品名 | フルハイビジョンプラズマディズプレイ |
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品番 | TH-P103MT2 |
サイズ | 103V型 |
本体希望小売価格(税込) | オープン価格 |
受注開始時期 | 11月18日※ |
月産台数 | 受注生産 |
- ※下見実施の上、場合によってご注文をお受けできない場合がございます。
デジタルAVCマーケティング本部は、フルハイビジョン3D映像も楽しめる、103V型のフルハイビジョン プラズマディスプレイを、11月18日より受注開始いたします。
本製品は、当社が業務用ディスプレイで培ってきた大画面での「高速駆動技術」等の独自技術を搭載し、大画面においても、クリアで高精細な3D映像表示を実現しています。また、当社業務用ディスプレイにも使用している「プロ仕様エンジン」を搭載し、24ビット処理で色表現能力を従来(*1)比2倍に高めました。これにより、コンテンツをより忠実に再現する高画質な3D映像表示を実現し、まるで、その場にいるかのような臨場感をお楽しみいただけます。
さらに、PDPの高速表示特性を活かし、さらに発光効率を当社09年PDP比約2倍(当社07年PDP比約4倍)に高めるとともに、残光が短くキレのよい新開発の蛍光体や新開発の高速パネル駆動も採用した3D対応のプラズマパネルを搭載。これにより、3D表示における最も重要なポイントとなる二重像(クロストーク:残像による左右映像の重なり)を大幅に低減しました。
また、予備放電レス発光の実現により、1画面内で同時に表示できるネイティブコントラスト(*2)で、業界最高水準(*3)の500万対1を実現。3D、2D映像を問わず、「黒」が冴えた高い質感の映像美をお楽しみいただけます。加えて、世界最高(*4)の動画解像度1080本(*5)など、高画質を追求しました。
当社は、本製品も含めたフルハイビジョン3D対応商品群で、新しい映像体験を創造してまいります。
<主な特長>
- 新開発「高速駆動技術」により大画面でも高精細なフルHD・3D映像表示を実現
- 新搭載「プロ仕様エンジン」で色表現能力を高め、高精細コンテンツをより忠実に表現
- フルハイビジョン3D対応大画面プラズマディスプレイ、かつてない臨場感がひろがる
- 3D対応のプラズマパネル搭載で、深い「黒」に二重像を抑えたクリアな映像が冴える業界最高水準(*3)ネイティブコントラスト(*2)500万対1
- *1:TH-103PZ800比
- *2:同一画面内で同時に表現できるパネルの暗所コントラスト。4%ウインドウの白信号で映像モード「ダイナミック」で測定した最大値。
- *3:2010年11月17日現在。国内民生用市販のディスプレイとして、当社調べ。
- *4:2010年11月17日現在。民生用市販のディスプレイとして、当社調べ。
- *5:株式会社次世代PDP開発センター(APDC)が開発した、テレビやディスプレイにおける、動きのある画像の表示性能を示す「動画解像度」の測定方式による。
【お問い合わせ先】
- お客様ご相談センター(受付9時から20時)
- フリーダイヤル 0120-878-365
- ホームページURL http://viera.jp
【背景】
当社が目指す「究極の高画質」・・・。それは、あたかもその場にいるかのような臨場感豊かな映像です。当社は、テレビや録画機において、常に業界の先頭に立ち、高い技術力で、最高の映像をお届けすべく技術革新を重ね、お客様に「感動」をお届けしてまいりました。
この中、テレビは、白黒テレビから、カラーテレビ、大型ブラウン管テレビ、薄型デジタルテレビ・・・と進化し、フルハイビジョン大画面時代の今日に至っています。
そして、パナソニックは「フルハイビジョン3D」という、新しいテレビの時代の幕を開きました。
国内で初めて発売した「3Dビエラ」は、かつてない臨場感のフルハイビジョン3Dで、大変好評をいただいています。65〜42Vまでのサイズの「VT2シリーズ」に加え、世界で初めてブルーレイ3D™(*6)対応のBDドライブとHDDを内蔵したオールインワンモデルの「RT2Bシリーズ」2サイズ(46,42V)の計8モデルとラインナップを拡充し、幅広い市場ニーズにお応えしております。
一方、「より大きな画面でフルハイビジョンの3D映像を楽しみたい」というニーズも高まってきています。
