品名 | ワイヤレスプロジェクター | ||
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品番 | PT-LW80NT | PT-LB80NT | PT-LB75NT |
希望小売価格 | オープン価格 | ||
発売日 | 2008年7月7日 | 2008年5月26日 | |
月産台数 | 1200台 |
松下電器産業株式会社は、埃による明るさ低下を軽減※1する「防塵構造」を採用したワイヤレスプロジェクター3機種を、2008年5月26日から順次発売します。
昨今、ビジネス・教育シーンでは、大画面による会議・授業の進行にプロジェクターが不可欠なツールとなっており、当社の液晶プロジェクターは、2001年から業界に先駆けて「ワイヤレス」機能を搭載し、スマートなプレゼンテーションを実現できるツールとして、大変好評を頂いています。
最近、従来の持ち運びで使うポータブル用途に加え、各部屋へ常時設置される「天井つり」用途が増える中、長期間使用による明るさ低下を防ぎたいとのご要望が増えています。
そこで当社は、特に「天井つり」設置において、プロジェクターの内部へ埃が入り込み、光学部品への付着が明るさ低下を招く大きな要因の一つである事に着目し、キャビネット全体を覆う「防塵構造」を採用しました。加えて、天井にプロジェクターを固定したままランプ交換が可能な「ランプ後面交換」構造で、メンテナンスの手間を軽減するなど、「天井つり」用途で便利な機能を数多く備えた本製品を開発しました。
また、パソコンのワイド画面化に伴い、ポータブルタイプのワイヤレスプロジェクターとして、業界初※2のワイドモデルPT-LW80NTをラインアップしました。さらに、「ワイヤレス」機能の操作性も向上させ、複数台のパソコンを使用する環境で、スムーズな会議・授業を行うことが可能です。本製品の発売により、多様化するお客様のニーズにきめ細かく対応します。
【特長】
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埃による明るさ低下を軽減※1、「天井つり」用途で便利な機能を数多く搭載
操作パネルに隙間のない「タッチセンサー」を用いるなど「防塵構造」を採用 -
ポータブルタイプのワイヤレスプロジェクターとして、業界初※2のワイドタイプをラインアップ(PT-LW80NT)
ワイドパソコンからスクリーン全体へ映像を表示でき、より迫力ある演出が可能 -
ケーブルの接続なく、パソコン画面が簡単に送信できる「ワイヤレス」機能
Windows®2000/XP/Vista®を始め、Macintosh(OS X 10.4/10.5)にも対応し、幅広いパソコンで利用が可能
※1 | ビル衛生管理法で定められている浮遊粉塵量の基準条件(0.15mg/m3)で、2800時間使用する環境を埃試験機再現し、当社従来品TH-LB60NTと比較した結果、明るさ低下が1/3軽減。(埃はJISZ8901で定められた試験粉を複数種使用) |
※2 | 当社調べ、本体質量3kg以下のワイヤレスプロジェクターとして。(2008年4月23日現在) |
【お問い合わせ先】
パナソニックAVCネットワークス社 システム事業グループ プロジェクタービジネスユニット マーケット・コミュニケーションチーム 大下/霜野 電話06-6905-8510(直通) ホームページURL http://panasonic.biz/projector
【開発の背景】
ビジネス・教育シーンにおけるプロジェクターの利用は確実に浸透しています。当社のプロジェクターは、ポータブル用途において、その充実した基本性能と使いやすさに、大変好評をいただいております。最近、プロジェクターの普及に伴い、従来の持ち運びで使うポータブル用途に加え、各部屋へ常時設置される「天井つり」用途が増えております。そのような中、長期間プロジェクターを使用すると、購入当初より明るさが低下しているのではないかという声も寄せられてきました。また、パソコンのワイド画面化が益々加速し、プロジェクターのワイド画面化を求める声も多くなってきています。このニーズにお応えするため、コンパクトボディを保ちながら、埃による明るさ低下を軽減※3する「防塵構造」や、天井にプロジェクターを固定したままランプ交換が行える「ランプ後面交換」構造など、「天井つり」用途で便利な機能を数多く備えた本製品を開発しました。また、ポータブルタイプのワイヤレスプロジェクターとして、業界初※4のワイドモデルPT-LW80NTを開発しました。
【特長】
1.埃による明るさ低下を軽減※3、「天井つり」用途で便利な機能を数多く搭載
また、エアーフィルターには、高い捕集効率を実現するμ(マイクロ)カットフィルターを採用しています。
■天井にプロジェクターを固定したままランプ交換が行える「ランプ後面交換」構造
コンピューター(RGB)入力を2系統、外部制御用のシリアル(RS-232C)入力など、豊富なインターフェースを装備しています。 また、後面にもワイヤレスリモコンの受信部を設置し、幅広い範囲から、リモコン操作が可能です。 |
※3 | ビル衛生管理法で定められている浮遊粉塵量の基準条件(0.15mg/m3)で、2800時間使用する環境を埃試験機再現し、当社従来品TH-LB60NTと比較した結果、明るさ低下が1/3軽減。(埃はJISZ8901で定められた試験粉を複数種使用 |
※4 | 当社調べ、本体質量3kg以下のワイヤレスプロジェクターとして。(2008年4月23日現在) |
