品名 | ブルーレイディスクドライブ/HDD内蔵CATVデジタルセットトップボックス |
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品番 | TZ-BDW900M/TZ-BDW900F/TZ-BDW900P |
発売時期 | 2009年12月 |
パナソニック株式会社は、CATVデジタルセットトップボックスの新ラインナップに、録画可能なブルーレイディスクドライブと500 GBのハードディスクを内蔵したCATVセットトップボックスTZ-BDW900M、TZ-BDW900F、TZ-BDW900Pの3機種を2009年12月より発売します。
デジタル放送の普及にともない、全国のケーブル局では多種多様の映像番組が配信されております。その様な中、加入者様のニーズも多種多様となり、CATVセットトップボックス(STB)についても、更なる高機能化が要望されています。従来の多チャンネル映像受信に加え、高速インターネットを通じてIP動画等を受信することができる機能、受信した映像を蓄積するホームサーバー機能、ホームサーバーのコンテンツを部屋間で共有するホームネットワーク機能、家電機器との連携機能、モバイル機器との連携機能など、TZ-BDW900シリーズは、この次世代機能の先駆けとしたセットトップボックスとして位置づけております。
本機では容量500 GBのHDDに加え、録画もできるブルーレイディスクドライブを搭載。H.264エンコードによる録画で「フルハイビジョン8倍※2録画」に対応し、500 GBのHDDに約360時間、50 GBのブルーレイディスクに約35時間、4.7 GBのDVDに約3時間15分のフルハイビジョン録画が可能です。また既に発売を開始している、TZ-DCH9000シリーズの充実機能に加え、新たに、「番組持ち出し」機能や「YouTube※3」、「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロードサービス※4」に対応するなど、ケーブルテレビライフをさらに向上させる機能を豊富に搭載しました。また便利で使いやすい、「かんたんダビング」など操作性の向上や、環境に配慮した設計を実現いたしました。
今後も、パナソニックではケーブルテレビ事業者様における新規加入者の獲得や既加入者のケーブルテレビ視聴環境向上に対して貢献し、お客様の多様なニーズにお応えする製品を提供していきます。
尚、本製品のケーブルテレビ事業者様への販売はパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社が担当いたします。
【主な特長】
![]() ブルーレイディスク/HDD内蔵
CATVデジタルセットトップボックス TZ-BDW900M/BDW900F/BDW900P (写真はTZ-BDW900M) |
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【お問合せ先】
システムお客様ご相談センター
電話 0120-878-410(受付:9時〜18時<土・日・祝日除く>)
【ホームページ】 http://panasonic.biz/broad/catv/
【特長の説明】
1. 録画可能なブルーレイディスクドライブと500 GBのHDDを内蔵
録画が可能なブルーレイディスクドライブと大容量500 GBのHDDを内蔵。多彩な録画モードと様々な対応メディアによって、画質や時間など、ニーズにあわせた録画をすることができます。
2. H.264エンコード対応で、フルハイビジョン8倍※2の長時間録画が可能
1台でブルーレイディスクへの映像保存が可能。ブルーレイディスクには、オリジナル画質(DRモード)での保存や、MPEG-4 AVC/H.264での記録モード(HMモード)で録画すれば、50GBのブルーレイディスクに約35時間のフルハイビジョン録画が可能で、4.7GBのDVD※8にも約3時間15分のフルハイビジョン録画が可能になり、デジタル放送を高画質のままディスクにたっぷり残すことができます。
3. 「番組持ち出し」や「YouTube※3」、「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロードサービス※4」など、楽しい新機能に対応
内蔵HDDに録画した放送(地上デジタル、BS、CATV)をSDカードに書き出して、持ち出すことが可能です。SDカードを携帯電話※9やビエラ・ワンセグ※10に挿入することで、外出先で楽しむことができます。