このような中、3Dビエラの高画質技術に加え、業務用ディスプレイで培ってきた大画面での高速駆動技術などを組み合わせた本製品を発売することにより、当社は、3D映像商品の幅広いラインナップで、市場をリードし、新しい映像体験を創造してまいります。
- *6:“Blu-ray(ブルーレイ)”“Blu-rayDisk(ブルーレイディスク)”“Blu-ray3D(ブルーレイ3D)”はブルーレイディスクアソシエーションの商標です。
【特長】
1.新開発「高速駆動技術」により、大画面でも高精細なフルHD・3D映像表示を実現
前後の動きに加えて、新たに左右や斜めの動きも予測する「動き適応型ベクトル予測」を搭載し、高精度な発光制御により駆動スピードを速めたことに加え、残光時間を従来の1/3に短縮した「新短残光蛍光体」の採用により、発光時間を従来(*1)の4分の1に低減する「高速駆動」を実現しました。これらの新技術により、プラズマディスプレイの高速駆動の優位性をさらに高め、103v型の大画面ディスプレイにおいても、高画質3D映像表示の鍵となる二重像(クロストーク)を大幅に低減した、クリアで高精細な3D映像表示を実現しました。
2.新搭載「プロ仕様エンジン」で色表現能力を高め、高精細コンテンツをより忠実に表現
プロフェッショナル用途の当社業務用ディスプレイにも使用している「プロ仕様エンジン」を搭載。コンテンツに記録された映像情報をより忠実に再現するために、圧縮していない本来の色信号も再生できるように、画素ごとの信号処理を従来(*1)の16ビットから24ビット処理に高め、従来(*1)比2倍の色表現能力を実現しました。また、HDTV放送規格に適合した、色域を任意に変更することができるプロ仕様の画質調整機能である「カラーマネジメントシステム」により、スタジオモニターに迫る微細な描写で、映像本来が持つディテールや質感をより忠実に再現。さらに、自動的に中間フレームを生成する「24Hz画像処理技術」により、フィルムで撮影・収録された映画ソフトなども、滑らかで鮮明な映像で再現します。
3.フルハイビジョン3D対応 大画面ディスプレイ、かつてない臨場感がひろがる
今回採用のフレームシーケンシャル方式は、左眼、右眼、交互に再生される映像を専用シャッターメガネを通して見る方式です。
視差による奥行き感を脳が認識し、3D映像が楽しめるという仕組みです。
3D映像の表示には、左眼、右眼用の映像を、従来(2D表示)の2倍となる1/120秒で交互に表示する必要があり、このため表示ディスプレイには「高速表示レスポンス」が求められることになります。
プラズマディスプレイは、元来、インパルス発光方式で、応答が速い特性を持っており、この点で、3D表示に有利な特性を表示デバイスと言えます。
この有利な特性を活かし、さらに高画質の3D表示を目指し開発、実現したのが、3D対応プラズマパネルです。
(1)二重像(クロストーク:残像による左右映像の重なり)を抑えた、クリアな3D映像が楽しめる
3D表示の高画質化において、重要になるのが、『二重像(クロストーク)』です。
右眼、左眼用のそれぞれの映像が高画質でも、交互の表示で残像で左右映像が重なりあって見えるようなことがあれば、せっかくの高画質も台無しです。
また、この二重像は、黒レベルを調整し黒く塗りつぶしてしまうことで見えなくする手法もありますが、この場合には、暗部の微妙な色や明るさの違いが表現出来なくなってしまいます。
本シリーズは、高速応答表示の特性を持つプラズマディスプレイの特長を活かし、さらに、[1]短残光の「新高密度蛍光体」や、[2]新発光制御により、二重像を抑えるとともに、3Dにおいても明るさを損なわないクリアな映像を実現しました。
[1] 短残光の「新高密度蛍光体」
大幅な発光効率の向上により、蛍光体の残光時間を従来品(*1)の約3分の1まで短くすることで、残光の少ない発光を実現しました。
残光時間を短くした新発光制御とあわせ、3D映像でも、キレのよいクリアな映像を表示します。
さらに、短残光蛍光体により、2D、3D表示を問わず、一層精細感の高いくっきりしたキレイな映像をお楽しみいただけます。
[2] 残光時間を短くした新発光制御
プラズマパネルは時分割発光で、従来「暗→明」の順序で発光させていました。今回、大幅な発光効率の向上により、「明→暗」の順序で発光させることに成功。
これにより、一画面の表示において、残光は、「最大輝度からの残光→最小輝度からの残光」となり、残光時間の大幅な低減を実現しました。