■お部屋の電源ブレーカーを直接切る事が可能な「ダイレクトパワーオフ機能」を搭載
■万一の盗難を防ぐ「セキュリティー機能」
・ワイヤーロック取付機構 ・パスワード機能 ・操作キーロック機能 ・テキストディスプレイ機能 |
2.ポータブルタイプのワイヤレスプロジェクターとして、業界初※5のワイドタイプをラインアップ(PT-LW80NT)
「アスペクト比4:3のプロジェクター」と「4:3スクリーン」の場合 | 「PT-LBW80NT」と「ワイドスクリーン」の場合 |
3.ケーブルの接続なく、パソコン画面が簡単に送信できる「ワイヤレス」機能
※5 | 当社調べ、本体質量3kg以下のワイヤレスプロジェクターとして。(2008年4月23日現在) |
※6 | パソコンに無線LAN機能がない場合は、無線LANカードが必要です。また、Macintoshは内蔵のみ対応します。 |
■使い方が広がるワイヤレスならではの便利機能
○ | マルチライブモード: 4台のパソコン画面を同時に表示できる「4画面マルチスタイル」、「4画面インデックススタイル」、16台のパソコン画面を同時に表示できる「16画面インデックススタイル」を搭載。プロジェクターの新たな利用シーンを創出します。 |
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○ | エリア指定送信機能: パソコン画面上の任意の部分を、カーソルでサッと囲むだけで、スクリーン全体へ拡大表示できます。 |
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○ | バーチャルリモコン機能: パソコンから、ワイヤレスリモコンと同様の操作が行えます。 |
■送信先のプロジェクターを素早く検索できる「プロジェクターシグナルマップ」
プロジェクターとパソコン間の、ワイヤレス受信信号強度に応じ、接続可能なプロジェクターを3段階で、グラフィカルに表示する「プロジェクターシグナルマップ」を新採用。複数台のワイヤレスプロジェクターを、隣接する会議室や教室などで使用している場合でも、送信先のプロェジクターを簡単に素早く見つけ出せます。 また、誤接続の心配も軽減できます。 |
4.プロジェクターとしての基本性能も充実
一般のプロジェクターは明るい会議室などで使用する際、照明などの外光により、画面の視認性を低下させます。そこで、これを補正するパナソニック独自の環境照度適応型 画質補正技術「デイライトビュー4機能」を搭載しました。本機能は、照度センサーで環境照度を測定し、明るい環境でもクッキリした映像を表示できるよう、リアルタイムで画質補正を行います。適正なエッジエンハンサー処理とガンマカーブコントロールにより、鮮鋭感・明るさ感・コントラスト感を向上させ、立体的で奥ゆきのある映像を表示します。
■視聴の妨げにならない29 dB※7の静音設計
■移動に便利な軽量・コンパクトボディ、空間に溶け込むスタイリング
【需要動向】
(当社調べ) |
【業務用液晶プロジェクターラインアップ一覧】
品番 | 明るさ | 解像度 | 防塵構造 | ワイヤレス機能 | 希望小売価格 | 発売時期 |
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PT-F200NT | 3500 lm | XGAリアル対応 | ○ | ○ | オープン価格 | 発売中 |
PT-F200 | × | |||||
PT-LW80NT | 2600 lm | WXGAリアル対応 | ○ | 2008年 7月7日 | ||
PT-LB80NT | 3200 lm | XGAリアル対応 | 2008年 5月26日 | |||
PT-LB80 | × | |||||
PT-LB75NT | 2600 lm | ○ | ||||
PT-LB75 | × |
*本製品の発売により、弊社業務用液晶プロジェクターは、すべての機種で防塵構造となります。
※7 ランプエコモード時
【商品仕様】
品番 | PT-LW80NT | PT-LB80NT | PT-LB75NT | |||
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使用電源 | AC 100 V 50 Hz/60 Hz | |||||
消費電力 | 300 W | |||||
光学方式 | ダイクロイックミラーによる光分離/プリズム合成方式 | |||||
液晶パネル | パネルサイズ | 0.59型(アスペクト比16:10) マイクロレンズアレイ付 |
0.63型(アスペクト比4:3) マイクロレンズアレイ付 |
0.63型(アスペクト比4:3) | ||
表示方式 | 透過型液晶パネル3枚 3原色方式 | |||||
駆動方式 | アクティブマトリクス方式 | |||||
レンズ | 手動ズーム(1倍〜1.2倍)・ 手動フォーカスレンズ F=1.7〜1.9 f=18.5 mm〜22.2 mm |
手動ズーム(1倍〜1.2倍)・ 手動フォーカスレンズ F=1.6〜1.9 f=18.8 mm〜22.6 mm |
手動ズーム(1倍〜1.2倍)・ 手動フォーカスレンズ F=1.7〜1.9 f=18.5 mm〜22.2 mm |
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光源ランプ | 220 W UHMランプ | |||||
