パナソニック株式会社は、本日「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルコンテスト2010」の表彰式を行い、グランプリ受賞作品にはオーストラリア・マディンバラ小学校の作品「地球温暖化ラップ!」が選ばれました。今回の表彰式には最終審査に残った6カ国のKWN代表校が集まり、撮影賞や編集賞などの各部門賞が発表されました。
KWNとは、世界各地の小中学校にビデオ制作用の機材を提供して行う教育プログラムです。1989年に米国で始まったKWNは今年で21周年を迎え、これまでに累計13万人以上、年間約1万人の子ども達が参加しています。
今年の「KWNグローバルコンテスト」では、「環境」と「交流」をテーマに5分以内のビデオ作品を募集し、世界23カ国(約630校)から選ばれた代表作品を、各国KWN事務局が平等に投票する一次審査を実施。次に国際的な教育関係者や映像専門家、ジャーナリストで構成されたプレミア審査員による最終審査でグランプリと各部門賞が決定されました。
今年度は6カ国の作品が最終審査に残り、本日パナソニックセンター東京で実施された表彰式に受賞校の代表が出席しました。
グランプリを受賞したオーストラリア・マディンバラ小学校の作品は、人間による資源の無駄遣いによって引き起こされている地球温暖化の危機を、ペンギンに扮した子ども達がラップ音楽にのせて訴える映像作品です。
また今回の最終ノミネート6作品は、6月にインターネット上でも公開され、一般からの投票の結果、カナダ・グロスベノール・ウェントワース・パーク校(小学校)の作品「ピア21・希望の船着場」が「ウェブ賞」に輝きました。