プレスリリース

2010年3月25日

源泉工程から電池セル生産まで一貫生産

パナソニック(株) エナジー社 住之江工場の竣工式を挙行

需要拡大に対応できる生産体制を構築


パナソニック株式会社は、3月25日にリチウムイオン電池を生産する住之江工場の竣工式を挙行しました。

リチウムイオン電池は、パソコン・携帯電話などのモバイル機器に加えて、環境対応車向け、太陽光発電や燃料電池と組み合わせた家庭での蓄電システム、バックアップ電源として、2018年度には現在の5倍以上の3.2兆円に需要が拡大すると予測されています。当社は、住之江工場をリチウムイオン電池の主力生産拠点として位置づけ、今後の旺盛な需要に対応します。

住之江工場は、昨年10月から極板製造(源泉)工程を稼働しており、本年4月より電池セルの量産を開始します。生産能力は、第1期で月産2500万個(年産3億個)を予定していますが、稼動初年度の2010年度は、月産1000万個の生産能力を持ち、市場の状況を見極めて順次ラインを設置します。生産品目は、今後さらに強まる高容量化の要請に応える当社独自のニッケル系正極を用いた高容量リチウムイオン電池が中心となります。なお、2期工事の着工時期については、市場の状況等を考慮し、判断してまいります。

住之江工場は「安全・安心・エコ工場」をコンセプトとして次の特長があります。

(1) 源泉工程から電池セル生産までの一貫生産
・最先端の高効率生産設備を導入し、生産リードタイムを短縮するなど高い生産性を実現

(2) セーフティマネジメントシステムを導入
・火災に対する未然防止・初期消火・類焼防止など多重の安全対策

(3) 建築物の環境性能を評価する「CASBEE 大阪」を適用
・事務棟:最上級のSランク 工場棟:Aランク

(4) 製造工程排水100%リサイクル
・先進の水浄化技術で製造工程の排水を100%リサイクル

当社は、住之江工場を主力工場とする既存工場を含めた生産体制を構築して、今後の需要拡大に対して、よりスピーディでフレキシブルに対応してまいります。

<住之江工場 概要>

名称 パナソニック株式会社 エナジー社 住之江工場
所在地 大阪府大阪市住之江区平林北1丁目2-63
生産品目 リチウムイオン電池
生産開始 2009年10月 極板(源泉工程)生産開始
2010年4月 セル生産開始
生産能力(第1期) 月産 2500万個 (年産3億個)を予定
2010年度:月産1,000万個
敷地面積(第1期) 約 111,000m2
延床面積(第1期) 94,000m2