パナソニック株式会社は、9月16〜17日に、人材開発カンパニー(大阪府枚方市)で、アドバイザー5人を招き、第3回「グローバルアドバイザー会議」を実施します。
今回は「経済回復後の各国・地域の市場構造変化(消費行動の変化等)」をテーマに、当社のグローバルマーケティング戦略や事業戦略などを2日間にわたり討議します。
この会議は、(1)当社経営のさらなるグローバル化を目指し、国際的・経済的な視点で、各国政治・経済の実情などに詳しいアドバイザーから、事業戦略に対するご意見を頂く、(2)一流の見識を持つアドバイザーとの交流を通じ、グローバル人材の育成を一層強化する——との目的で、2008年から実施しています。
出席アドバイザーは以下のとおりです。また当社からは、社長 大坪文雄のほか経営幹部や若手幹部らが出席します。
【出席アドバイザー】
○アジャイ・ドゥア氏 (インド)
経済学博士で、2005年から2007年までインド工業省次官を務める。公共分野を中心に、都市開発から電力事業まで幅広い活躍をしてきた。
○ルイス・フェルナンド・フルラン氏 (ブラジル)
2003年から2007年までブラジル開発商工省大臣を務める。それ以前は一貫して民間企業で活躍、現在もブラジル最大の冷凍食品メーカー、ブラジルフーズ社の取締役会共同議長を務めるなど複数の企業経営に携わる。
○アレクサンドル・ヴォローシン氏 (ロシア)
1999年から2003年までロシア大統領府長官として、エリツィン、プーチン両大統領を支えた。その後、ロシア最大の非鉄金属採掘企業ノリルスク ニッケル社の会長も務めた。
○福井俊彦氏 (日本)
1958年に日本銀行に入行し、調査統計局長、営業局長、総務局長、理事、副総裁を歴任した後、2003年から2008年3月まで日本銀行総裁を務めた。2008年12月より、キヤノングローバル戦略研究所理事長を務めている。
○岡本行夫氏 (日本)
株式会社岡本アソシエイツ代表取締役であり、国際問題の専門家として活躍している。元外交官で、橋本内閣・小泉両内閣における総理大臣補佐官を務めた。