パナソニック株式会社は、9月3−4日に、人材開発カンパニー(大阪府枚方市)で、昨年と同じメンバー6人をアドバイザーとして招き、第2回「グローバルアドバイザー会議」を実施します。
この会議は、(1)当社経営のさらなるグローバル化を目指し、国際的・経済的な視点で、各国政治・経済の実情などに詳しいアドバイザーから、事業戦略に対するご意見を頂く、(2)一流の見識を持つアドバイザーとの交流を通じ、グローバル人材の育成を一層強化する——との目的で、昨年から実施しています。今回は「世界の経済危機と構造変化」をテーマに、当社の事業戦略や環境経営のあり方などを2日間にわたり討議します。
アドバイザーは以下のとおりです。また当社からは、社長 大坪文雄のほか経営幹部や若手幹部らが出席します。
【アドバイザー】
- ○ポール・タグリアブ氏 (アメリカ)
- 1989年から2006年まで全米フットボールリーグ(NFL)のコミッショナーを務める。
また実業界、教育界、法曹界でも様々な活躍をしている。 - ○アジャイ・ドゥア氏 (インド)
- 経済学博士で、2005年から2007年までインド工業省次官を務める。公共分野を中心に、都市開発から電力事業まで幅広い活躍をしてきた。
- ○ルイス・フェルナンド・フルラン氏 (ブラジル)
- 2003年から2007年までブラジル開発商工省大臣を務める。それ以前は一貫して民間企業で活躍、現在もブラジル最大の食品メーカー、サディア社の最高経営責任者を務めるなど複数の企業経営に携わる。
- ○アレクサンドル・ヴォローシン氏 (ロシア)
- 1999年から2003年までロシア大統領府長官として、エリツィン、プーチン両大統領を支えた。本年1月からは、ロシア最大の非鉄金属採掘企業ノリルスク ニッケル社の会長を務めている。
- ○福井俊彦氏 (日本)
- 1958年に日本銀行に入行し、調査統計局長、営業局長、総務局長、理事、副総裁を歴任した後、2003年から2008年3月まで日本銀行総裁を務める。2008年12月より、キヤノングローバル戦略研究所理事長を務めている。
- ○岡本行夫氏 (日本)
- (株)岡本アソシエイツ代表取締役であり、国際問題の専門家として活躍している。元外交官で、橋本内閣・小泉両内閣における総理大臣補佐官を務める。