プレスリリース

2008年8月1日

特定家庭用機器の再商品化料金(リサイクル料金)改定について



 松下電器産業株式会社は、特定家庭用機器再商品化法(以下、家電リサイクル法)に基づく特定家庭用機器廃棄物の再商品化等に必要な行為に関する料金(以下、リサイクル料金)を、2008年11月1日より改定します。

 具体的な改定の内容は、ブラウン管式テレビ受信機では、画面サイズが15型以下のものについて、また電気冷蔵庫及び電気冷凍庫では、170L以下のものについて、それぞれ新たにカテゴリーを設け、それらの料金を引き下げるものです。また、ユニット型エアコンディショナー(家庭用ルームエアコン)についても料金改定を行います。

<リサイクル料金改定の内容>

(1台あたり)
品目 改定料金(税込) 現行料金(税込)
ブラウン管式テレビジョン受信機    
画面サイズが16型以上のもの
現行どおり 2,835円
画面サイズが15型以下のもの
1,785円 2,835円
電気冷蔵庫及び電気冷凍庫
   
内容積が171L以上のもの
現行どおり 4,830円
内容積が170L以下のもの
3,780円 4,830円
ユニット型エアコンディショナー
(家庭用ルームエアコン)
2,625円
3,150円
* 平成20年11月1日以降、指定引取場所で引き取られた廃棄物が対象です。
* 上記料金の他に、小売業者、市町村の収集運搬料金が必要となります。

<リサイクル料金改定の背景>

 当社は、2001年4月の家電リサイクル法本格施行以来、現在までに対象4品目合計で1,500万台を越える再商品化を実施し、その適正な処理および資源の有効利用の確保等を図ることで、地球環境問題に真剣に対応してきました。

 2006年6月より開始された産業構造審議会ならびに中央環境審議会の合同会合では、リサイクル料金の引き下げについて、メーカーに対して強い期待が寄せられたと受け止めております。当社は社会の期待を真摯に受け止め、適正な排出が促進されることを目指し、テレビと冷蔵庫の小型機種及び家庭用ルームエアコンについてリサイクル料金の改定を決定いたしました。

<商品別料金改定の主な考え方>

1)ブラウン管式テレビ受信機
 2011年アナログ放送終了を控え、アナログテレビよりデジタルテレビへ需要が移行しつつあります。今後、2011年に向けて、家庭からの使用済みテレビの排出の増大が予測されるため、一般家庭での廃棄時の負担感が少しでも減じられ、適正な排出が促進されることが求められています。
 消費者の皆様のご意見も反映し、廃棄製品および料金の回収等にあたっていただいている小売業者の方々のご理解・ご協力を得ながら、15型以下のブラウン管式テレビについては、現行料金2,835円から1,785円(税込)に改定いたします。今回の料金改定も一助となり、不法投棄が減少するよう願っております。

2)電気冷蔵庫及び電気冷凍庫
 合同会合において、冷蔵庫・冷凍庫のリサイクル料金に割高感があるとの指摘をいただいております。この指摘を受け、特に採算上厳しい状況にありますが、小型というカテゴリーを設定し、170L以下の冷蔵庫・冷凍庫を現行料金4,830円から1,050円引き下げた3,780円(税込)に改定いたします。

3)ユニット型エアコンディショナー(家庭用ルームエアコン)
 資源の市場価格高や作業効率等を反映し、料金引き下げを実施いたします。

* 電気洗濯機につきましては、料金の改定は行いません。
 理由としては、近年ドラム式洗濯乾燥機が多くなり、ヒートポンプ式ではフロンの回収や破壊が必要となること、また、重量が全自動洗濯機の2〜3倍もあり指定引取場所での作業や物流コストがかさむことなどがあげられます。当社はさらなる費用の低減を目指して、今後も処理技術開発や物流の合理化等を一層進めていく予定です。

 今回のリサイクル料金改定は、お客様にお支払いいただく料金をできるだけ低減しながら、地球環境と共存していくことを目指す当社の活動のひとつです。
 当社は、今後も「人と地球にやさしいモノづくり」を目指してまいります。