プレスリリース

2008年2月26日

工場での異常発生時に『トラブルを映像で見える化』し、モノづくり現場の課題解決を支援

トラブルの“その時”を見せる「DEJIDON」システムを発売

工場の生産性向上を支援する「工場見える化システム」の新展開


品名 DEJIDON(デジドン)
品番 Z-APTF80
希望小売価格(税込) オープン
発売日 2008年3月14日
出荷予定数 25システム(2008年度)

松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリュ−ションズ社(代表者 遠山 敬史)は、ネットワークカメラの活用で工場の生産性向上を支援する新しいシステム「DEJIDON(デジドン)」の販売を開始します。DEJIDONシステムは、生産設備や管理システム等からのアラーム情報(イベント)をサーバで収集し、ネットワークカメラ・ネットワークディスクレコーダーを制御することで、今まで曖昧だったトラブル発生時の“その時”の様子を映像で記録し「見える化」するシステムです。さらに映像と情報を工程各所に設置したディスプレイに迅速に表示し、「見せる化」することによって工場内の課題共有化を図るシステムへの発展を実現します。これまで当社が提供してきた「工場見える化システム」関連ソリューションの新たなラインナップとして、工場の稼働率向上/生産性向上に貢献するものです。

「DEJIDON(デジドン)」は、工程の異常などを通知し、工場の円滑な運用に活用されている「アンドン」の機能を、IPネットワーク(デジタル技術)と当社の映像機器により機能を強化したもので“デジタル版アンドンシステム”から命名されたものです。

一般的なアンドンの例 DEJIDON(デジドン)の表示例
* 「DEJIDON」及び「デジドン」は、松下電器の登録商標です。
* 「工場見える化システム」は、製造工程に設置したネットワークカメラから得られる映像を利用して、モノづくりの改善活動を支援するシステムです。

【お問合せ先】

  工場見える化システム(DEJIDONなど)
    ホームページ URL http://panasonic.biz/it/factory/
  松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社
<一般のお客様>
  お客様ご相談センター フリーダイヤル 0120-878-410(パナハヨイワ)
  受付:9時〜18時(土・日・祝日除く)
<報道関係者様>
  モビリティシステム本部  シナプス&ソリューション事業グループ
    シナプスネットチーム  金指、濱田 TEL 03-6379-1251

【開発の背景】

モノづくり現場で進みつつある「見える化」は一般的にITを活用した状態データの収集です。しかし収集された数値データだけでは現実に起こっている「何か」を全て把握する事は困難でした。具体的には、工場の稼動中に異常が発生した場合(停止、遅れ、規定を超えるデータを計測)、異常が発生した“その時”の現場に立ち会っていない限りは、原因究明の精度には限界があり、課題解決にも困難さが伴っています。また、データ自体も一部の管理者だけでなく、課題解決のための情報共有(見せる化)が必要となってきています。DEJIDONシステムは、これらの課題を解決し「見える化」とともに「見せる化」も実現するものです。
DEJIDONシステムでは、生産装置や管理システムからの異常信号を収集し、カメラシステムを柔軟に制御することで、異常発生の“その時”を映像でとらえて「見える化」します。さらに課題対応の迅速化、課題の共有によるカイゼン活動の効果的な推進のため、カメラ映像と異常発生時の情報をリアルタイムに現場へ配信し、各種の情報と映像を工程各所に設置したディスプレイに表示するなどモノづくりの「見せる化」にも貢献します。

【主な特長】

1)映像・情報配信システム(商品名:NMstage)との連携により「見せる化」を実現

工場内エリアごとに、または設備異常時、生産工程異常時などのイベントごとに、配信するコンテンツを制御することが可能です。異常時の迅速な対応喚起はもちろん、映像の表示によって現場で起こっているありのままの情報提供を実現します。
また現場毎に適した映像配信(動画マニュアル等)により効果的に従業員のスキルの向上に貢献します。工程にいる全員が課題を共有することで、カイゼン活動の効果的な推進と常態化が進み、工場の稼働率向上/生産性向上に貢献します。
DEJIDONシステム表示例

