「パーラーIP監視グラフィックシステム」を発売

パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長　岩佐次夫）は、パナソニックのネットワークカメラと連動し、高画質映像監視とスマート監視（簡単操作、省スペース）を実現する、「パーラーIP監視グラフィックシステム」を2011年2月より発売します。

現在パーラー業界においては、ホール内での犯罪が複雑化・巧妙化し、また様々なトラブル対応を実施するため、ホール内をきめ細やかに監視し、犯罪の抑止や事件・トラブル発生後の迅速な検証が行える監視カメラシステムが求められています。

本システムは、これまで培ったホール監視運用やホールコンピュータ連動技術などのノウハウを継承しつつ、パナソニックのネットワークカメラとの連動により高画質映像で多彩な監視を実現しています。カメラの画素数では従来のアナログカメラに比べて約4倍^※（約130万画素）に向上するなど、不審者の顔の特徴や細かな動作の確認がより容易となります。また、不正現場のマルチアングル撮影、マルチモニタリングで不正行為の状態確認や、ホールMAPとシステムコントローラの連動で不審者の追尾が行え、不正の防止に役立てることができます。さらに直感的な操作の実現や、大型フラットパネルディスプレイの利用によるシステム全体の省スペース化を図っています。

なお本システムは、2011年3月8日〜11日に東京国際展示場（東京ビッグサイト）で開催される「SECURITY　SHOW　2011」のパナソニックグループブースに出展する予定です。

【主な特長】

1. H.264メガピクセル対応カメラによる高画質監視の実現
2. ホール内の事象に応じた多彩な監視の実現
3. 簡単操作とシステムの省スペース化の実現

【お問い合わせ先】

パナソニック システムお客様ご相談センター

電話 0120-878-410

（受付：9時〜17時30分＜土・日・祝日は受付のみ＞）

【特長の解説】

1．H.264メガピクセル対応カメラによる高画質映像監視

カウンターでの景品引渡し状況や、両替機の利用状況、不審者の特徴を高画質映像で確認することができます。また、お客様同士のトラブルで多く見受けられるドル箱の紛失や、私物の紛失などの状況も、経過時間ごとに監視画像を一覧表示させる機能により、トラブル発生ポイントを一目で確認することができます。更に、録画映像のズーム表示機能により、決定的な瞬間も確認できるため、事後検証に役立ちます。

2．ホール内の事象に応じた多彩な監視の実現

（1）不正行為の状態確認
不正を行っている現場をマルチアングルで撮影するなど、死角の無い監視が可能となります。またグループによる不正に対しては、マルチモニタリングで不審者それぞれを同時監視することができます。

（2）不審者の追尾
不審者の行動（遊技、両替、ホール内徘徊）に合わせた迅速な監視が行えます。不審者の連絡を受けて、ホールMAPから周辺カメラを選択、不審者の確認と、システムコントローラを使ったカメラによる追尾が行えます。更に、注意人物の顔画像の登録が可能となり、スタッフによる目視でのモニター照合など監視強化に役立てることができます。

（3）ホールコンピュータと連動した監視
ホールコンピュータからの台異常などのアラーム情報により、異常が発生した場所の映像を自動で表示します。また、過去のアラーム情報から関連する映像を再生することができるため、迅速な事後検証が可能となります。

3．簡単操作とシステムの省スペース化の実現

従来は日時入力などキーボード操作が必要であった記録映像の再生操作も、タイムバーやカレンダーなどのGUIにより、マウスでの直感的な操作によるスピーディな再生が可能となります。
さらに従来システムでは、各カメラの映像の表示モニター・表示位置が「固定」のみでしたが、本システムでは、「切り替え」運用が可能となり、大型フラットパネルディスプレイ1台（最大24分割表示）に、最大300台のカメラを切り替え表示することができ、監視モニター表示面積での省スペース化を図ることができます。

【システム概要図】

【主な仕様】

• Microsoft、Windows、SQL Server、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国および、その他の国における登録商標、または商標です。
• Intel、Xeonは、Intel Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
• その他記載されている各社の会社名、サービス名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。