●「3Dグラス」でも、二重像をさらに低減
図はイメージです |
同梱のアクティブシャッター方式「3Dグラス」は、プラズマディスプレイの発光と「レンズ部」の開閉タイミングをシンクロさせ、パネルが発光していない間は「めがね」のシャッターを閉じます。
発光にあわせた「3Dグラス」のシャッターの開閉動作により、不要光をカットすることで、二重像を低減します。
3D対応プラズマパネルと「3Dグラス」の両面から二重像を低減し、クリアな映像をお楽しみいただけます。
(2)ネイティブコントラスト(*2)で業界最高水準(*3)の500万対1を実現、深い「黒」に映像が映える
発光効率を当社09年PDP比約2倍(当社07年PDP比約4倍)に高めるとともに、予備放電レスでも発光を可能にした新開発の3D対応プラズマパネルを搭載。
これにより、1画面内で同時に表示できるネイティブコントラスト(*2)で業界最高水準(*3)の500万対1を実現、広いダイナミックレンジで、質感豊かな高画質映像をお楽しみいただけます。
●発光効率を当社09年PDP比約2倍(当社07年PDP比約4倍)に向上
プラズマ発光は大きく分けて、[1]放電で紫外線を発生させる、[2]紫外線で蛍光体が発光、[3]発光の光をパネルの外に取り出す、という3つのステップがあります。
新開発の3D対応プラズマパネルは、新技術で、これら全てのステップで効率向上に成功、発光効率を当社09年PDP比約2倍(当社07年PDP比約4倍)に向上させ、一層の高画質化と省電力化を実現しました。
紫外線変換効率UP・・・「新ダイナミックブラックレイヤー」+「新放電ガス」
発光効率向上のためには、発光量にかかわる紫外線をより多く発生させることが求められます。
紫外線は、セル内のキセノンと電子の衝突によって生じますので、紫外線発生量を増やすには、電子やキセノンを多くすることが必要になります。
新開発の3D対応プラズマパネルは、「新放電ガス」(高キセノンガス)を採用することで、セル内のキセノン濃度を増大。 さらに、新開発の誘電体材料を採用した「新ダイナミックブラックレイヤー」により、キセノンの衝突による電子放出量を大幅に増やすことに成功。 これらにより、キセノンと電子の衝突を多くし、紫外線変換効率を大幅に向上させました。 |
放電効率UP・・・ハイブリッド放電駆動 +「新ダイナミックブラックレイヤー」
従来、高キセノンガス内で放電させるには、より多くの電力が必要となり、省電力化が困難でした。
3D対応プラズマパネルは、新誘電体材料で薄膜化を実現した「新ダイナミックブラックレイヤー」により、電極間の電界強度を高めることで、小電力での放電を可能としました。 さらに、放電駆動を従来の1回から、先に低電圧で1回、その後2回目を放電させる、放電電力を2つ使い分けた新しい放電駆動法「ハイブリッド放電駆動」を開発、搭載。 これらにより、放電効率を大幅に高め、高輝度化と省電力化を実現しました。 |
光変換効率UP・・・短残光の「新高密度蛍光体」
発光効率向上のためには、紫外線を受けた蛍光体の発光量を高めることが求められます。
3D対応プラズマパネルは、粒径を小さくし、蛍光体密度を高めるとともに、残光時間を従来品(*1)の約3分の1まで短くした新蛍光体を採用。 蛍光体に効率よく紫外線をあてることにより、発光量を高め、高輝度化と省電力化を実現するとともに、短残光特性により、精細感が高く、3D表示でも2重像を抑えたくっきりキレイな映像表示を可能にしました。 |
光利用効率UP・・・ブラックストライプレス+ナロー電極
発光効率向上のためには、蛍光体からの発光を効率良く取り出すことが求められます。
3D対応プラズマパネルは、従来、前面パネルに配置していたブラックストライプを無くすとともに、電極構造もストレートにすることで、従来遮蔽されていた光の有効利用を実現。 これらにより、光の利用効率を高め、高輝度化と省電力化を実現しました。 |
<1>予備放電レス発光により、業界最高水準(*3)のネイティブコントラスト(*2)500万対1を実現
プラズマは自発光なので、「黒」の表現力が高いという特長をもったディスプレイデバイスです。
この特長を活かし、さらに「黒」表現力を高めるために、従来、安定放電・発光に必要な予備放電量の低減に取り組んでまいりました。
そして今回、新開発の3D対応プラズマパネルにより、予備放電レスでの発光を実現。