また、世界最大の動画共有サイトである「YouTube※3」に対応。本体にブロードバンド回線を接続すれば、リビングで「YouTube※3」の動画を手軽にお楽しみいただけます。
また、「アクトビラ ビデオ・ダウンロードサービス※4」にも対応。映画などをハードディスクにダウンロードしてブルーレイディスクにダビングできるなど、自宅にいながらかんたんに映画ソフトを購入することが可能です。
4. 「らくらくマイラベル」や「かんたんダビング」など、便利機能を搭載し操作性を向上
録画番組を、作成したラベル名ごとに自動で振り分けて、番組をかんたんに管理できる「らくらくマイラベル」機能を搭載。ラベルは最大6個まで設定でき、例えば「録画一覧」で家族ごとにラベル名を作成して、録画番組を振り分ければ、自分専用の録画番組リストを作成することができて、視聴した番組をかんたんに探すことができます。
また、初めてお使いの方でも、かんたんにディスクにダビングができる「かんたんダビング」機能を搭載。ダビングする番組を選ぶたびに誘導メッセージが表示されるので、指示通りに操作すればかんたんにダビングすることができます。
5. STBに録画した番組を別の部屋で楽しめる「DLNA※5」対応
DLNA対応のテレビやパソコンをホームネットワーク(LAN)でつなげば、STBのハードディスクに記録した番組を、寝室や子供部屋のテレビでハイビジョン画質のままに楽しむことが出来ます。
さらに、対応の当社製機器※11と接続した場合は、STBの録画一覧がそのまま表示されるので、STBと同じ感覚で操作できて非常に便利です。
6. ビエラRシリーズ※12のハードディスク録画番組をダビング可能
ハードディスク内蔵ビエラのRシリーズに録画した番組のダビングに対応。ビエラと本機をホームネットワーク(LAN)で接続すれば、Rシリーズのハードディスクに標準/長時間録画モードで録画した番組をSTBのハードディスクにダビングできます。これにより、Rシリーズのハードディスクに録画した番組も、STBのハードディスクにダビング後、ブルーレイディスクに番組を保存することが出来ます。
7. ビエラのリモコン1つで簡単操作できる「ビエラリンク」対応
ビエラ※13やシアター機器※14とHDMIケーブルで接続すれば、ビエラのリモコン1つで快適簡単操作ができる「ビエラリンク」に対応。ビエラのリモコンで、STBの操作や、「画面deリモコン」を使っての再生などが簡単に行えます。また、対応のビエラ※15と組み合わせると、本製品を使用しない場合は自動的に電源がオフになる「こまめにオフ」や、ビエラの電源に連動し、オフ時には自動で待機電力モードを最小に切り換える「ECOスタンバイ」に対応しています。
8. ドアホン※16やセンサーカメラ※17と連携し、自動録画が可能
ドアホンの呼び出し音が鳴ると約2〜3秒後に自動で録画を開始。録画が終わると、留守録をSTB本体窓のマーク点滅でお知らせし、録画した来客映像の一覧表示から再生できます。また、センサーカメラとも連携可能。検知時の約1秒前から自動で録画します。STB1台に対して5台※18まで登録できます(ドアホンを接続した場合、センサーカメラは最大4台になります)。
どちらも1件あたり最大30秒、最大400件※19まで記録ができます。
9. 15秒逆スキップ、リモコンモードの切替(3モード)などを搭載
録画コンテンツの再生中にリモコンの『30秒スキップ』ボタンを3秒押し続けることで、押し始めた時点から15秒前に戻し、30秒スキップなどで見たい場面を行き過ぎた際に、目的場面近くに戻すことができます。さらにリモコン信号の届く範囲に、当社製STBが複数台置かれている場合、1つのリモコンで同時に複数のSTBが動作しないよう、リモコンコードを3つまで変更することができます。
10. Gガイド※20対応
「Gガイド※20」がサービスを開始している「注目番組」に対応。放送局の情報を基にして「Gガイド※20」がお勧めする最大1ヵ月先までの番組を録画予約することができます。テレビ紹介雑誌のように、番組紹介記事が写真付きで表示される機能もあるため、視覚的にも楽しく、先の番組までたっぷり録画予約できます。
さらに、本機にLAN接続すれば、WOWOW※21が提供する特集をワンタッチで一括予約できる「特集まとめて予約」や、最大40日先の番組まで予約録画できる「1ヵ月番組表※22」にも対応。
11. 携帯で外出先からでも手軽に録画予約可能※23
