プレスリリース

2012年7月2日

パナソニック独自開発の「HIT太陽電池」が
世界的に権威のある「IEEEコーポレートイノベーション賞」を受賞

パナソニック株式会社は、「HIT太陽電池」の開発、及び、商業化の功績が世界規模での太陽電池の普及に貢献したとして、この度、電気・電子・通信技術の分野における世界最大の学会である米国電気電子学会(IEEE)より、「IEEEコーポレートイノベーション賞」を受賞しました。

「IEEEコーポレートイノベーション賞」は、電気・電子・情報・通信分野において世界的に大きな影響を与えた革新的な技術について、その歴史的業績を称える表彰制度として、1985年にIEEEにより設立されたものです。この分野における技術表彰としては、世界的に最も権威のある賞の一つと位置づけられています。これまで、世界を代表する電機メーカー、IT企業など37社が本賞を受賞しており、日本の企業では、当社が5社目の受賞となります。

HIT太陽電池は、アモルファスシリコンと結晶系シリコンとのハイブリッド型となる、当社独自構造の太陽電池で、1990年に研究開発に着手。それ以前にも、環境問題とエネルギー問題を解決するため、太陽電池の研究開発を進めており、1980年には世界に先駆けてアモルファスシリコン太陽電池の量産に成功、電卓用の電源として実用化を達成し、太陽電池の普及に貢献しています。1997年には業界最高水準の発電量をほこるHIT太陽電池の量産に成功。その高い品質と大きな発電量は、世界中で高い評価を受けています。

現在、HIT太陽電池のセル変換効率は、研究開発レベルで23.9%、量産レベルで21.6%を達成しています。生産体制としては、年産600MW規模を確立し、日、欧、米の三大市場に対応するとともに、今年末にはウエハ(スライス)から、セル、モジュールまでの一貫生産拠点としてマレーシア工場を稼働させ、世界中の旺盛な需要に対応していきます。

当社は、今後も世界をリードする技術を通じて、社会や産業、学術の発展に寄与していくとともに、再生可能エネルギー技術をはじめとする環境技術で、安心・安全で豊かな社会の創造に貢献してまいります。