これにより、1画面内で同時に表示できるネイティブコントラスト(*2)で業界最高水準(*3)の500万対1を実現、映像表現の基本となる「黒」の高い表現力は、微妙な明るさの違いや色の違いまで、質感豊かに再現します。
図はイメージです
<2>世界最高(*4)の動画解像度(*5)で、細部の動きも、素材のディテールも繊細に描写
インパルス駆動のプラズマは、原理的に動画ボヤケが少なく、動画に強い特長をもつディスプレイデバイスです。
本製品は、この特長を活かし、さらに表示インパルスを短くすることで、世界最高(*4)の動画解像度1080本(*5)を実現。動きの早いシーンでも、フルハイビジョンならではの精細感の高い映像で、細部の動きも、素材のディテールも繊細に描写します。
また、動画解像度(*5)が一定なので、早い動きや遅い動きのシーンが混在するコンテンツでも、均質で見やすい映像をお楽しみいただけます。
さらに、短残光の新「高密度蛍光体」により、一層精細感を高め、3D表示でも2重像を抑えたくっきりキレイな映像表現を実現しました。
(3)2D表示時は、従来品(*1)約2倍の豊かな階調表現力で、微妙なグラデーションも一層なめらか
フルハイビジョン3D映像も表示できる高いポテンシャルは、2D表示時には、さらに高いパフォーマンスを発揮します。2D表示時には、従来品(*1) 約2倍の豊かな階調表現力で、わずかな明るさや色の違いも、繊細なグラデーションで一層なめらかに描写します。
図はイメージです
4.各種入力端子を装備
(1)HDMI入力端子を4系統装備
HDMI入力端子を4系統装備しています。ブルーレイDIGAなどを接続しブルーレイディスクのコンテンツやテレビ放送をお楽しみいただけます。
(2)パソコン入力端子を装備
パソコン(RGB)入力端子(ミニD-Sub15Pin)、音声入力端子を装備していますので、パソコンなどを接続し、大画面でプレゼンテーションやゲームもお楽しみいただけます。
<主な別売オプション>
品名 | 品番 | 発売日 | 希望小売価格 (税込) |
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3Dグラス | TY-EW3D10W | 発売中 | オープン価格 |
3Dグラス(Sサイズ) | TY-EW3D2SW | 発売中 | オープン価格 |
3Dグラス(Mサイズ) | TY-EW3D2MW | 発売中 | オープン価格 |
3Dグラス(Lサイズ) | TY-EW3D2LW | 発売中 | オープン価格 |
【主な仕様】
品名 | フルハイビジョンプラズマディスプレイ | |
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品番 | TH-P103MT2 | |
サイズ(アスペクト比) | 103V型(16:9) | |
質量 | スタンドあり (なし) |
約321.0 kg (約199.0 kg) |
外形 寸法 |
スタンドあり | 横幅×高さ×奥行 241.2×174.8×87.1cm |
スタンドなし | 横幅×高さ×奥行 241.2×141.9×14.1cm |
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使用電源 | AC200V(50/60Hz) | |
定格消費電力 | 約1350W | |
画面有効寸法 | 横幅×高さ×対角 226.9×127.6×260.3cm |
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画素数 | 水平1,920×垂直1,080 | |
ネイティブコントラスト(*2) | 500万:1 | |
スピーカー | 別売 <当社推奨>サウンドセットSC-HT7000 |
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接続端子 | ・HDMI端子:4系統4端子 ・コンポーネント入力:1系統:3端子(RGB) ・ビデオ入力:2系統2端子(S2映像入力:1系統1端子)音声入力(左、右)2系統 ・パソコン(RGB)入力:ミニD-Sub15Pin1系統 音声入力端子 1系統 など |
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主な同梱物 | 据置きスタンドセット、3Dグラス、リモコン、電池、電源コード、取扱説明書など |
以上