携帯電話から、STBに簡単に録画予約できます※23。ブロードバンド接続をするだけで、気になる番組の予約を手軽に外出先の携帯電話※24から自宅のSTBに行うことができます。
【基本機能の説明】
1. トランスモジュレーション方式/OFDMパススルー方式対応
TZ-BDW900Mはトランスモジュレーション方式。TZ- BDW900F、TZ- BDW900Pはトランスモジュレーション方式だけでなく、地上デジタル信号のOFDM信号を、そのままあるいは他の周波数に変換して伝送するOFDMパススルー方式での受信が可能です。
2. TZ-BDW900M、TZ-BDW900FはDOCSIS2.0相当ケーブルモデム内蔵、TZ-BDW900Pは100BASE-TX LAN端子搭載
DOCSIS2.0相当のケーブルモデムを搭載したモデルと100BASE-TXのLAN端子を搭載したモデルを用意。ケーブルテレビ事業者様のサービス状況に合わせてご利用いただけます。
3. 環境に配慮した設計
●電源オフ時消費電力0.2W※6を実現
環境に配慮した省電力設計で、電源回路の効率化等により、待機時消費電力0.2W※6を実現しました。
●RoHS※7指令に対応
本製品は有害6物質(鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエテール)の使用を禁止したRoHS※7指令に対応しています。
※1 | 2009年9月9日現在。CATV デジタルセットトップボックスとして。 |
※2 | HDDに、BSデジタル放送のハイビジョン映像(約24Mbps)をDRモードで録画した場合と、HMモード(約3Mbps)で録画した場合の比較。 |
※3 | YouTube及びYouTubeロゴはGoogle Incの登録商標です。 |
※4 | TZ-BDW900Pのみ。 |
※5 | 視聴するにはLAN接続と設定が必要になります。 |
※6 | クイックスタート「切」、時刻表示消灯、ケーブルモデム「切」時。 |
※7 | RoHS(Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment) 特定有害物質使用制限指令:電気・電子機器における特定有害物質の使用規制。 |
※8 | DVD-RAM、DVD-R(CPRM)に対応。 |
※9 | ワンセグ対応携帯電話(SD録画対応モデル)。 |
※10 | 対応機種 SV-ME850V/750/700/75/MC55。2009年9月9日現在。 |
※11 | 対応機種 ビエラ:Z1 / V1 / PZR900
ブルーレイディスクプレーヤー搭載ポータブル地上デジタルテレビ:DMP-BV100
ブルーレイディスクプレーヤー:DMP-BD60 2009年9月9日現在。 |
※12 | TH-P50R1/P46R1/P42R1/L37R1/L32R1(2009年7月1日発売) TH-L20R1/L17R1(2009年9月15日発売予定) |
※13 | 対応機種 Z1 / V1 / G1 / X1 / C1 / F1 / R1 / PZR900 / PZ800 / PZ85 / PZ80 / PX80 / LZ85 / LZ80 / LX80 / LX8。 2009年9月9日現在。 |
※14 | 対応機種 HTX7 / HTX5 / HTR510 / HTR500 / HTR310 / HTR300 / HTR210 / HTR200 / HTR110 / HTR100 / HT6500 / HT5800 / HT5000 / HT2000 / XR700 / XR57。2009年9月9日現在。 |
※15 | 対応機種 Z1 / V1 / G1 / X1 / C1 / F1 / R1。2009年9月9日現在。 |
※16 | VL-SWN350KL / 355KL。VL-SW100K / 100MK / 102AK / 104K / 105K / 130K / 150K / 155K / VL-SV104K / 130K については、別売りのドアホン用PLCアダプターパック VL-SP880と接続すれば、お使いいただけます。 2009年9月9日現在。 |
※17 | VL-CM100 / CM140KT / CM140 / CM160KT / CM160 / CM210 / CM240 / CM260 2009年9月9日現在。 |
※18 | ドアホンとセンサーカメラを合わせて5台まで接続可能。 |
