「電話がスマートフォンに置き換わり、現在は自動車が急速にハイテク化しているが、その次にハイテク化するのが『家とくらし』であり、スマート化した住宅である」と述べ、「現在の家電製品は、個々に進化はしているが横の連携がない。これがスマート化した住空間になると、各機器が連携する。例えば、朝の目覚め。午前7時になったらブラインドが自動的に上がって光が差し込み、心地よい音楽が鳴り、最適な温度や湿度が設定される」と、各機器が相互につながって人間らしい快適な目覚めを支援する例をあげました。

馬場は、HomeXが実現するスマート化した住空間のイメージとして、「母親が子どもの泥だらけの服を洗濯しようとするとHomeXが最適な洗い方をアドバイス。また、サッカーの試合中継が始まる数分前に知らせてくれる」と、具体的な活用シーンを示し、「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永久の客を作る」という創業者・松下幸之助の言葉を引用。HomeXも「一人ひとりのくらしが良くなるホームエクスペリエンスを毎日提供する」と説明しました。また、HomeXはパナソニック ホームズ株式会社が2018年11月3日に新発売した都市型IoT住宅「カサート アーバン」にすでに組み込まれ、東京・駒沢の住宅展示場で体験できることも紹介されました。

写真:パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部長 馬場 渉

HomeXの取組みは始まったばかりであり、さらに進化を続けます。そのために必要なことが「くらしをインターネットに直接つなぐ」ことだと馬場は強調。それによって、エアコンのスイッチを入れたり、冷蔵庫から食品を出したりといった日常のくらしの膨大なクリックを拾えるようになり、人々のくらしの「モーメント(瞬間)」が分かるようになります。「お腹が減った」「眠い」といったモーメントをとらえ、つど最適な提案ができれば、人々のくらしはもっと豊かに快適になるはず。HomeXが目指すのは、まさにそうした世界です。

最後に馬場は、HomeXの基本的な考え方を表現するキーワードとして「セレンディピティ(serendipity)」をあげました。これは、「求めて得たわけではない発見」「喜ばしい驚き」という意味です。「未知のものに出会える刺激ある豊かなくらし」「自分にぴったりなものだけでなく、今まで知らなかったことに出会えるくらし」を「セレンディピティのあるくらし」と表現し、「その実現を目指すのが、HomeXの基本的な考え方だ」と強調し、セッションを終えました。

写真:パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部長 馬場 渉

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発表年月
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