「高効率42v型PDP」と「高画質・超薄型50v型PDP」を開発

◆新材料の開発と新セル構造を採用、省電力駆動方式を新開発

PDPの放電効率を従来比3倍(*1)と飛躍的に高める新放電ガスや蛍光体、電子源を多く発生させる新材料を開発すると共に、放電領域を拡大させる新セル構造、電力ロスを3分の1(*1)に低減させる新開発の省電力駆動方式を採用しました。これにより、従来(*1)と同等の輝度を維持しながら、発光効率を3倍に高める事に成功し、従来比3分の1(*1)の消費電力を可能とする、超省エネ（省電力）42v型フルハイビジョンPDPを開発しました。

◆高効率化により実現した新パネル構造で超薄型を実現

1．における、発光効率3倍の高効率化技術により、部品点数の大幅な削減や部品の小型化・高集積化が可能になり、パネル構造や回路レイアウトの改善による抜本的な合理化を図りました。これによりPDPでは世界最薄となる厚さ8.8mm(*3)のフォルムを実現しました。

◆新開発の超高速駆動技術などにより、フル動画解像度を実現

1．における、蛍光体などの電子発生源の新材料開発に加え、映像の動きに応じて発光を制御する、新開発の超高速駆動技術を駆使する事で、世界最高のフル動画解像度1080本(*4)を実現しました。これにより、フルハイビジョンの高画質な動画映像を、ソースにより忠実に、より高精細に再現することが可能になりました。

また、この、薄型フォルムとPDPならではの超高画質を両立させた50v型フルハイビジ ョンPDPに、「WirelessHD規格に基づく無線伝送システム(*5)」を組み合わせる事により、配線の煩雑性が解消でき、多様な視聴スタイルに応じるレイアウトフリーで、PDPならではの高画質映像が提供できます。