2)異常発生の“その時”が見える
生産設備や管理システム等の既設インフラからアラーム情報やイベント情報でネットワークカメラを制御し、タイムリーに対象箇所を録画、映像での「見える化」を実現します。
サーバアプリケーションでイベント制御を行うため、多数のイベント処理、複数のカメラ制御、アラーム情報単位での優先制御など柔軟な設定で「見える化」が可能です。

3)映像によるトレーサビリティを実現
DEJIDONシステムに蓄積されたイベント情報の履歴データを映像と紐付けて蓄積し、様々な条件での絞り込み検索が可能です。これにより、過去に遡って停止情報、異常内容を映像とともに確認する事ができ、原因究明などのトレーサビリティが可能です。

4)履歴データによる統計出力により“経営カイゼン”に貢献
イベント情報の履歴データをもとに、機械の稼働率、最大停止時間、異常発生回数、など様々な統計データをグラフ出力する事が可能です。経営指標の1つとして工場の経営改善に活用可能。
※統計データのグラフ出力機能は、お客様毎の個別対応となります。

5)導入のしやすさ
パッケージソフトであるため、当社のネットワークカメラとネットワークディスクレコーダーと組み合わせてすぐに導入・運用が可能です。また様々な条件に応じた個別のカスタマイズも可能です(各種センサー、装置、システムとの連動のカスタマイズは件名対応となります)。

【DEJIDONシステム 運用イメージ】

【生産時】の表示例
 生産目標/実績状況の表示、ライブ映像の表示(シーケンス表示など)、作業動画マニュアルの表示

【障害発生時】の表示例
 障害発生の内容表示(文字/数値)、障害箇所のライブ映像表示、障害復旧のマニュアル、災害発生時の緊急連絡

【休憩時】の表示例
 体操などの映像、安全の徹底の啓蒙映像、スキル向上の啓蒙映像、社内ニュース、イベント案内

【DEJIDONシステム 構成例】

【サーバの要求仕様など】

●DEJIDONサーバ

種別 推奨スペック
OS Windows® 2003 Server Service Pack2(日本語版)
CPU デュアルコア Xeon®3050(2.13GHz) 以上
メモリー 2GB以上
ハードディスク 有効領域800GB以上(RAID-5) ※要確認
RAIDコントローラー リード/ライトキャッシュメモリー付き
LANカード 1000BASE-T/TX/SX対応コントローラー
ドライブ CD-ROMドライブ
RDBMS SQL Server 2005

●クライアントパソコン

種別 推奨スペック
OS Windows® XP Professional Service Pack2
CPU Intel® CoreTM2 Duo E6300以上
グラフィックアクセラレータ:VRAM128 MB以上でDirectX9.0c以上の機能を持つもの
空きディスク容量:3GB以上:JPEG画像1枚100KB程度×27,000枚(15ips30分ファイル)のため(Windowsの動作、ダウンロードに必要な容量をのぞく)
ネットワークインターフェースカード:1(100 Base-TX/1000Base-T)
CD-ROMドライブ:1(本ソフトウェアのインストールに必要)
*ディスプレイを2台接続する場合は、2つのディスプレイインターフェースが必要です。
メモリー 1GB以上
ハードディスク 40GB以上
ブラウザ InternetExplorer 6.0 Service Pack 2
MPEG1、2再生ソフト MPEG-1はWindowsMediaPlayerなどのプレーヤーソフトで再生可能です。
MPEG-2は別途MPEG2用デコーダーが組み込まれたプレーヤーソフトが必要です。

●必須周辺機器

種別 推奨スペック
ディスプレイ 1024×768ピクセル以上の解像度、HIGH color16ビット以上
ネットワークディスクレコーダー 松下電器産業株式会社製 DG-ND300Aシリーズ
ネットワークカメラ 松下電器産業株式会社製 DG-NS202Aなど
Windows®はMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
CoreTM2 Duo はIntel Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
その他記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。