※19 | センサーカメラ録画ON設定中でも2番組同時録画を優先。2番組同時録画中などは、日時・着信のみ表示。 |
※20 | 電子番組表は、米Gemstar‐TV Guide International, Inc.が開発した『Gガイド』を採用しています。Gガイド、G‐GUIDE、Gガイドモバイル、G‐GUIDE MOBILE、およびGガイド関連ロゴは、米Gemstar‐TV Guide International, Inc.またはその関連会社の日本国内における登録商標です。『Gガイド』は、Gemstar‐TV Guide International, Inc.が知的財産権を保有する電子番組表(EPG)技術『G‐GUIDE』をベースに株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG社)がサービス開発し、BS‐TBS(株式会社BS‐TBS)と提携して日本国内で運用する電子番組表(EPG)で、現在地上波アナログ/デジタル、BSアナログ/デジタル、110度CSデジタル放送全てをカバーし、全国で展開しています。 |
※21 | WOWOW放送の視聴には別途契約が必要です。 |
※22 | 2009年9月9日時点ではWOWOWのみ対応。 |
※23 | TZ-BDW900M,、TZ-BDW900Fは、ご加入のケーブルテレビ局のサービス内容によりご利用いただけない場合があります。詳しいお問い合わせにつきましては、ご加入のケーブルテレビ局にご確認ください。 |
※24 | TZ-BDW900Pをご利用の場合、携帯電話からの操作には「Gガイドモバイル」に登録する必要があります。 詳しくはhttp://ipg.co.jpをご覧下さい。 |
[定格]
品名 | CATVデジタルセットトップボックス | ||||||||||||||||||||||||||
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品番 | TZ-BDW900M | TZ-BDW900F | TZ-BDW900P | ||||||||||||||||||||||||
使用電力 | AC 100V、50/60 Hz | ||||||||||||||||||||||||||
消費電力 | 電源入: 38 W 電源切: 7 W(クイックスタート「入」、ケーブルモデム電源「切」、時計表示点灯時) 0.2 W(クイックスタート「切」、ケーブルモデム電源「切」、時計表示消灯時) |
電源入: 32 W 電源切: 7 W(クイックスタート「入」、時計表示点灯時) 0.2 W(クイックスタート「切」、時計表示消灯時) |
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デジタル放送 | ・受信変調方式
:64QAM (Annex.C)
受信周波数帯域 :90 MHz〜770 MHz 入力レベル :49〜81dBμV(平均値) |
・受信変調方式:64QAM (Annex.C)
受信周波数帯域:90 MHz〜770 MHz
・受信変調方式:OFDM
入力レベル49〜81dBμV(平均値) 受信周波数帯域:90 MHz〜770 MHz
入力レベル47〜81dBμV(平均値) |
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ケーブルモデム | ・受信変調方式:64QAM/256QAM(Annex.B)、受信周波数帯域:90 MHz〜770 MHz、入力レベル49〜79 dBμV(平均値) ・送信変調方式:QPSK/8/16/32/64/128QAM、送信周波数帯域:10 MHz〜55 MHz、出力レベル:68〜118 dBμV |
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ハードディスク 容量 |
500GB | ||||||||||||||||||||||||||
接続端子 |
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外形寸法 | 幅430mm X 高さ59mm X 奥行334mm(突起部を含む) | ||||||||||||||||||||||||||
質量 | 約4.0 kg | ||||||||||||||||||||||||||
環境条件 | 許容周囲温度 5 ℃〜40 ℃ 許容相対湿度 10 %〜80 %RH(結露なきこと) |