プレスリリース

2009年1月8日

3Dの規格化に向けて開発体制を強化

「PHLアドバンスドオーサリングセンター」を開設

2月1日にアメリカ・ハリウッドに新拠点設置


本リリースの正文は「Panasonic Announces Creation of 3D Full HD Advanced Authoring Center in Hollywood」で、米国ラスベガスにて、2009年1月7日(現地時間)に発信されたものです。

 パナソニック株式会社は、現在、民生分野で実用化が期待されている3D(3次元)に関するブルーレイの規格化・開発・製品化を加速するために、アメリカ・ハリウッドにあるパナソニックハリウッド研究所(以下、略称:PHL)内に「パナソニック ハリウッド研究所アドバンスドオーサリングセンター」(以下、略称:PHL-AC)を2月1日に設立します。このPHL-ACでは、3Dに対応したブルーレイタイトル制作などの先端的なオーサリングサービスの提供を行っていきます。

 パナソニックは、2001年にハリウッドにPHLを設置し、映画コンテンツの圧縮技術、ブルーレイ規格・オーサリング技術等をハリウッドスタジオと共同で開発してきました。また更に、AV機器の画質向上に向けた技術開発を進め、その画像技術に対し高い評価を得てまいりました。

 PHLでは、同所で開発されたMPEG-4 AVC High Profile高画質エンコーダやパナソニック本社R&D部門で開発されたBD-Javaオーサリングシステム等を使って、高画質・高品質のブルーレイディスクの制作を行っており、既に100タイトル以上の先端的なブルーレイタイトルの制作実績があります。ここで制作されたタイトルは、ハリウッド内での数々の賞*1)を受賞しており、非常に高品質なオーサリング技術を有することでも定評があります。

 パナソニックでは、3Dの本格商用サービスを見据えて、PHL内に、3D関連設備*2)を拡充させるとともに、3D用MPEG-4 AVC High Profileビデオエンコーダの開発等のブルーレイオーサリングシステムの3D拡張機能の開発を推進しております。今回設立するPHLアドバンスドオーサリングセンターでは、これらの新規開発の3D ブルーレイオーサリングシステムを使うことで、3D版ブルーレイタイトルの試作を開始します。3D版ブルーレイタイトルの試作施設をハリウッドに設置することにより、ハリウッド映画産業との3Dに対する共同作業を円滑に行うことが可能になり、ハリウッドの先端的な3D映画製作のノウハウをすばやく吸収し、これをフィードバックした3D表示機器やオーサリングシステムの開発を行うことが可能になります。このように、米国映画業界の3D ブルーレイタイトルの商用化を支援することで、3D事業の円滑な立ち上げに貢献してまいります。

以上


*1) 主な受賞ブルーレイタイトル

  • 2008 DVDA Excellence Awards(2008年5月開催のDigital Hollywoodで受賞)
    • Excellence in Video Encoding: Fantastic 4 Sliver surfer
    • Excellence in Advanced Interactivity: Pirates of the Caribbean 2
    • Excellence in Menus & Presentation: Pirates of the Caribbean: At World's End
    • Excellence in TV Discs: Prison break season one
    • Excellence in Game Disc:Independence Day
  • Home Entertainment Critics Awards(2008年6月開催のHome Entertainment Summitで受賞)
    • Best Blu-ray Theatrical Title: Pirates of the Caribbean: At World's End

*2) PHLの主な3D関連設備

  • 3D対応デジタルシネマプロジェクタ(劇場用Dolby 3Dシステム)
  • 3DフルHD 103インチプラズマシステム
  • 3D対応MPEG-4 AVC High Profileエンコーダ(開発中)