プレスリリース

2012年3月30日

パナソニック ヘルスケア株式会社
株式会社アインファーマシーズ

独自の画像認識技術で99.5%以上の判定性能を実現

パナソニック ヘルスケアとアインファーマシーズの共同実証により、
「一包化薬鑑査支援ロボットシステム」を製品化

パナソニック ヘルスケアより、本日、国内販売を開始

パナソニック ヘルスケア株式会社(代表取締役社長:山根 健司、以下パナソニック ヘルスケア)と、株式会社アインファーマシーズ(代表取締役社長:大谷 喜一、以下アインファーマシーズ)は、調剤薬局における一包化薬※1の鑑査業務を支援する「一包化薬鑑査支援ロボットシステム」の実証実験を共同で実施し、製品化を実現しました。
パナソニック ヘルスケアより、本日から国内販売を開始します。

現在、高齢化に伴う慢性疾患病患者の増加を背景に、日本の調剤薬局や病院の調剤では、薬をまとめて梱包した一包化薬※1の調剤が増えています。しかし、一包化薬※1は一包毎に薬剤師による確認が必要となり、薬剤師に大きな負担となっています。

「一包化薬鑑査支援ロボットシステム」は、パナソニック ヘルスケアが独自の画像認識技術を搭載し、一包化薬※1の計数カウント※2を行うロボットシステムとして2010年に開発しました。
その後、2010年10月から2012年3月にかけて、パナソニック ヘルスケアとアインファーマシーズが共同で、アインファーマシーズの展開する調剤薬局で実証実験を実施し、99.5%以上という高い判定性能と、薬剤師の業務に適したシンプルな操作性を実現しました。
本製品により、調剤業務全体の20%を占める一包化薬※1の鑑査業務を支援することで、薬剤師のヒューマンエラーの低減や専門知識を活かした業務へのシフトが可能になり、調剤業務全体の効率化が可能になります。

パナソニック ヘルスケアは、調剤薬局向けのIT技術、及び各種ロボットシステム等、自動化機器の技術、ノウハウを連携させることで、より安全で効率的な調剤薬局システムを提供することを目指してまいります。

アインファーマシーズは、国内最大の調剤薬局ネットワークを有しており、業界内において、調剤業務に関するIT技術の導入を先進的に取り組んでいます。調剤薬局としての機能向上を目指し、本製品の導入をはじめとする調剤業務のオートメーション化により、患者様へより安全で専門的なサービスの提供を目指してまいります。

  1. ※1錠剤等を一回量ずつ袋にまとめたもの。医師の指示に基き一包化を行う。
  2. ※2一包化した薬は、一包毎に薬剤師による確認が必要となる。また、ロボットシステムで計数カウントを行った後も、薬剤師が薬学的観点で鑑査を行った上で、患者様への服薬指導を行う。

【お問い合わせ先】

パナソニック ヘルスケア株式会社 マーケティング本部
医療ロボット・システムグループ
TEL:03-5408-7267

新製品「一包化薬鑑査支援ロボットシステム」

【概要】

品名 一包化薬鑑査支援ロボットシステム
品番 EJ-T0NS
希望小売価格 オープン価格
一般的名称 調剤機器
発売日 2012年3月30日

【特長】

  1. 独自の画像認識技術により、錠剤等の計数カウントにおいて高い判定性能を実現
    薬包に記載されている文字を読み飛ばし、薬包の中にある錠剤等を高精度に認識する画像処理を搭載しています。
  2. シンプルな画面構成とタッチパネルで、薬剤師の直感的な操作を実現
    ワンタッチで薬包の画像を確認でき、簡単操作を実現します。
  3. 狭いスペースでも設置可能なコンパクトサイズ
    薬剤棚や自動包装機と並べて配置することができるコンパクト設計です。

【仕様一覧】

計数鑑査速度 30包以下/分
認識率 99.5%以上(当社評価条件による計測値)
対象薬剤 錠剤、カプセル剤
質量 約100kg
寸法 520(W)×705(D)×1230(H)[mm]本体のみ

【商品概要】

以上