色再現性 | フルカラー(1677万色) | |||||
光出力* | 2600 lm | 3200 lm | 2600 lm | |||
コントラスト比* | 500:1(全白/全黒) | |||||
解像度 | 1280 ドット×800 ドット (1280 ドット×800 ドットを 超える時は圧縮表示) |
1024 ドット×768 ドット (1024 ドット×768 ドットを 超える時は圧縮表示) |
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対応 信号 |
RGB信号入力時 | (水平) 15 kHz〜91 kHz(垂直) 50 Hz〜85 Hz | ||||
Y・PB・PR信号入力時 | 〔480i〕、〔576i〕、〔480p〕、〔576p〕、〔720/60p〕、〔720/50p〕、〔1080/60i〕、〔1080/50i〕 | |||||
ビデオ/Sビデオ信号 入力時 |
〔NTSC〕、〔NTSC4.43〕、〔PAL-M〕、〔PAL60〕、〔PAL〕、〔PAL-N〕、〔SECAM〕 | |||||
接続端子 | コンピューター1入力端子(高密度D-Sub 15P・メス型) 1系統 RGB/Y・PB・PR信号 コンピューター2入力端子/PC1出力端子(高密度D-Sub 15P・メス型) 1系統 RGB/Y・PB・PR信号 ※入力/出力は選択。 ビデオ入力端子(RCAピン)1系統 Sビデオ入力端子(Mini DIN 4P)1系統 コンピューター 1/2用音声入力端子 (L・R、M3ジャック) 1系統 ビデオ/Sビデオ用音声入力端子 (L・R、RCAピン×2) 1系統 音声出力端子 (L・R、M3ジャック) 1系統 シリアル端子(D-Sub 9P・メス型) 1系統 外部制御用(RS-232C準拠) |
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外形寸法 | 横幅368mm 高さ88mm 奥行233 mm(突起部を除く) | |||||
質量 | 2.96 kg | |||||
使用パソコン の動作環境 |
OS | Microsoft® Windows® 2000 Professional SP4/XP Professional/XP Home Edition/XP Tablet PC Edition /Vista® Ultimate 32bit※/Vista® Business 32bit※/Vista® Home Premium 32bit※/Vista® Home Basic 32bit※ Apple Mac OS X Ver10.4※/Ver10.5※ ※Windows Vista®/Macintoshでは使用できる機能に制限があります。 |
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Webブラウザー | Windows®の場合 Internet explorer 6.0以上、もしくはNetscape Communicator 7.0以上 Macintoshの場合 Safari2.0以上 |
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CPU | Windows®の場合 Pentium®III以上、もしくは完全互換のプロセッサー搭載 (1 GHz以上を推奨) Macintoshの場合 1.0 GHz以上のPowerPC G4、もしくは1.8 GHz以上のIntel Coreプロセッサー搭載 |
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メモリー | 256 MB以上(Macintoshの場合 512 MB以上を推奨) | |||||
ハードディスク空き容量 | 60 MB以上 | |||||
CD-ROMドライブ | CD-ROMドライブまたはDVDドライブを搭載のこと | |||||
ワイヤレスLAN | IEEE802.11b/g対応(内蔵か、外付けのワイヤレスLANカードが正常に動作すること。) ※但し、IEEE802.11b/g対応のワイヤレスLANであっても、IEEE802.11gでワイヤレス接続できない場合があります。また、Macintoshは内蔵のみ対応します。 |
*出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2003 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書2に基づいています。
● | Pentium®は米国インテル社の登録商標です。 |
● | Microsoft®、Windows®98SE/2000/Me/XP Professional/XP Home Edition/PowerPoint®、DirectX®は米国マイクロソフト社の登録商標です。 |
● | Macintoshは米国Apple Inc.の登録商標です。 |
● | PowerPCは、IBM Corporationの商標です。 |
● | Intel Coreは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。 なお、各社の商標および製品商標に対しては特に注記なき場合でも、これを十分尊重いたします。 |